鷺の停車場

映画、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いていきます

中華 大島@柏(3)

お昼に柏駅近くの中華 大島に行きました。 

この日もお昼はカレーのみの営業。

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薬膳カレー(950円)。辛さは基本が1.5で、レトルトカレーでいうと辛口と大辛の間くらいとのこと。辛さの変更も可能ですが、標準の1.5でお願いしました。前回食べたシャヒジャルカレーと同じく玉ねぎをトロトロに煮込んだドロッとしたルーのカレーですが、シャヒジャルよりあっさり目な感じで美味しかった。辛さもちょうどいい感じ。

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もう1人が食べたインドカレー(800円)。標準の辛さは2で大辛より少し辛い程度とのこと。こちらはさらっとしたルーのカレーで、また違った味わい。食べた当人は、同じく柏駅近くにあるボンベイのカレーよりも好みとの評価でした。

◎中華 大島
千葉県柏市中央1-6-4(TEL:04-7164-9890)
営業時間:11:30~15:00/17:00~21:00
定休日:日曜夜の部・月曜

小説「幼女戦記」第5巻 "Abyssus abyssum invocat"

カルロ・ゼン著の小説「幼女戦記」、第5巻に進みました。

幼女戦記 5 Abyssus abyssum invocat

幼女戦記 5 Abyssus abyssum invocat

 

第4巻に続いて、あらすじ紹介を兼ねて、時期が明示されている場面を列挙してみます。

(以下は統一暦。小説の登場順)

第一章:快進撃

なお、第一章の前に、第〇章:手紙 として、基地のメアリー・スーから合州国にいる母・祖母宛てに送った手紙が記されています。

1926年08月28日 東部戦線 一等客車:再配置命令を受け、ターニャは東部戦線を離れる列車にあった。そこに、ヴィーシャが本国からの封緘命令を、鉄道局のウーガ中佐が訪れ、前線突出部での防御任務を伝達する。

1926年08月30日 東部戦線 突出部:ターニャは、つつがなく任務を遂行しつつも、損害を度外視して抵抗し、反撃を繰り返す連邦軍に苦慮する。

1926年09月12日 東部戦線 突出部 サラマンダー戦闘団:捕虜からの聞き取りで、連邦軍の兵士が、共産主義というイデオロギーのためではなく、祖国のために戦っていることを悟ったターニャは、自分が犯していた救いがたい錯誤に愕然とする。

同日 サラマンダー戦闘団駐屯地 戦闘団長公室:ターニャは機動作戦では解決しないと確信し、代替案を思い悩むが、分割統治が解決策だと思い付く。

第二章:奇妙な友情

1926年09月15日 帝都ベルン 帝国軍参謀本部:ターニャはゼートゥーア中将に、敵の支柱はイデオロギーに擬態したナショナリズムと指摘し、分割統治とそのための占領地の警察機構と民族評議会の活用を進言する。

1926年09月某日 連合王国首都ロンディニウム郊外:情報部のハーバーグラム少将が人材不足を嘆くところに、連合王国防衛会議への出席要請が届く。

1926年09月某日 連合王国首都ロンディニウム ホワイトホール界隈:連合王国防衛会議。海軍の反対を押し切ったチャーブル首相の決断で、北方航路の開設が決定される。

某日 連合王国首都ロンディニウム 首相官邸:ハーバーグラム少将がチャーブル首相に呼び出され、連邦と連合王国の間で相互の諜報活動の棚上げ、情報交流・人員交換のための連邦渡航を命ぜられる。

1926年09月中旬 モスコー 内務人民委員部仮設ビル:ロリヤは共産主義の理想を奉じる人々に幻想を見続けさせようと、党に忠実な理想主義者を外部に配置させる。

第三章:北方作戦

1926年09月28日 帝都ベルン:帰還したターニャは早速ルーデルドルフ中将から呼び出され、参謀本部に出頭。白翼大鉄十字の勲章を付与され、サラマンダー戦闘団の解隊、第二〇三航空魔導大隊を率いての北方方面での哨戒任務を命ぜられる。

1926年09月28日夕刻 帝都ベルン 将校クラブ界隈:杓子定規の衛兵によりターニャは未成年を理由に将校クラブへの入場を拒まれる。

1926年09月30日 ノルデン行き列車:ターニャは厳封された命令書を受け取る。数日後、第二〇三航空魔導大隊は北洋の空に向かい、連合王国の貨客船RSMクイーン・オブ・アンジューを攻撃するが、情報部の事前情報と異なり、連隊規模の魔導部隊が迎撃、上空に逃げる。

1926年10月05日 ノルデン北方沖:クイーン・オブ・アンジューの護衛に当たるドレイク中佐。帝国軍参謀本部直属部隊の襲撃に、他に選択肢なく、数の差で押し潰す迎撃に出る。

同日 第二〇三航空魔導大隊:迎撃するドレイクたち連合王国の二個連隊を突破してクイーン・オブ・アンジューを攻撃。艦に待機するメアリーたち義勇軍も出撃。一撃し離脱する第二〇三航空魔導大隊だったが、ターニャはメアリーに執拗に追いかけられる。

1926年10月05日午後 帝国軍基地にて:死亡4人、計10人の被害に怒り嘆くターニャ。

第四章:長距離侵攻作戦

1926年10月07日 帝国軍基地にて:デスクに向かい、要員補充申請など書類の作成に当たるターニャ。東部主戦線へ再編された戦闘団主力と共に展開せよとの再展開命令を受けるが、航空艦隊からクイーン・オブ・アンジューが港で整備中との情報を得て、同艦の攻撃を決める。

1926年10月07日夕刻 連邦領 ノヴォ・ホルモ基地:連邦軍魔導部隊のミケル大佐は、北方の軍港に訪れる連合王国の民間船の護衛を命ぜられる。

同日 連邦領域近海 帝国軍遣北洋潜水艦隊旗艦U-152:ターニャたちは潜水艦に乗り込んで攻撃に向かう。

1926年10月08日払暁 連邦領 軍港:ターニャは迎撃する連邦・連合王国の魔導部隊を蹂躙する。

1926年10月08日夕刻 モスコー 内務人民委員部:ロリヤはクイーン・オブ・アンジューを守れなかったとの報告を受け怒るが、ターニャの所在が分かったことに心ときめかせる。

第五章:時間切れ

1926年10月10日 連邦領 軍港:医療機関でドレイク中佐を連邦の政治将校・連邦軍中尉のリリーヤ・イヴァノヴァ・タネーチカが訪れてくる。ドレイクのもとにやってきたメアリーはリリーヤと友達になる。

1926年10月16日 東部戦線北東方面 サラマンダー戦闘団駐屯地:戦闘団に配属された部隊の錬度の低さに頭を抱えるターニャたち。

1926年10月19日 東部戦線北東方面 サラマンダー戦闘団駐屯地:錬度を高めるため訓練と演習を重ねる戦闘団に、連邦軍二個歩兵旅団が接近中との一報を受け、撃退する。

1926年10月20日 東部戦線北東方面 サラマンダー戦闘団駐屯地:初降雪を受け、戦闘団将校たちが越冬対策を協議する。

1926年10月20日 帝都ベルン 参謀本部作戦:予想以上に早い冬の訪れに、ルーデルドルフとゼートゥーアは撤兵を決める。

第六章:解放者

1926年11月15日 在モスコー連合王国大使館 軍事交流レセプション会場:連合王国と連邦のさらなる軍事協力の拡大と対帝国単独講和を双方に禁ずる戦時協定の成立を祝っての祝宴の場、帝国が分離主義者と手を組んで占領地域で臨時政府樹立・民政移管を進めつつあることが知らされ、ロリヤは衝撃を受ける。

1926年11月24日 東部戦線:ターニャたちのもとに、解放者たれ、との参謀本部からの布告。

同日 東部帝国軍占領地域:ゼートゥーア中将がラジオで民族主義団体の指導者らに、連邦が共通の敵であると語り掛け、軍政地域の民政移管を宣言する。

 

副題の"Abyssus abyssum invocat"(アビュッスス・アビュッスム・インウォカト)とは、「地獄は地獄を呼ぶ」といった意味のラテン語だそうです。一番最後の場面、民政移管を宣言したゼートゥーア中将が内心で「地獄は地獄を呼ぶというわけだ。クソッタレめ。」と自嘲するところで、この巻は終わっています。

泥沼化する戦争で、何とか現実解を見つけようとするターニャやゼートゥーアたち。兵士が畑でとれる(と皮肉したくなるほどに豊富な)連邦とは異なり、人的・物的資源に限界のある帝国は、真綿で首を締められるように苦しくなってきています。劇場版冒頭のシューゲルのセリフから察するに、歴史上の流れと同様、いずれは敗戦に至るのだろうと思いますが、第二次世界大戦でのドイツのように本土にも手痛い傷を負って瓦解するに至るのか、もっと穏健に手を打てるのか、いずれにしても重い展開になりそうです。

「映画ドラえもん のび太の月面探査記」

MOVIX柏の葉で子どもの連れ添いで「映画ドラえもん のび太の月面探査記」(3月1日(金)公開)を観ました。

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映画館の入口には、記念撮影用でしょうか、こんなものもありました。

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上映は360席のシアター2。一見すると、小さい子ども連れを中心に、少なくとも100人以上は入っているようでした。

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ドラえもんの映画といえば、自分が子どもの頃、劇場版第1作の「のび太の恐竜」をテレビで見て、子ども心にとても感動した記憶があります。それ以降の作品もテレビなどでちょこちょこ見てきたような気がしますが、最近の作品はほとんど観ておらず、実際にスクリーンで観るのは初めて。

直木賞(2012年)や本屋大賞(2018年)などを受賞している小説家の辻村深月が脚本を担当しています。

公式サイトのストーリーから引用すると、

『月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。そこでドラえもんひみつ道具<異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。

そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子どもたちと出会う。

すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現れる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまう!

はたしてのび太たちはルカを助けることができるのか!?』・・・というあらすじ。

今のドラえもん映画はこんな感じなんだなあ、というのが率直な感想。

最近の他の作品と見比べたわけではないのですが、私の印象に残っているのは、藤子・F・不二夫が直接脚本などで関わっていた時代の作品なので、その印象からすると、道具の使い方や、設定の仕掛けが凝っている感じ。今の子ども向けには、このくらいの方がいいのかもしれませんが、それなりに年をとった私のような人間には、ちょっと凝りすぎで興ざめに感じる部分もあって、もう少しストレートに描けばいいのに、と思ってしまいました。

とはいえ、全体はうまくまとめています。途中のビンタのシーン(観た人には分かると思います)で不覚にも涙したのは、自分が親だからでしょうね。子どもも、ラスボスの設定が予想外でやや納得いかなかったようですが、十分満足した様子でした。