鷺の停車場

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ガイアの夜明け@テレビ東京

テレビ東京の「ガイアの夜明け」を観ました。

新入社員の退職を防止するため、「プチコミファミリー制度」という独自の取組を進めている会社が紹介されていました。

その会社は、山間部にある社員百数十人の企業。立地もあるのでしょう、以前から若手社員の退職が問題になっていたようで、退職した社員の、周りに相談する人がいない、上司は評価をする人なので相談できない、といった声を踏まえて導入したものだそう。

この制度、新入社員を含めて、社員同士が気軽に相談できる環境を作ろうという狙いで、様々な部署や年代の社員を、新入社員を含めて、7~8人の単位で「プチコミファミリー」という一種のチームを構成し、その各メンバーに「長男」「次女」「四男」といった肩書き(役割?)が割り振られます。番組で紹介されたプチコミファミリーは、部長さんが「長男」、それぞれ異なる部署の社員が、年代等に応じて「次女」「三男」などになり、新入社員の女性が「四女」になっているという感じ。

プチコミファミリーの飲み会で交流を深めることから始まり、年に1回、プチコミファミリーの旅行会を行うことができ(年700万円の費用は会社負担だそう!)、目的地やその行程、何を食べるかなど、旅行内容もプチコミファミリーの中で検討して決め、実行していきます。

そういう取り組みの中で、若手社員も、次第に部署や年代が異なる他の「ファミリー」に気軽に話すことができるようになった、という内容でした。なお、取材映像でのファミリーの会話のやり取りをみる限り、プチコミファミリーは年度単位で組み直されるようでした。

立地柄、一人暮らしも多く、また、社員も百数十人と、全員の顔を覚えることも不可能ではない程度の規模であるという会社だから、こうした取り組みがよく機能するという面はあるのかもしれません。もっと規模が大きかったり、業務内容が幅広い会社だったりすると、他のメンバーの業務内容が具体的に分からず、相手の話にあまり共感が持てないといったこともありそうです。お互いが顔を合わせることがある程度の範囲でチームを組む方がうまくいくような気もします。
ただ、部署や年代を超えて社内に気軽に話せる相手を作ることによって、一人で悩まず、相談できる環境を作ろうというのは、確かに面白い取り組みです。若手の早期退職だけでなく、例えば、パワハラといったような、職場で生じるかもしれない様々な問題を抑止するのにも効果があるかもなぁと思いました(パワハラ上司が同じチームのメンバーに入っていたら??ということもあるかもしれませんが……)