鷺の停車場

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ペットショップ

前々から子どもが犬を飼ってみたいというので、休日の午前、セブンパークアリオ柏にあるペットショップのコジマに行ってみました。

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店頭右手には猫のゲージが6つほど。バックヤードにいる猫も含めこのほかに5~6匹くらいいるようです。
入って右手が犬と猫の展示コーナー、左手にはペットフードをはじめ各種ペット用品売場、奥にはアクアコーナーやトリミングなどがあります。f:id:Reiherbahnhof:20170903205842j:plain
犬の展示コーナー。全部で20頭強という感じ。予想より多くてちょっと驚きました。
展示数の差からすると、たぶん猫よりも犬の方が売れるんでしょうね。
犬種は小型犬が中心でトイプードル、ミニチュアダックスフンドポメラニアン、チワワなど、中にはハーフもいます。柴犬やビーグル、セントバーナードなど中型犬、大型犬もいました。基本的にすべて産まれて数ヶ月の仔犬で、値段は10万円をちょっと切るくらいのものから、40万円を優に超えるものまで様々ですが、多くは15~25万円の範囲内という感じ(いずれも税抜き)でした。

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個人的には気に入った柴犬。7月産まれのオスで税抜き18.8万円との値札ですが、写真では右下に切れている部分に10/1まで13.8万円にプライスダウンとありました。
ただ、犬の大きさ的にちょっと厳し目な上、可愛い犬を望む子どもの好みとも合わず、早々に断念。

その当人は、トイプードルが一番のお気に入りのようでしたが、いかにも愛玩犬というビジュアルに他の家族がちょっと抵抗があったのと、値段的にはちょっと高めだったので、とりあえず保留にして、ほかの犬も見てみます。

ミニチュア・ロング・ダックスフンドも悪くないなあと思ったのですが、ゲージから出して抱かせてもらうと、服に毛がいっぱい付いてしまうので、抜け毛を嫌う家族の希望に合わずやはり断念。

ほかのゲージをひととおり見ていくと、シー・ズーというこれまで知らない種類の犬に目が留まりました。紹介文に無駄吠えが少ないとあります。しばらく見ていても、ワンワンキャンキャン吠えることはなく、おとなしくしています。
実は以前、ポメラニアンの子犬を譲りたいという方から、試しに1週間ほどお預りして飼ってみたことがあるのですが、吠えたり、飛びついたりすることが多くちょっと大変だったことがあって、家族も、あまり吠えたり飛び跳ねたりしない犬が好みのようだったので、試しに勧めてみました。

鼻ぺちゃな顔、比較的ずんぐりした体形というビジュアルのためか、最初はあまり気乗りしないようでしたが、抱かせてもらうと、犬は、暴れたり吠えたりすることもなく、おとなしく従順に抱かれています。子どもも家族も、そうして抱いているうちに、気に入ってきたようで、次第にその犬を買いたいという雰囲気に。

もう1つのネックは値段です。犬を買うとなると、そのほかに、ゲージなどの各種グッズも必要になりますし、初回ワクチン代などの諸経費もかかります。
この犬も、トイプードルやダックスフンドと比較すればちょっと値段が安めですが、ゲージをはじめとする初心者用グッズセットと、諸経費を合わせるた合計では、20万円を軽く超えてしまいます。
しかし、店員さんも脈があると踏んだのでしょう、店頭に表示はありませんが、トータル20万円ジャストにしますよ、と畳み掛けてきて、これで交渉妥結。都合2~3万円の値引きになりました。

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他のお店で買い物などした後、犬を引き取りに伺うと、我が家で買った犬のほかにも、3~4頭ほどのゲージで「新しい家族が決まりました」と売約済の表示がされていました。たった数時間でけっこう売れるんだなぁと改めて思いながら帰りました。