鷺の停車場

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魚の蔵@柏

ある土曜日、柏駅東口の「魚の蔵」に行きました。

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お店は、柏駅東口を出て、旧水戸街道沿いにあるマツモトキヨシの脇の路地を少し入ったところ、駅からは徒歩5分くらいの場所にあります。日立柏サッカー場に行く(おそらく最短の)ルート沿いでもあります。おぼろげな記憶では、数年前までは確かお蕎麦屋さんだったように思いますが、その後に入る形で2016年にオープンしたお店のよう。
以前にも行ったことがあって、お魚の美味しさももちろんですが、まだ30代のご主人も気さくで、気に入っているお店の1つなのですが、子連れで行くお店ではない(と思っている)ので、なかなか行く機会がなく、この日は久しぶりの訪問。

22時少し前という遅めの時間ですが、お店は(満席ではないものの)けっこう賑わっています。店内は、オープンキッチンを囲む10席くらいのカウンター席と、テーブル席を合わせて25席くらいの規模でしょうか。この日はカウンターに座ります。

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この日のフードメニュー。オープンキッチンの上に貼り出してあったお勧めメニューを見ると、このほかにくえや穴子もあるようです。

まずは刺盛り2人前と生かきポン酢を注文。まずはハートランドビールを飲みながら、付け出しのミニおでんをいただきます。

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ご主人に料理に合いそうなお勧めの日本酒をお任せで注文。

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この日の日本酒メニュー。少しずつ入れ替えているようで、以前に来たときとは品揃えが変わってました。

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ご主人のセレクトは、まず料理が生ガキから出るということで、カキ専用?の「山和」(宮城)。

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生ガキポン酢。活きがいいのでしょう、独特の臭みをあまり感じずに食べることができます。日本酒との相性も上々、さすがです。 

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刺盛り(2人前)。その日の魚によって品揃えは変わります。左から、右から、炙りニシン、初カツオ、ウニ、ノドグロスミイカ寒ブリ、ホッキ貝、甘エビ。 

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ちなみに、別の日に来たときの刺盛り。左から青葉鯛、ウニ、鰯、本マグロ、ホッキ貝、寒ブリ、太刀魚という感じ(ちなみに奥はカキフライ)。その上の写真のこの日の刺盛りとはだいぶ違います。
なお、魚は松戸の市場で仕入れることが多いそうですが、マグロなど築地から取り寄せている魚もあるそうです。

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お刺身に合う日本酒を、とお願いしたら、「くどき上手」をセレクトしてくれました。どちらかといえばしっとりした味わい。

オープンキッチン上に貼り紙のあった穴子と野菜の天ぷらをお願いすると、この日はもう穴子が売り切れとのこと。何か天ぷらでお薦めありますか、とお聞きすると、メニューにはありませんが、カキの青のり天ぷら(+イカ天添え)を作っていただけました。

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右上に2~3つあるのがリング状のイカ、手前がカキです。 

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次にお勧めで出していただいた「桃の滴」。詳しい味わいはあまり覚えていませんが、料理との相性はよかったです。

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焼き魚のお勧めということで注文しためかじき西京焼き。 これも満足。

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イワシの刺身。手前が炙り、奥は生です。 鰯の刺身は外れだと辛いので日ごろは敬遠しがちで、こういうお店でないと安心して注文できません。期待どおり、全く臭みもなく美味しくいただけました。

このほかに日本酒や料理をもう少しいただいて、お勘定は1人1当たり5~6,000円。いつものとおり大いに満足して帰りました。