鷺の停車場

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映画「恋は雨上がりのように」

MOVIX亀有で「リズと青い鳥」を観た後、引き続いて映画を観ました。

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「リズと青い鳥」を観る前には周囲のテナントはシャッターが下りていましたが、終わった後に出てきてみると、既にショッピングモールも開店していて、このにぎわい。

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続いて観たのは「恋は雨上がりのように」(2018年5月25日(金)公開)。

もともとは、この映画まで観る予定はなかったのですが、ちょっと勘違いもあって、勢いでチケットをネット予約してしまったので、行きがかり上、「リズと青い鳥」に引き続いて観ることに。同じ日に映画を立て続けに観るのは、名画座で3本立てのオールナイト上映など観たりした学生時代以来かなあ。 

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恋は雨上がりのように」は、この週末から公開の作品、館内にもポスターが。監督は永井聡。そういえば、公開初週の封切作品の上映を観るのはたぶん初めて。

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今度は、この映画館で一番大きい460席のシアター10。
入ってみると、公開直後にもかかわらず、それほど埋まっていません。もしかすると先に観た「リズと青い鳥」とさほど変わらない人数だったかも。

冒頭、オープニングロールで主題歌が流れる中、走る橘あきら(小松菜奈)の映像を見て、結構ハチャメチャ系の映画なのかなあと思って、ちょっと後悔したのですが、最後まで観ていくと、そうした懸念はいい意味で外れました。
アキレス腱の怪我で打ち込んでいた陸上から離れたあきらは、バイト先のファミレス店長の近藤正己(大泉洋)に純粋な恋心を抱き、告白するが、バツイチ・子持ちの近藤は、それを正面から受け止めることを躊躇する。しかし、交流を深めていく中で、2人はそれぞれ抱いていた挫折感と諦めから少しずつ立ち直り、前向きに生きるようになっていく、というのが物語の大きな流れですが、ところどころちょっとした笑いの要素を織り込みつつも、全体としては、その道のりを、飾りなく真っ直ぐに描いていて、心にしみるところもあり、観て良かった。現実的には、まず起こりそうにない設定ですが、あきらが、イケメンのバイト仲間ではなく、冴えないオジサンである近藤に魅かれるのは、夢を実現できないまま、諦められないでいる近藤に自分に近いものを感じたからなのでしょうか。
小松菜奈大泉洋の主役2人をはじめ、俳優陣も好演で、思わぬ拾い物をした、というのが正直な感想で、清々しい気持ちで帰路につけました。

なお、観る際は知らなかったのですが、後で調べてみたら、「ビックコミックスピリッツ」に連載していた同名のマンガが原作で、テレビアニメ化もされていたよう。ただ、マンガの最終回は今年の3月だったそうなので、おそらく、映画の脚本や撮影は、マンガの最終回を待たずに製作されたのでしょう。 エンディングは、マンガとテレビアニメと映画と、それぞれ多少の違いがあるようです。機会あれば、原作のマンガも読んでみようと思います。