鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

映画「ペンギン・ハイウェイ」

休日にMOVIX柏の葉に行きました。

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日曜の朝8時前ですが、パラパラとお客さんがやってきます。

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この日の上映スケジュール。

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観たのは、この週末から公開された「ペンギン・ハイウェイ」(8月17日(金)公開)。

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客席103席のシアター6。スクリーンサイズは3.7m×6.8mです。朝8時からという早い時間だからか、観客は15人ほど。

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(以前もらったチラシ)

やはりアニメ映画化された「夜は短し歩けや乙女」などを書いた森見登美彦の同名の小説のアニメ映画化だそうですが、原作は未読。監督はこれが初の長編映画となる石田祐康。

最初のうちは、普通の現実的な世界を描いているのだろうと思って観ていて、コーラ缶がペンギンに変身するシーンあたりは、まだ比喩的な表現なのかなあと感じていたのですが、「海」が出てくるあたりには、ようやく非現実的な世界を描いたファンタジーであることが分かってきました。

アオヤマ君とお姉さんがなぜ最初から親しい関係にあるのか、お姉さんとペンギンの関係、「海」の膨張など、背景の説明がなく(原作では描かれているのかもしれませんが)、スッと入ってこない部分もありましたが、アオヤマ君とハマモトさんの小学4年生らしからぬ科学者ぶりもいい感じで、途中いろいろ考えさせられたり、ホロッとするシーンもあり、観終わった後は爽やかな気持ちになる映画でした。個人的には、少し前に観た「未来のミライ」よりも気に入りました。
ところで、脱線になりますが、ハマモトさんの声が「この世界の片隅に」で主人公すずさんの妹のすみちゃんの声と同じ(潘めぐみ)だったのは、エンドロールを見るまで気付きませんでした。

子どもには理解できない要素もあると思いますが、一緒に観た小学生の子どもはかなり満足していたので、子どもにも子どもなりに十分楽しめる映画になっていると思います。