鷺の停車場

映画、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いていきます

映画「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」

映画「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」(11月30日(金)公開)を観に行きました。

f:id:Reiherbahnhof:20181215032346j:plain
行ったのは、MOVIX亀有。

f:id:Reiherbahnhof:20181215032411j:plain
この日の上映スケジュール。

f:id:Reiherbahnhof:20181215032452j:plain

f:id:Reiherbahnhof:20181215032458j:plain
上映は139席のシアター2。平日の夜とあってか、お客さんは10人ちょっとという感じ。

f:id:Reiherbahnhof:20181215032527j:plain

f:id:Reiherbahnhof:20181215032530j:plain
(以前もらったチラシ)

「RAILWAYS」シリーズの第3作で、第1作の一畑電車、第2作の富山地鉄に続き、ローカル鉄道の肥薩おれんじ鉄道を舞台とした作品。監督・脚本は、以前DVDで観た「バースデーカード」でも監督・脚本を務めていた吉田康弘

イラストレーターの夫・修平(青木崇高)とその連れ子の駿也(歸山竜成)と東京で暮らしていた晶(有村架純)は、修平が急死し、アパートも追い出されて、駿也とともに共鹿児島に住む修平の父の節夫(國村隼)のもとに転がりこむ。肥薩おれんじ鉄道の運転士を務める節夫は、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、一緒に暮らし始める。晶は、鉄道好きの修平の影響で電車が好きな駿也のため、肥薩おれんじ鉄道の運転士募集に応募して採用され、運転士を目指して頑張る中で、トラブルを乗り越え、3人は新しい家族として出発していく・・・というあらすじ。

感想を一言で言えば、途中涙しつつ、最後は心暖まる、なかなかいい映画。

まだ25歳の女性が、生活のためとはいえ、夫の連れ子とともに会ったこともない義父のもとに転がりこみ、一緒に暮らし始めるという基本設定は、実際にはまずあり得ないだろうと思いましたが、それを気にしないようにして観ていくと、節夫が駿也と晶を受け入れる背景にある過去など、晶や節夫たちの生き方・行動につながるエピソード(伏線)も織り込みながら、3人のそれぞれの思いがうまく描かれています。家族をテーマにした人情劇(悪い意味ではありません)、個人的には松竹の作品らしいなあと思いました。

俳優陣では、仕事一筋で不器用だけど心根は優しい義父の節夫演じた國村隼の味のある演技が特に良かった。有村架純は、こういう境遇にあれば自然にじみ出ていそうな、深刻さというか、苦労している雰囲気をほとんど感じなくて、現実にはないだろうなあという印象をさらに強めたように思います。ただ、それが、どこかほんわかした雰囲気を醸し出して、深刻な暗い方向に傾き過ぎない映画にしていた気もして、これは一長一短でしょう。その他の俳優陣も好演。個人的には駿也の小学校の担任役の桜庭ななみが印象的でした。

f:id:Reiherbahnhof:20181215032622j:plain

f:id:Reiherbahnhof:20181215032625j:plain

f:id:Reiherbahnhof:20181215032639j:plain

f:id:Reiherbahnhof:20181215032648j:plain
そういえば、公開前にはこのようなロケ地マップも配布されていました。肥薩おれんじ鉄道は、昔仕事で行った折に一度乗ったことがあるのですが、その時乗ったのは熊本県側で、この映画で主要な舞台となっている阿久根を含め、鹿児島県にはいまだに行ったことがありません。ロケ地めぐりをすることはないでしょうが、いずれ鹿児島県には一度は行ってみたいなあ。