鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

テレビアニメ「Just Because!」を見る②第5話~第8話

dアニメストアで見始めた「Just Because!」の続きです。(以下<  >内は公式サイトからの引用です。)

第5話:Rolling stones

<あの日、葉月から陽斗に告げられた返事は、「ごめん、付き合えない」だった。直後は強がってみたものの、陽斗の気持ちは少しも晴れないまま短い冬休みは終わる。それは、大晦日に自分の気持ちを美緒に言いかけた瑛太もまた同じ。何の解決もないまま、三学期初日を迎えてしまう。
一方、葉月は陽斗からの告白のことで、美緒に相談を持ち掛けていた。生まれてはじめてされた告白。突然のことで咄嗟に断ってしまったことを葉月は気にしていた。もっとちゃんと考えて返事をするべきだったのではないかと……。
美緒はそんな葉月に、今の気持ちを陽斗に伝えてあげるのがいいと思うと答えていた。
その日の夜、陽斗のもとに葉月からLINEが届いた。明日、少しだけ時間いい?>

冬休みが明けて、瑛太は転校して初めての登校日を迎える。それぞれ複雑な思いで登校する瑛太、美緒、葉月、陽斗。瑛太は残り期間が少ないため、クラスに配属されず、別室で時間を過ごす。そこに、瑛太を探し回ってようやく見つけた恵那がやってくる。放課後、美緒は、初詣で言い過ぎたことを詫びようと瑛太がいる部屋に向かうが、瑛太は恵那に付きまとわれながら部屋を出ていき、機会を逸する。部室の掃除の手伝いに行った陽斗は、就職する自分は野球ももう終わりだと思い、自分のグローブをゴミ置き場に捨てて帰っていくが、下足場で陽斗を目撃した瑛太は、グローブを拾い上げて持ち帰る。

葉月や依子と一緒に帰ることになった美緒は、葉月から相談を持ち掛けられる。陽斗とほとんど話したことがなく、知らないことが多いし、兵庫の大学への入学が決まっているので卒業後は離れ離れになってしまうから、と付き合うことをためらう一方で、あの日から私、相馬君のことばかり考えている、と言う葉月に、美緒は、もう一度、陽斗に気持ちを伝えることを勧め、葉月は頑張ってみると答える。

就職する工場の先輩から草野球に誘われ、瑛太を連れてグラウンドに向かった陽斗は、メンバーの負傷で途中出場することになる。以前拾い上げた陽斗のグローブを渡す瑛太。その帰り、瑛太は美緒の志望大学の赤本を買うが、バス乗り場で美緒と鉢合わせする。バスの中で、美緒は瑛太に、相馬のこと、少しはっきりさせようと思ってる、と語る。

第6話:Restart

<葉月からのLINEにびびって返事ができない陽斗。すでに三日が経過していた。そのことを学校の昼休みに瑛太に伝えに行くと、瑛太から一打席勝負を挑まれる。またホームランを打って自信をつけて、葉月に返事をすればいいというのが瑛太の考えだった。
最初は気が乗らない陽斗だったが、瑛太の本気の投球を目の当たりにして火が付く。そして、何球もファールで粘ったあと、豪快なホームランを放った。
その勝負を遠巻きに見ていた美緒は、本気になっている瑛太の姿に気持ちを駆り立てられる。がんばらないと。葉月もがんばると言っていた。周囲の変化に背中を押された美緒は、中学時代からこじらせている片想いに区切りをつける決意を固める。美緒は、思い出の消しゴムを陽斗に返すのだった。>

葉月からのLINEに戸惑い、返事ができない陽斗。昼休みに瑛太の部屋に押し掛ける恵那は、美緒の志望校の赤本を開く瑛太に訝しむ。そこに陽斗がやってきて、葉月からのLINEに、はっきりさせるのが怖いと打ち明ける。瑛太は、陽斗の気持ちをはっきりさせようと、グラウンドに引っ張り出し一打席勝負に誘う。ネット裏で廊下からそれを見つけた葉月は、心を突き動かされ吹奏楽部の楽器置き場に走る。ホームランを打つ陽斗を見つめていた美緒は、私も頑張らなきゃとつぶやく。その帰り、下足場で陽斗を呼び止めた美緒は、消しゴムを渡して、中学校の時にもらった消しゴムの代わりを返そうと思ってずっと忘れていた、と言って帰っていく。その光景を目撃した葉月は、美緒が陽斗に好意を寄せていたことに何となく気付く。

センター試験の前日、消しゴムを返したら、宿題終わったみたいにすっきりしてて、と友人に語る美緒。河川敷でトランペットを吹く葉月に、依子は陽斗を呼び出し、二人きりで話させる。陽斗の求めに応援歌を吹く葉月。その頃、瑛太は美緒の第一志望校への受験願書を出すのだった。トランペットを吹き終わった葉月は、陽太にもう一度返事をしなきゃと思っていたと語り、もし相馬君がいいならもう少し考えさせてほしいと伝えると、陽斗は喜びを爆発させる。

第7話:Snow day

<最初の一打席勝負以来、瑛太はランニングを日課としていた。ホームランを打たれた悔しさが瑛太を走らせていた。
センター試験の前日。この日も瑛太が走っていると、家の近くでパトカーのランプに気が付く。すぐ側には、なぜだか恵那の姿があった。勝手に写真を撮ったとかで、男性に文句を言われて絡まれていた。
少し怯えて、しょんぼりした様子の恵那を送って帰る途中、恵那にとって写真部が大事な居場所であることを瑛太は聞かされる。たった三人の部員しかいないけれど、やっと見つけた場所なのだと……。
それを聞いた瑛太は、コンクールに自分の写真を出すことを承諾。喜ぶ恵那に背中から抱きつかれる。そんなふたりのことを、予備校から帰る途中だった美緒が見ていた。
大雪の舞うセンター試験当日。交通機関はマヒして、美緒は駅で足止めされてしまう。そこに突然瑛太が現れて、ますます戸惑う美緒を試験会場まで連れていく。
そうした中で、美緒は中学生だった頃のことを思い出していた。美緒が困っているとき、瑛太は何も言わないで、美緒のことを助けてくれていたことを……。>

センター試験の前夜、写真撮影中にトラブルに巻き込まれ落ち込む恵那は、コンクールで賞を取らないと写真部がなくなってしまう、やっと見つけた場所なのに、と語る。その思いに瑛太が写真を使うことを許すと、恵那は喜んで瑛太に抱きつくが、たまたまバスで通りかかった美緒はそれを目撃し、複雑な気持ちになる。

翌朝、センター試験の日、大雪で交通機関が混乱しているとのニュースに、瑛太は家を飛び出し、いつも肝心なときに限ってうまくいかない不器用な美緒を思って走り出す。駅で美緒をつかまえた瑛太は美緒の手を引っ張り、運転を再開した電車に乗せて試験会場まで連れていく。混乱して気持ちが切れそうになる美緒を励ます瑛太に、美緒はすっきりした気持ちで試験に臨む。その頃、恵那はコンクールに出す写真を発送するのだった。その頃、妹と服を買いに来た葉月は、地味すぎる姉を心配する妹の勧めで、勇気を出して少しおしゃれな服を買う。

センター試験の帰り、美緒は中学の頃、困ったときには何も言わずに助けてくれた瑛太を思い出す。でも、瑛太は無愛想で肝心なことを何も言わない。恵那から話がしたいとLINEが入り、駅で待つ恵那が、瑛太をデートに誘ってもいい?と聞くと、美緒はダメ、と答えるのだった。

第8話:High Dynamic Range

センター試験が終わったらやろうと話していたお疲れ会が、葉月の家で開かれる。集まったのはグループ「えのすい」の五人。
その集まりの最中、美緒は瑛太のことを気にしている。センター試験からの帰り道で、恵那に言われたことが気になっていた。恵那は瑛太のことをデートに誘ってもいいか、美緒に聞いてきたから……。それに、美緒はダメと答えていた。
翌日の日曜日。恵那に呼び出された瑛太は、待ち合わせ場所に向かう途中に美緒とばったり遭遇する。予備校に行くかと思えば、途中までついてきて、何か不満そうな態度。わけがわからないまま、恵那と合流してしまい、ますます居心地の悪い空気になる。
結局、理由がわからないまま美緒とは別れ、瑛太は恵那とふたりで江の島に行くことに。はたから見れば、それはデートをしているような光景だった。>

センター試験の後のお疲れ会、陽斗は緊張して葉月の家を訪れる。訪れた4人は葉月が作る鍋に舌鼓を打つ。そこに現れた双子の弟は陽斗の来訪を喜んで捕まえる。一方、瑛太をどうやってデートに誘おうか悩む恵那。すっかり瑛太を好きになっていたのだった。買った服をなかなか着ることができない葉月。ちゃんと考えて返事する、と言った自分に向き合うのだった。その頃、帰りのバスで美緒の志望校を受験すると陽斗に打ち明ける瑛太。そこに、恵那から11時に江ノ島駅で待ち合わせ、とのLINEが入る。

待ち合わせに向かう瑛太は、途中で美緒と出会う。気まずい雰囲気の中、モノレールで待ち合わせ場所に向かう瑛太だが、途中駅で恵那が乗ってくる。気まずい雰囲気に途中で降りる美緒。瑛太江ノ島で撮影にいそしむ恵那に付き合う。その頃、美緒は予備校で勉強に励むが、心が入らない。

瑛太は撮影に打ち込む恵那をスマホで写真に撮るが、それを恵那に見つかり、いたずらで待ち受け画面に設定されてしまう。瑛太は変更の仕方がわからずそのままにして帰ろうとするが、もう一か所、付き合ってほしいところがあると写真部の部室に連れていかれ、瑛太の転校前の校内の様々な光景の写真を見せる。その帰り、美緒に今すぐ告白できないから同じ大学を受験すると言う瑛太に恵那は、コンクールで入賞したら瑛太先輩に告白する!と言って別れるのだった。そこに、思い切って髪型を変えイメージチェンジした葉月が通りかかる。すぐに自分と気付かない瑛太に、やっぱり似合ってないかな、と恥ずかしがる葉月に、瑛太は、いえ、似合ってます!と返事するのだった。

見方によってはベタな恋愛ものですが、こうした展開は個人的にはいい感じ。続きは改めて。