鷺の停車場

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日帰りスキー@川場

ちょっと前になりますが、週末に日帰りで川場スキー場に行ってきました。

関越道の渋滞を避けようと早起きし4時半頃に出発。順調に5時10分頃に大泉から関越道に入り、特に渋滞にはまることなく6時半頃には赤城高原SAに。予想以上に順調だったので、ここでちょっとだけ休憩。 

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15分くらい休憩して出発、6時50分頃には沼田インターを出ます。インターからスキー場までは18kmほど、途中からはそこそこ勾配のある上り坂が続くので、 路面の凍結があると、スタッドレスタイヤを履いていても、FF車ではしんどいかもしれません。そのような車向け?に、インターから6キロほどの「道の駅川場田園プラザ」から無料シャトルバスも出ているようです。
この日は、路面にほとんど雪はなく、山道をずんずんと上がっていくと、スキー場が見えてきます。

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写真は帰りに撮った午後の様子ですが、スキー場ではなかなか見ない大規模な立体駐車場が視界に入ってきます。1~6階が駐車場、7~8階がいわゆるセンターハウスという造りになっていて、係員の案内に従い、上の階の駐車場から駐車していきます。この日は7時15分頃に到着して3階の駐車場でした。
なお、駐車場は、立体駐車場のほか、写真手前の屋外第1駐車場、さらに、上り坂の途中に屋外第2~5駐車場があるようですが、これまで何回か来た限りでは、休日でもリフト運行が始まる時間くらいまでに到着すれば、立体駐車場に入ることができていますが、帰りに通って見る感じでは、少し離れた屋外駐車場まで車が入るのが通常です(この日は第4駐車場まで車が入っているようでした)。立体駐車場はエレベーターでセンターハウスに直結していて、歩く距離が短くて済みますし、この日は好天だったので関係ありませんが、降雪時も車の雪かきが要らないのは助かります。

周辺に目立った宿泊施設もなく、首都圏からの日帰り客をターゲットにしてか、以前は14時まで乗れるスーパー午前券の設定があり、個人的にはちょうど良かったのですが、2年前にICリフト券が導入された際になくなってしまいました。5時間券の設定はありますが、ちょっと時間が足りない気がするので、スマホで入手したクーポンを使い、合計1,500円分の館内利用券(食事券+商品券)が付いたパック1日券5,100円(単純計算では1,000円お得)を購入。

8時のリフト運行開始までは30分以上時間があったので、スキーブーツを履いたり、トイレに行ったり、リフト券を買ったり、とのんびり目にやっている間に時間は過ぎて、ゲレンデに出ると、リフト運行開始の10分前ほど。ちょっと雲がかかっている部分もありますが、天気は上々です。

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こちらはゲレンデに出て振り返って見たセンターハウス(KAWABA CITY)の営業前の様子。正面に見えるのが最上階の8階、階段を下りたところが7階になります。駐車場からは、エレベーターで7階まで上がり、階段を上がってゲレンデに出る感じになります。f:id:Reiherbahnhof:20180121212339j:plain
リフト券売り場でもらったコースガイド。麓からは(マップ右から)白鳥エクスプレス、桜川エクスプレスの2本の4人乗りリフトが出ていて、そこから上には、(マップ右から)無名峰トリプル、クリスタルエクスプレス(4人乗り・フード付き)、高手ペアのいずれかで上がる形になっています。

8時の1~2分前にリフト運行開始。まずは桜川エクスプレスに乗りますが、その先のクリスタルエクスプレスは動いていないようだったので、1度桜川コース(1,300m・初級)を滑り下りて、白鳥エクスプレスで白鳥スカイライン(1,850m・中級)→シャミンダウンヒル(720m・中級)と滑り下りてみると、さっき乗ったばかりの白鳥エクスプレスは、早速点検作業で運行見合せになっていて、そのせいでもう1つの桜川エクスプレスは乗車待ちの行列ができはじめています。

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この写真は9時半ごろの様子。右側が運行停止中の白鳥エクスプレス、左側の桜川エクスプレスに行列が見えます。この後、スキーヤー・ボーダーの増加でさらに行列が伸び、多いときは、この写真を撮った地点くらいまで、行列になっていました。 
9時くらいにまた桜川エクスプレスで上がってみると、クリスタルエクスプレスが試運転を始めている様子。乗り場に向かってみると、間もなく、リフト乗場のシャッターが上がり、運行が始まりました。前に何人か登山(トレッキング?)の方がおられましたが、スキー・ボードの客としては、ほぼ1番乗りでリフトに乗ることができました。

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クリスタルエクスプレスを降りると、いい景色が広がっています。クリスタルコース(2,000m・初級)を滑ってみると、雪が多少ガリガリした部分もありますが、風も気にならない程度で、快適に滑れます。コースは、初級といっても、ほどほどの傾斜の場所もあるので、全くの初心者には厳し目かもしれません。

そのまま桜川コース経由で麓まで滑り降り、9時半頃にKAWABA CITY8階で最初の休憩。

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ピザ&パスタの「ボスコ」。 ゲレンデから8階に入ってすぐのところにあります。メインレストランなどは9時台はまだ営業していないので、ここで軽食と飲み物を買って休憩します。

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メニューはこんな感じです。カルツォーネマルゲリータのセットを注文。 

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生地の中にはチーズ&トマトソースが入っています。軽食としては悪くない。

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こちらがボスコの奥にあるメインレストラン「ティンバーライン」の入口。写真には写っていませんが、入口の手前左側にはレンタルコーナーがあります。 

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メインレストランの内部の様子。 

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10時前から再び桜川エクスプレス→クリスタルエクスプレスと乗り継ぎ、高手ダウンヒル(980m・中級)を中心に滑ります。上の写真はクリスタルエクスプレスの乗り場です。この時間帯になると、寒さが和らいだこともあって、フードを閉めない形で運行されていました。 

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クリスタルエクスプレスから見る武尊山などの山並みの景色は、なかなか綺麗です。

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クリスタルエクスプレスの終点付近。正面奥に小さく降り場が見えます。手前の部分はクリスタルコースと高手ダウンヒルの分岐点で、写真右手に曲がっていくとクリスタルコース、曲がらず真っ直ぐに滑っていくと高手ダウンヒルになります。高手ダウンヒルは中級とされていますが、個人的には、部分的に傾斜がきつめの場所があるものの、全体的にはクリスタルコースよりも滑りやすいように思います。 

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1時間ちょっと滑って、混雑する前にと、11時15分頃、少し早めにKAWABA CITYの7階のインド料理「タンドール」に入ります。東京の恵比寿、目黒などにお店があるカレー専門店が出店しているそうです。

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まだ時間が早いこともあってか、店内は空いています。スタッフはすべて南アジア系?の人のようです。 

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メニュー。辛さは選べませんが、子ども用の設定はあるようです。なお、スタッフにお聞きしたところ、ナンのお代わりは1枚300円とのことでした。 

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Aセット(1,000円)。カレーは右側がチキン、左側がキーマです。スキー場で食べるにしては本格的なインドカレーで、味も良かったです。 

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昼食後、再び桜川エクスプレスで中腹まで上がり、桜川コースを中心に滑ります。写真は桜川エクスプレスを降りたところからの眺め。右端はレストランなどがあるパノラマハウス、左側は無名峰トリプルとクリスタルエクスプレスの乗り場で、左端のあたりが桜川コースの最上部になります。 

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桜川コースの最上部から麓の方を見た写真。左側が桜川コース、右手に降りるとスノーパークの「FLUX PARK」です。桜川コースも、写真左奥に見えるように幅がそれほど広くない場所もあり、混雑時は周囲に気を付けながら滑らないといけないのと、部分的にはほどほどの傾斜の場所もあるので、初心者向きではないですが、滑って、曲がって、止まれるようになって多少滑れる人であれば、沼田エリアのスキー場の中では標高が高く雪質がいいので、楽しめると思います。

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13時半過ぎに滑り終え、出発前にKAWABA CITYの7階にある「HIGUMA Doughnuts」でドーナツと飲み物をテイクアウト。これも東京の目黒に本店があるドーナツ屋さんの出店のよう。カレー屋さんもそうですが、東京からこうしたお店を誘致?するのも、集客のための取組の1つなのでしょう。

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メニューです。 

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プレーンドーナツ(250円)とキャラメルラテ(450円)。美味しかったのですが、熱い紙コップを持って駐車場まで行くのはちょっと大変でした。

14時過ぎにスキー場を出発、14時半には沼田インターから関越道に入り、渋滞らしい渋滞もなく15時50分ごろには関越道を抜け、16時40分くらいに自宅に無事到着。関越道の渋滞が本格化する前に抜けられて良かったです。