草津の本白根山の噴火で、直後に宿泊のキャンセルが相次ぎ、損失は約3億円に上ったそうです。その後は次第に落ち着きつつあるようですが、今後の風評被害も心配されるところです。
さらに深刻なのは草津国際スキー場で、最初の週末は例年の5分の1程度の入りと利用客は大幅に落ち込み、町長も、ロープウェイの掛け替えには約30億円必要だそうで、再開は不可能と、廃止する意向を表明したようです。山頂近くのエリアがなくなってしまうのは個人的にも残念ですが、噴火の危険性、予知の困難さを考えれば、現実的には仕方のないのだろうと思います。
警戒区域内に当たるロープウェイや山頂近くのコースを廃止してファミリー向けのスキー場に転換することで生き残りを図ろうという趣旨の発言もされているようです。
こういう時にこそ、実際に行って現地にお金を落とすのが気負わずできる一番の支援なのだと思いますが、様々あってすぐには難しいのが現実なので、草津町にふるさと納税をしてみることにしました。
私自身は、ふるさと納税をするのは初めて。自分が選んだ自治体に寄付した額の分が(2,000円の自己負担分を除いて)住んでいる自治体に払う住民税などから控除される仕組みですから、1生活者としては、実質的にほとんど懐が傷まず返礼品がいただけるなど大いに魅力的なのですが、返礼品にかかる費用もあるしなぁとか思ったり、現にサービスを受益している住んでいる自治体への税金を横流しするような気もして、これまであまり気が進まなかったのです。
ふるさと納税専門サイトがいくつかあるのはCMなどで知っていましたが、草津町のHPを検索して開くと、ふるさと納税特設サイトへのリンクが目立つところにありました。
寄付申込みのページを開くと、申込み方法は2通り、納付方法は4通り設定されていました。返礼品は、町内の旅館・飲食店などの施設で利用できる「くさつ温泉感謝券」、大滝乃湯入浴券から選べます(返礼品の辞退も可能です)。
返礼品について 草津よいとこ元気基金 ふるさと納税特設サイト
申込みフォームを選び、寄付金額や申込者の住所・氏名などの情報、納付方法や返礼品の選択などを入力していきます。
すべて記入して確定入力すると、間もなく登録したメールアドレスに自動でお礼のメールが届きました。
翌日に別途送付されてきたメールで指定された口座に寄付額分を振り込むと、お礼状、返礼品の「くさつ温泉感謝券」、草津温泉の入浴剤、観光案内などが届きました。
春休みの時期くらいまでに一度行けるといいなあと思っています。