鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

今年スクリーンで観た映画を振り返る(アニメ映画)

一昨年までは、子ども向けのアニメ映画の付き添いを除き、映画館に行くことはほとんどなかったのですが、昨年2月に、当時上映館が大幅に増えていた「この世界の片隅に」を観てすっかりはまったのをきっかけに、少しずつスクリーンに足を運ぶようになり、今年、特に春以降は、足を運ぶことが増えました。

今年に入ってからスクリーンで観たアニメ映画は、14作品(延べ33回)、今年初めて観た作品でいうと、12作品(延べ27回)になります。今年もあと3週間ほどありますが、今のところ年内に新たなアニメ映画をスクリーンで観ることはなさそうなので、順位を付けにくい部分もありますが、あえてランキングを付けてみます。

リズと青い鳥

リズと青い鳥[Blu-ray]

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  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: Blu-ray
 

響け!ユーフォニアム」のスピンオフでありながら、テーマ、キャラクターデザイン、語り口など、かなり振り切ったアレンジ。息を潜めて見守るようなアングル、繊細で触れたら壊れそうな静謐さ。万人受けする作品ではないのでしょうけど、劇的な振れ幅はなく、さざ波のような出来事や心の動きが積み重なっていく中で、内面的に大きな転機が訪れ、心を打つという展開は、私の好みなのだと思います。これまで接したことのないアニメの新たな表現に引き込まれました。

さよならの朝に約束の花をかざろう

心が叫びたがってるんだ。」などの脚本を手掛けた岡田麿里の初監督作品。他の上位作品と比べると荒削りな感じはありますが、そこに描かれる出会い、成長、そして別れは強く心を打つものでした。壮大な街並みなどの描写も魅力的でした。

若おかみは小学生!

原作が児童文学、子ども向けのテレビアニメも放映されたものの映画化ということで、子ども向けだと思って子連れで観に行ったら大違い、むしろ大人こそ感涙するようなストーリー展開で、よく練られた構成、緻密な描写などクオリティの高さも素晴らしかった。

④君の膵臓をたべたい

昨年大ヒットした実写映画と同じ原作のアニメ版ということで、二番煎じ、二匹目のドジョウ狙いと受け取られやすかったのか、あまり話題にならなかった気がしますが、実写版より原作に沿った展開で、映像の美しさをはじめ、作品自体のレベルは高かったと思います。

ガールズ&パンツァー総集編

テレビアニメ版を中心とした既知の映像の総集編なので、他の新作との比較は難しいのですが、強いて位置づけるとだいたいこのあたりでしょうか。上の諸作品のようなシリアスorしみじみ系とは全く違う路線ですが、うまくまとまっていてこれはこれで楽しめる作品。

ペンギン・ハイウェイ

 

大人びた少年の成長と別れを描き、ホロッとしつつ爽やかな気持ちになる、よくまとめられた作品でした。

夏目友人帳~うつせみに結ぶ~

妖(もののけ?)と人間の間の絆のような感情と別れ、切ないけど心暖まる映画でした。原作やテレビアニメシリーズで予備知識があればさらに感銘が大きかったのかもしれません。

リメンバー・ミー

 

家族みんなで楽しめるいい作品でしたが、振れ幅の大きい展開、キャラクターデザインや絵のタッチは好みと違ったので、順位としてはこのあたり。

夜は短し歩けよ乙女

「夜は短し歩けよ乙女」 Blu-ray 通常版

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  • 発売日: 2017/10/18
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これは昨年公開の作品を再上映で観たので、今年公開の作品ということだと番外になるのですが、コミカルでハチャメチャな展開は面白かった。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密

 

KUBO/クボ 二本の弦の秘密 [Blu-ray]

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これも昨年公開の作品ですが、こちらは年明けまで公開上映が続いているうちに観たもの。絵のタッチなど違和感はありましたが、予想外にいい作品でした。

のんのんびより ばけーしょん

劇的な出来事が起きるわけではなく、ほのぼの楽しめる映画。テレビアニメ版を見て予備知識を仕入れてから観れば、かなり評価が違うだろうと思うのですが、初見で観ると???となる部分があって、消化不良感が残ったので、この順位に。

未来のミライ

ほっこり暖まる映画だったものの、設定や展開に腑に落ちないところがあり、期待が大きかっただけにがっかり感も大きく、相対的には最下位になってしまいました。が、個々の描写はさすが。

 

基本的に、映画情報サイトでの評価なども見て、そこそこ評価があって、自分の好みからも問題なさそうな作品をスクリーニングして観るようにしていたこともあって、観に来たことを後悔するほどの作品は皆無。で、どの作品もよく作り込まれているなあ、という印象。今のアニメ映画のレベルの高さを改めて感じました。

なお、昨年観た作品で今年再び観たものは、この2作品。

この世界の片隅に

夜明け告げるルーのうた

 

この世界の片隅に [Blu-ray]

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  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: Blu-ray
 

これらは定評ある作品。改めて観てもやはり良かった。