平成の最後の日となる4月30日(火)、「この世界の片隅に」を観に土浦セントラルシネマズに行ってきました。
この日は、「この世界の片隅に」の公開からの連続上映900日目という記念すべき日でもありました。平成の最後でスクリーンで観る映画はこの作品がいいなと思って、約5か月ぶりに土浦セントラルにやってきました。この日は10:00と15:00の2回の上映ですが、家の用事もあったりして、平成最後のスクリーンでの上映回となる15:00に来ることになりました。
30分ほど前に到着。スポーツクラブ前の入口から入り、階段で2階にあるスクリーンへ。
前回来た昨年12月の時と比べても、ロビーに入る前の廊下にも掲示がいろいろ増えています。ところで、隣のシネマ2で上映している「ボヘミアン・ラプソディ」のQUEENの楽曲が廊下によく響いていて、上映中も聞こえてこないかちょっと心配になります。
上映30分ほど前、チケットを買ってシネマ1のロビーに入ると、前回来た時よりさらに展示が充実している印象。公開900日目を祝う「水口マネージャー」のイラストもありました。
ロビーの展示も、前回来た時よりもさらに充実しています。ロビー内では前に上映していた「マイマイ新子と千年の魔法」を観たお客さんもいるのでしょうか、熱心なファンと思しき6~7人の方々が語らっておられました。
ロビーには「この世界の片隅に」のガチャガチャもありました。1回300円、6種類のフィギュアが入っている模様。全種類揃えようとしているのか、何回もガチャを回す方もおられました。
スクリーンに入ると、マイマイ新子の予告編が繰り返し流されています。お客さんは10人ちょっとという感じでしょうか。
15時の1~2分前、館内が暗くなると、片淵監督のスペシャルメッセージ→予告編→映画泥棒→本編→すずさんのありがとう→「この世界のさらにいくつもの片隅に」特報、とフルコースというべき?上映。
自分の体調が今一つだったのか、中盤に眠気に襲われる時間帯もあったものの、20年春以降の後半部分は、時代が終わるという感傷のような気分も影響したのだと思いますが、これまで以上に涙するシーンが多くありました。「すずさんは小まいのう」と周作がすずさんの頭に手を乗せるシーンなど、スクリーンだけで10数回観ているのに、初めて涙したシーンもありました。ちなみにロビーで心配になったボヘミアン・ラプソディーの音は気になることはありませんでした。
家にBlu-rayはあるのでいつでも観れるのですが、久しぶりに大きいスクリーンで観るとやはり格別です。平成の最後の日に、この映画を観て良かったと思いました。