劇場版アニメ「ガールズ&パンツァー 最終章 4D ~第1話+第2話~」(10月11日(金)公開)を観に行きました。
最終章は第1話はDVDで、第2話はスクリーンで既に観ていますが、ネット配信でガルパンを見て気に入ったらしい子どもが観たいというので、一緒に行くことに。4D上映を観るのは初めてです。
来たのは、アリオ柏にあるTOHOシネマズ柏。朝9時台の上映、人はまばらです。
上映は72席のスクリーン1。
入口にはMX4Dの大きな案内がありました。TOHOシネマズのHPに掲載されている説明によれば、シートが前後・左右・上下に動くほか、シート効果として、
- エアーブラスト(噴射)瞬間的な突風があなたの顔に吹き付けます。
- ウインド(風)そよ風や向かい風など、自然な風を送ります。
- ウォーターブラスト(水しぶき)突然の雨などに合わせて水しぶきが飛んできます。
- シートポッパー(突き上げ)下からの衝撃とともにカーチェイスなどを楽しめます。
- セント(香り)シーンに合わせた香りが劇場内に漂います。
- ランブラー(地響き)まるで大地が震えているような地響きを体感できます。
- ネックティクラー(首元)首筋に何かが触れるようなゾクッとした感覚を与えます。
- レッグティクラー(足元)足元に何かが触れるような驚きを演出します。
- バックポーカー(背後)背中をつつくような効果で臨場感を高めます。
- ストロボ(閃光:5色対応)爆発や雷鳴が轟くシーンで強烈な閃光が走ります。
- フォグ(霧)山や湖などに広がる霧が静かに辺りを覆います。
スクリーンを入ったところに注意書きもありました。
中に入ると、お客さんは20人くらい。大人の男性が多かったですが、カップルらしい方もちらほらいました。
内容自体は、タイトルのとおり、最終章の第1話と第2話を続けたもの。単純に第1話と第2話を続けて上映するのかと思っていたのですが、第1話のエンドロールと第2話のオープニングはカットされていて、第1話のオープニングから第2話のエンディングまでが切れ目なく続く形になっていました。
上映が始まると、さっそく砲弾が飛んでくるシーンでひじ掛けの先についている空気口から風が吹いてきたり、戦闘シーンでは椅子が傾いたり、座面や背面に鈍い衝撃が響いたり、という感じで、いろいろ効果が仕掛けられています。池の脇での戦闘シーンでは霧状の水が吹き上がったりもして、これはこれで面白かった。
ただ、MX4Dは通常の上映料金に加えて1,000円の追加料金がかかります。TOHOシネマズの一般の上映料金は1,900円なので、MX4Dでは2,900円ということになります。そこまで料金を払って観る価値があるかと考えると、個人的には微妙でした。それぞれ好みはあると思いますが、私には、シートは動かなくても、立川のシネマシティの極上爆音上映のような、音響的に凝った上映の方が、少なくともガルパンの場合には楽しめるように思いました。
シアター売店には、よくあるガルパングッズに加え、学習帳の体裁をしたこんな子ども向けのグッズまであって、子どもにせがまれて買うことになりました(400円+税)。中身はただのB5版の自由帳でした。