鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

春の松本・飛騨旅行②白川郷

つづき)GWの松本・飛騨旅行の1日目、9時40分ごろに松本城近くの駐車場を出発し、高山方面に向かいます。

当初は、この後に上高地に行くことを予定していたのですが、天気予報では、この日の午後はかなりの雨になり、翌日には晴れるとのことだったので、上高地は翌日に行くことにして、ちょっと遠いですが、当初は翌日に行く予定だった白川郷に足を伸ばすことにしました。

国道158号線をひたすら進み、10時半すぎに松本側から上高地行きの出発点となる沢渡バスターミナル近くを通過、さらに10分ほど山道を走り、上高地への入口となる中ノ湯に。上高地に向かう県道24号線は、マイカー乗り入れ禁止です。

さらにちょっと進んで中部縦貫自動車道の一部となっている安房峠道路を通り、10時50分ごろ、岐阜県に入ります。その先、平湯温泉から高山市街へはけっこう勾配のある下りが続いています。途中、スピードの出しすぎか、脇のガードレールに突っ込んだ事故車があり、警察官が交通整理していました。

天気予報どおり、雨が降り出す中、岐阜県に入ってから30分ほどで高山の市街地付近に到達し、11時半すぎに高山インターから無料の高山清見道路へ、11時50分ごろに飛騨清見インターから東海北陸道に乗り、12時15分すぎ、村営せせらぎ公園駐車場に到着します。


下りてみると、けっこうな雨になっています。駐車場の脇には合掌造りの総合案内所があります。


ちょうどお昼時だったので、まずはお昼を食べようと、駐車場のすぐ隣にあった「合掌」に入ります。


おしながき。


各種定食。


丼物&単品メニュー。


麺類メニュー。


飛騨の味&ドリンクメニュー。


おしながきはここまで。


郷土料理のすったて汁を使った鍋メニューもありました。すったて汁とは、茹でた大豆をすりつぶした「すったて」に、味噌や醤油などを加えた汁物で、祝い事や報恩講などのハレの場で親しまれている郷土料理なのだそうです。


私が食べたのは、飛騨牛カレー(1,050円)。普通のカレーですが、ほろほろの飛騨牛は美味しかった。


家族が食べたすったて鍋定食(1,600円)。ちょっと味見したすったて汁は、すりつぶした大豆の食感が独特でした。


遊歩ガイド。


昼食を終えて13時ごろ、であい橋を渡って、荻町集落に向かいます。


総合案内所でもらったマップ。中央右寄りの下部の「P」のマークが、駐車したせせらぎ公園駐車場になります。


集落に入ってきました。


東通りに沿って歩いていきます。


少し歩くと、明善寺庫裏があります。開館中とのことなので、入ってみることに。


入館料は大人400円です。県の文化財に指定されてるようです。


入館時にもらった案内。雨で濡れてしまいました。


2階の様子。


3階の様子。


廊下を渡って、本尊を参観して出ました。


さらに歩いていきます。


長瀬家に入ってみます。


こちらは大人300円。


入館時にもらった案内。


1階の囲炉裏。


1階には昔使われていた様々な物が展示されていました。


2階の様子。


3階の様子。


さらに上の屋根裏ものぞくことができました。


長瀬家の軒先で茅葺屋根の内部を見上げたところ。


次いで、すぐ近くにある神田家へ。


こちらも入館料は300円です。


入館時にもらった案内。


中2階。


2階の様子。


3階の様子。


3階の窓から集落を望んだところ。


さらに上の屋根裏。


神田家を後にしてさらに進みます。


国指定重要文化財の和田家が見えてきます。


こちらは入館料400円。


1階の囲炉裏。


1階には、建物の各部の詳しい説明が展示されていました。


中2階。


2階の様子。


2階からさらに上の屋根裏を覗いてみたところ。


2階から展望台方面を望んだところ。高台の上に見える建物のあたりが展望台です。

和田家を出たのは14時ごろ、雨はさらに強くなってきましたが、せっかく来たので展望台まで上がってみることにします。


坂を上がった高台は、荻町城跡です。


その看板の脇からの眺め。


さらに少し上がったところにある展望台からの眺め。


展望台から下りて、本通りを通って戻ります。


であい橋を渡って、せせらぎ公園駐車場に戻ります。けっこう強い雨で、靴の中や鞄もすっかりびしょ濡れになってしまいました。

15時ちょっと前に駐車場を出発、この日の宿の平湯温泉に向かいました。(つづく