映画「この世界の片隅に」の公式Twitterで、5/4で観客動員数が209万人を超えたことがアナウンスされました。興行収入も27億円を超えたとのことで、おめでとうございます。
劇場でご鑑賞くださったお客様総数が5月4日(金)で209万人を超えました!本当に数多くのお客様の応援、そして上映を続けてくださっている劇場様に支えられております。ありがとうございます!そして、さらに多くのお客様のもとへこの作品が届きますように! #この世界の片隅に pic.twitter.com/aJWsnSJkDw
— 『この世界の片隅に』ロングラン上映中! (@konosekai_movie) 2018年5月10日
以前に、公式Twitterで観客動員数がアナウンスされたのは、昨年のお盆、8/14終了時点の202万4767人でしたので、それから263日の間で65,234人、1日当たり248人を動員した計算になります。
この間の上映回数の合計は推定で6,378回(1日当たり24.3回)になるので、上映1回当たり10.2人という計算になります。
なお、観客動員数200万人を達成した昨年6/15終了時点から8/14までの60日間の観客動員数は24,693人で、1日当たり411.6人、この間の推定上映回数1,288回(1日当たり21.5回)で割った上映1回当たりの動員数は19.2人でしたので、夏以降、観客数が減っていることは確かなのでしょう。
1週間(土~金)単位で計算した、この間の1日当たりの上映館・上映回・座席数の推移をみると、次のような感じになります。
今年2月にはイオンシネマのほぼ全館での上映が行われ、2/3からの週には1日当たり99館・213回に上りましたが、その前に上映が最も多かったのは、終戦記念日をはさむ8/12からの週の1日当たり36館・約47回でしたので、かなり大胆なイベントだったことがうかがえます。2/3からの週は、1日当たりの延べ座席数が37,103席、上映1回当たり174.2席に上りましたが、先に紹介したとおり、上映1回当たりの観客数は10.2人ということだとすれば、かなり寂しい入りにとどまったスクリーンが多かったのではないでしょうか。
いよいよ上映館は土浦セントラルシネマズなど1~2館となり、連続上映もどこまで続くか、という状況になっていますので、観客動員数が210万人に達することは難しそうですが、今夏など、再上映の動きがまとまって出てくれば、可能性はあるかも。