鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

テレビアニメ「葬送のフリーレン」第2期 ③第36話~第38話

テレビアニメ「葬送のフリーレン」の第2期、今回は、3月12日(金)から3月26日(金)にかけて放送された終盤の第36話~第38話(第2期の第8回~第10回)の3話を紹介します。

frieren-anime.jp

2020年4月から「週刊少年サンデー」に連載されている原作:山田鐘人・作画:アベツカサによる同名マンガを原作とした作品で、第1期は2023年9月末から2024年3月まで、2023年秋クール・2024年冬クールの2クール連続で日本テレビ「FRIDAY ANIME NIGHT」枠などで放送されました。第2期は、本年1月から3月までの2026冬クールで、第1期と同じく日本テレビ「FRIDAY ANIME NIGHT」枠などで放送されました。

繰り返しになりますが、第2期の主要スタッフは、監督:北川朋哉、副監督:原科大樹、監督協力:斎藤圭一郎、シリーズ構成:鈴木智尋、キャラクターデザイン:高瀬丸・小嶋慶祐・藤中友里、音楽:Evan Call、アニメーション制作:マッドハウス など。

この3話分で登場する、名前が付けられている登場人物とキャストは、次のとおりです。< >内がそれぞれのキャラクターが登場(声優が出演)する放送回です。

  • フリーレン【種﨑 敦美】:千年以上生きるエルフで、勇者パーティーとして魔王を倒した魔法使い。魔法であればどんなものでも興味を持つ魔法オタク。性格はずぼらでドライ。仲間たちとの旅を経て、知らず知らずのうちにその心にも変化が現れる。<第36~38話>

  • フェルン【市ノ瀬 加那】:フリーレンの弟子として共に旅をすることになる魔法使い。ハイターに育てられた戦災孤児。冷静な少女で、生活面でずぼらなフリーレンのお母さん役。<第36~38話>

  • シュタルク【小林 千晃】:フリーレンとフェルンと共に旅をすることになる戦士で、アイゼンの弟子。子どものような性格。臆病ながら高い戦闘力を持ち、前衛を務める。<第36~38話>

  • ヒンメル【岡本 信彦】:魔王を倒した勇者パーティーの勇者で、自称イケメンのナルシスト。仲間思いで、困っている人を助けずにはいられない。10年間共に冒険をしたフリーレンに大きな影響を与える。<第37・38話>

  • ハイター【東地 宏樹】:魔王を倒した勇者パーティーの僧侶。ヒンメルの幼馴染で、高度な回復魔法を操る優秀な僧侶だが、酒好き。戦災孤児だったフェルンの育ての親。<第37話>

  • アイゼン【上田 燿司】:魔王を倒した勇者パーティーの戦士。頑強なドワーフ族でパーティーの前衛を務める。寡黙だが、パーティーの中ではツッコミ役。シュタルクの師匠。<第37・38話>

  • ゲナウ【新垣 樽助】:一級魔法使い試験の試験官を務めた一級魔法使い。常に冷静で表情がほとんど崩れない。ゼーリエの命を受け、メトーデと共に自身の故郷の村周辺に巣食う魔族討伐へ。<第36話>

  • メトーデ【上田 麗奈】:多彩な魔法を操る、一級魔法使い試験の合格者。ゼーリエの命を受け、ゲナウの故郷の村周辺に巣食う魔族討伐へ。常に冷静で落ち着いた性格だが、小っちゃくて可愛い子に目がない。<第36話>

  • ゼーリエ【伊瀬茉莉也】:エルフの大魔法使い。知識量やその強さは圧倒的で、ほぼすべての魔法を網羅している。「大陸魔法協会」の創始者。フランメの師匠であり、フリーレンは孫弟子にあたる。<第36話>

  • デンケン【斉藤 次郎】:一級魔法使い試験の合格者。権力争いの末に宮廷魔法使いの座に就いた。<第37・38話>

  • エーデル【黒沢 ともよ】:一級魔法使い試験の受験者で、二級魔法使い。一人称は「儂」で、老人のような口調をしている。精神操作魔法を得意とする。<第38話>

  • レルネン【宮内 敦士】:大陸魔法協会の一級魔法使い。ゼーリエの弟子で、最初の一級魔法使いでもある。<第38話>

  • ゲーエン【大川 透】:トーア大渓谷に200年以上かけて橋をかけたドワーフ。<第38話>

  • レヴォルテ【三木 眞一郎】:四本の腕と大蛇のような下半身をもつ魔族の将軍。複数の剣を巧みに操る。<第36話>

  • ヘモン【石井 瑞樹】:レヴォルテの配下の魔族。フリーレン、フェルンと対峙する。「霧を操る魔法(ネベラドーラ)」を使う。<第36話>

  • ゾリーダ【若山 実祐希】:レヴォルテの配下の魔族。メトーデと対峙する。「攻撃を旋風に変える魔法(メドロジュバルト)」を使う。<第36話>

  • ユン【近貞 月乃】:レヴォルテの手下である子どもの魔族。人間に化ける魔法を使う。<第36話>

以上の17人のほかに、、第36話~第38話のエンドクレジットで紹介されている登場人物・キャストは次のとおりです。< >内はそのキャラクターが登場(声優が出演)する放送回です。

  • ゲナウの元相棒【大河 元気】:レヴォルテに殺されたゲナウの元相棒。<第36話>

  • 騎士団隊長【いとう さとる】:森へと進んでいくデンケンを見送った騎士団の隊長。<第37話>

  • 村長【ヤスヒロ】:フリーレンに魔物の群れの討伐を依頼した村長。<第37話>

  • 村人【こばたけ まさふみ/大井 麻利衣】:ドラッヘ地方の村の村人。<第37話>

  • 船長【岡井 カツノリ】:フリーレンにヒンメルの自伝を見つける依頼をしたコリドーア湖の港町の船長。<第37話>

  • 冒険者【野島 裕史】:フリーレンたちが訪れた野営地にいた冒険者。<第38話>
  • 騎士団隊長【晴一 ユウ】:フリーレンたちが雪原で魔物を討伐したときに出会ったノルム騎士団の隊長。<第38話>

  • 村人【濱上 風音/柳 晃平】:ゲーエンが暮らす村の村人。<第38話>

  • 採掘者【こばたけ まさふみ】:フリーレンに魔物の討伐と対人結界を依頼した採掘者。<第38話>

 

 

各話ごとのあらすじは、次のとおりです。< >内が公式サイトのストーリーで紹介されている内容になります。

第36話 立派な最期

<村に現れた“神技のレヴォルテ”に対するは、戦士シュタルクと、“黒金の翼を操る魔法<ディガドナハト>”を駆使するゲナウ。レヴォルテの強烈な攻撃に、2人は打ち勝つことができるのか…!? 一方、フリーレン、フェルン、メトーデも、強力な魔法を操る魔族ゾリーダとヘモンと対峙していた―――!>

村に現れた「神技のレヴォルテ」と戦うシュタルクとゲナウ。反射速度も体力も人間とは桁違いのレヴォルテに押されながらも、一瞬の隙を突いてゲナウがレヴォルテを追い詰めるが、そこに子供に化けたユンが現れ、油断した隙に腹を刺され、ユンを斬り殺すものの、膝をついてしまう。レヴォルテはゲナンにとどめを刺そうとするが、シュタルクが自らの身を呈してレヴォルテの剣を受け止める。

一方、森の中でヘモンと戦うフェルンは、ヘモンが作り出した魔力を察知する霧により、気配を隠す長所が封じられ苦戦するが、メトーデは、離れた場所でゾリーダと戦いながら、状況を打開しようと考える。

村では、シュタルクとゲナウが協力して戦い、レヴォルテの剣を1本ずつ折っていくが、剣を失ったレヴォルテの素手の一撃が2人の腹を貫通する。レヴォルテは勝利を確信するが、ゲナウがその腕を掴んで拘束し、シュタルクが最後の一撃を叩き込んでレヴォルテを切り裂き、ゲナウの魔法でレヴォルテは消滅する。深い傷を負ったゲナウとシュタルクはその場に倒れ込んでしまうが、ゲナウは這いつくばってシュタルクの元へ向かい、シュタルクを止血しようとする。

そのころ、森では、メトーデがゾリーダと戦いながら霧を解析し、霧を消す魔法を発動する。森から霧が消えた瞬間、フェルンは魔力探知の範囲外に逃れ、遠距離から打ち込んだ攻撃魔法のゾルトラークでヘモンとゾリーダを立て続けに打ち抜き、消滅させる。

ゲナウが意識を取り戻すと、メトーデが回復魔法で自分を治療していた。メトーデは、命の危険があったシュタルクを先に治療したこと、フリーレンたちがしばらく村にとどまることになったことを伝える。

シュタルクも回復し、村を旅立とうとするフリーレンに、メトーデは、僧侶が不在のフリーレンたちのパーティに自分が同行しようと申し出るが、フリーレンは、自分も僧侶の魔法は多少使えるし、このパーティの僧侶の席はまだ空けておきたい、と、かつて旅を共にした僧侶・ザインを思い浮かべながら、メトーデの申し出を断る。

そこにノルム騎士団が村に到着し、ゲナウとメトーデは、村人の遺体を南部の墓地まで運ぶ騎士団の護衛に加わることになる。旅立つフリーレンたちと別れた2人は、騎士団とともに犠牲となった騎士たちを弔うのだった。

第37話 ヒンメルの自伝

<竜の群れの脅威に苛まれるも故郷を捨てようとしない男の村。そして広大な湖・コリドーア湖の港町。旅の途中、さまざまな場所を訪れるフリーレンたち。コリドーア湖で渡し舟に乗ろうにも舟代が足らず、船頭から交換条件を持ち掛けられる。それは島の修道院に眠っている“ヒンメルの自伝”を見つけることだった。>

馬車に乗っていた一級魔法使いのデンケンは、馬車を降り、ひとり森の中へ歩いていく。

勇者ヒンメルの死から30年後、北部高原・ドラッヘ地方にやってきたフリーレンたちが、竜の群れに襲われて家などを建て直している最中の村に立ち寄ると、村長から近くに棲みついた竜の群れの討伐を依頼される。最初は気が進まないフリーレンだったが、「早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法」の魔導書が報酬だと知り、討伐を引き受ける。魔法を使って探索し、竜の群れを発見したフリーレンたちは、激戦の末、討伐に成功する。

報酬の魔導書を受け取ったフリーレンは、人助けをするときはほぼ毎回報酬をもらっていることをフェルンに指摘されると、ヒンメルがそうだったと答え、かつてヒンメルが「相手に貸しを作ってしまったら、本当の意味で助けたことにはならない」と言っていたことを話す。

勇者ヒンメルの死から30年後、北部高原・コリドーア湖にやってきたフリーレンたち。吹雪が舞う大荒れの天気が続き、冬が明けるまで港町で足止めを食らう。渡し船の船代が出せないフリーレンは、船代の代わりにコリドーア湖に浮かぶ島の打ち捨てられた修道院にあるというヒンメルの自伝を探すことを依頼される。ヒンメルが旅の途中で書きかけの自伝を失くして落ち込んでいたことを思い出したフリーレンは、その依頼を引き受け、小舟でその島に渡る。修道院に張られた結界を解除し、修道院の書庫にあった自伝を発見したフリーレンは、そのページをめくりながら、かつてのヒンメルたちとの旅を回想するが、フェルンから何が書かれているのか尋ねられると、たわいのない旅の日常だよ、と答えるのだった。

その帰り、小舟に乗って港町に戻る途中、小舟を巨大なクラーケンが襲うが、クラーケンに捕まったフリーレンは「早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法」を活用して敵の弱点を伝えるのだった。

第38話 美しい光景

<トーア大渓谷にかけられた、ドワーフ・ゲーエンが200年以上かけて作った巨大な橋。その橋には、ヒンメルとゲーエンのかつての秘話が隠されていた…。その後シュマール雪原へとやって来たフリーレンたちは、路銀を稼ぐために魔物討伐の依頼を受ける。一方、ひとりの一級魔法使いがある場所を訪れて…。>

勇者ヒンメルの死から30年後、北部高原・トーア大渓谷にやってきたフリーレンたち。フリーレンは200年をかけて渓谷を渡る橋を造りあげたドワーフのゲーエンと再会する。ゲーエンは、近くに大型の鳥の魔物の巣ができ、橋を渡ろうとすると強風を起こすため橋が使い物にならないと嘆き、魔物の討伐を依頼する。「パンケーキを上手にひっくり返す魔法」を報酬にそれを引き受けたフリーレンは、険しい山道を歩きながら、ゲーエンがなぜ橋を造ったのかを話す。かつて、自分の村が魔物に襲われた、ここに橋があれば助かった、と語ったゲーエンに、ヒンメルは建設資金として大金を渡し、対価はフリーレンが受け取るさ、と語ったのだった。鳥の魔物の巣を見つけた討伐したフリーレンたちが戻ってくると、ゲーエンは橋の周辺にできていた自分たちの村にフリーレンたちを案内するのだった。

勇者ヒンメルの死から30年後、北部高原・シュマール雪原にやってきたフリーレンたち。路銀が残りわずかとなり、資金を稼ぐため「聖雪結晶」を求めて集まった冒険者たちの野営地に足を向けたフリーレンたちは、地元の人しか知らない大鉱脈に巣くっている魔物を討伐し、討伐後に対人結界を張ってほしいとの依頼を引き受ける。フリーレンは、採掘にも人員や費用を集める時間が必要だから、横取りを防ぐためだろうと依頼の意図を推測する。雪原を歩き、魔物を討伐した翌朝、目覚めたフリーレンたちの目の前には、朝日に輝く「聖雪結晶」の美しい光景が広がっていた。いずれ「聖雪結晶」も切り崩されていくのだろうと寂しさを感じながら、対人結界を張って野営地に戻り、報酬を受け取ると、依頼した冒険者は、対人結界が鉱脈を保護し、故郷の美しい光景を守るためだったことを明かす。

誰かの故郷を守るっていいもんだな、と改めて思うシュタルクは、これまでの旅を振り返り、なぜいつも自分の背中を押してくれるのかフェルンに尋ねると、フェルンは、フリーレン様ならそうするからですよ、と答えるのだった。

場面は変わり、デンケンは、付近の再調査のためやってきていたレルネンとエーデルに会っていた。エーデルの精神魔法によってエーデルの記憶を受け取ったデンケンは、レルネンから、任務は黄金郷を封印する結界の維持と管理、くれぐれも余計な真似はしないように、と釘を刺され、2人と別れる。エーデルは、墓参りは諦めろ、と忠告し、わかっている、とだけ答えて歩いていくデンケンの背中を見送りながら、死ぬつもりだな、と言葉を漏らし、レルネンは、敵は最後にして最強の“七崩賢”の黄金郷のマハト、黄金に変えられた故郷を救うために立ち向かうなんて、まるでおとぎ話の英雄じゃないか、と語るのだった。

(ここまで)

 

第38話の終了後には、「第3期 黄金郷編」の2027年10月放送が決定したことが告知されました。1年半ほど間が開くことになりますが、楽しみに待ちたいと思います。