(つづき)10月の佐原・鹿島へのドライブ、香取神宮、伊能忠敬記念館などを見た後、「佐原の大祭 秋祭り」を見に行きます。

パンフレットの表紙。
「佐原の大祭」は、常陸國總社宮大祭(石岡のおまつり)、2年前に見に行った川越氷川祭(川越まつり)とともに関東三大祭りの1つとされているそうで、2004年(平成16年)2月に「佐原の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定、2016年(平成28年)12月にはユネスコ世界無形文化遺産に登録されているそうです。なお、2020~2021年は、コロナ禍の影響で中止されています。
香取市役所ホームページには、次のように紹介されています。
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「佐原の大祭」夏祭りと秋祭り(ユネスコ無形文化遺産/国指定重要無形民俗文化財)は、関東三大山車祭りの一つと称され、約300年の伝統を有する。
日本三大囃子「佐原囃子」の音を町中に響かせながら、小江戸と呼ばれる町並み(国選定重要伝統的建造物群保存地区)の中を家々の軒先をかすめながら進むさまは風情たっぷりで、江戸時代の情景を彷彿とさせる。
自慢の山車は、総欅造りの本体に関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられ、上部には江戸・明治期の名人人形師によって制作された高さ4mにも及ぶ大人形などが飾られている。
八坂神社祇園祭である7月の夏祭りは、小野川をはさんで東側一帯(本宿地区)を10台の山車が曳き廻される。
一方、諏訪神社秋祭りである10月の秋祭りは、小野川の西側一帯(新宿地区)を14台の山車が曳き廻される。
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今年の佐原の大祭秋祭りは、10月10日(金)から10月12日(日)にかけて開催され、初日の10月10日は、山車乱曳き、年番前後三町代表巡行、御神輿の渡御などが、2日目の10月11日(土)は、山車巡行(揃い曳き)、年番引継神前行事・年番引継幣台行事などが、最終日の10月12日(日)は、御神輿の渡御、山車乱曳きなどが行われます。

パンフレットの中面。
曳き回される山車は、次の14台となっています。
- 下宿(しもじゅく):源頼義(みなもとのよりよし)
- 東関戸(ひがしせきど):大楠公(だいなんこう=楠木正成)
- 西関戸(にしせきど):瓊々杵尊(ににぎのみこと)
- 上新町(かみしんまち):諏訪大神(すわだいじん)
- 北横宿(きたよこじゅく):日本武尊(やまとたけるのみこと)
- 下新町(しもしんまち):浦嶋太郎(うらしまたろう)
- 新上川岸(しんうわがし):牛天神(うしてんじん)
- 南横宿(みなみよこじゅく):仁徳天皇(にんとくてんのう)
- 上宿(かみじゅく):源義経(みなもとのよしつね)
- 新橋本(しんはしもと):小野道風(おののとうふう)
- 下分(しもわけ):小楠公(しょうなんこう=楠木正行)
- 仲川岸(なかがし):神武天皇(じんむてんのう)
- 下川岸(したがし):建速素盞鳴尊(たけはやすさのおのみこと)
- 上中宿(かみなかじゅく):鎮西八郎為朝(ちんぜいはちろうためとも)

パンフレットの裏面の案内マップ。中央より上の2色の網掛け部分は10月11日(土)の山車巡行などに伴う交通規制区間、中央より下の赤枠部分が3日間通じての交通規制区間となっています。


現地でもらったチラシ。なお、裏面にデジタルMAPの案内がありますが、使ってみると山車の位置がリアルタイムで確認することができて、とても便利でした。
先の①の記事と時系列が少し前後しますが、9時半すぎに香取市役所の駐車場に車を停めると、さっそくお囃子の音が聞こえてきます。

少し歩いてみると、下川岸の山車が乱曳きに出る前の練習をしていました。

小野川沿いを進んでいくと、シャトル舟の乗船場がありました。なお、佐原観光といえば、小野川を遊覧船に乗って水上から街並みなどの風景を眺める「舟めぐり」が定番のひとつになっていますが、この日はお祭りのため休航となっていました。


さらに進んで、ちょうど10時ごろ、牛天神の大人形を乗せた新上川岸の山車が、曳き始める前の挨拶、記念撮影などを行っていました。


その向かい側の川岸の道を、源義経の大人形を乗せた上宿の山車が通っていきました。

さて、伊能忠敬記念館と伊能忠敬旧宅を観光した後、10時50分ごろ、小野川沿いの道から香取街道に入って、佐原駅の方に進んでみます。

ちょうど、脇の道から大楠公(楠木正成)の大人形を乗せた東関戸の山車が出てきました。

木の車輪は方向が変えられないので、人力で横に押して方向転換です。

見事に曲がり終えました。

小野川の方に進んでいきました。

横宿通りに入ると、曳き始める前に遭遇した新上川岸の山車が進んでいくのが見えました。

その脇道からは、小楠公(楠木正行)の大人形を乗せた下分の山車がやってました。

方向転換して横宿通りに入ってきました。

大きな山車をグルグルとゆっくり回す祭りの見どころの1つ「のの字廻し」を披露して、周りの観衆も盛り上がります。3~4回連続で回してから、進んでいきました。

その近くでは、最初のころに見かけた上宿の山車が休憩に入っていました。

すぐ近くある佐原信用金庫ステージ広場では、先ほどのの字廻しを見せた下分が手踊りを披露していました。

仁徳天皇の大人形を乗せた南横宿の山車もやってきました。

ステージ広場の前で方向転換をして、横宿通りの方に進んでいきました。


続いて、日本武尊の大人形を乗せた北横宿の山車もやってきました。


諏訪神社の御神輿もやってきましたが、軽トラの荷台に乗せて運ばれていくのは、ちょっと興ざめではあります。

そのまま進んで、佐原駅までやってきました。


駅前に伊能忠敬をモチーフとしたキャラクター「ちゅうけいSUN」と千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」が来ていて、観光客が盛んに記念写真を撮っていました。


先ほど曳き回されていた南横宿、下分の山車も休憩に入っていました。

伊能忠敬記念館の前にも、瓊々杵尊の大人形を乗せた西関戸の山車が休憩していました。12時近くになって、10時から始まった乱曳きはひと段落ということなのでしょう、動いている山車はほとんどなくなった感じになったので、お祭りの見物はこの辺で切り上げることにします。
おそらく、夕方に向けて盛り上がっていくのでしょうから、午前中はまだウォーミングアップという程度だったのかもしれませんが、人が多すぎない混み具合で、この日曳き回される14台の山車のうち8台、実際に曳かれているのも6台見ることができたので、まずまず効率よく見ることができたように思います。


来るときに通った小野川沿いの道を戻って、香取市役所に向かいます。

来たときはまだ交通規制が始まってませんでしたが、こんな感じで、関係者の車以外は入れないように規制されていました。