鷺の停車場

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「この世界の片隅に」映画館上映スケジュールまとめ(1/27~2/2)

来週も上映予定の映画館の週末からの上映スケジュール一覧です。

konosekai.jp

長らく上映を続けてきた八丁座(広島)は1/26で上映を終えましたが、土浦セントラルシネマズではまだ上映が続いていて、2/11に上映開始から丸1年になるようです。単独館でこれだけ長い間上映を続けてくださることに関係者の熱意を感じます。

◯1/27(土)~2/2(金)
茨城県・土浦】土浦セントラルシネマズ
10:00(シネマ1:300席)
【神奈川県・小田原】小田原コロナシネマワールド
[土/日]18:00 [月~水]12:40(スクリーン3:130席)[木/金]15:40(スクリーン8:99席)※2/9上映終了予定
【長野県・松本】アイシティシネマ
10:20/14:00(シネマ3:47席?)※2/23上映終了予定
【愛知県・中川】中川コロナシネマワールド
[土/日]10:30(スクリーン12:47席)[月~水]12:55(スクリーン12:47席)/16:00(スクリーン5:62席)[木/金]12:20(スクリーン12:47席)※2/9上映終了予定
【愛知県・半田】半田コロナシネマワールド
[土/日]09:25/17:15 [月~金]12:30/17:35(スクリーン8:105席)※2/9上映終了予定
岐阜県・大垣】大垣コロナシネマワールド
[土~水]12:50/18:00 [木/金]15:05(スクリーン2:119席)※2/9上映終了予定
京都府出町柳出町座
10:20(スクリーン地下:42席)
広島県・福山】福山コロナシネマワールド
[土/日]08:40/17:50(スクリーン10:116席)[月~金]12:40(スクリーン9:124席)※2/9上映終了予定
【福岡県・小倉】小倉コロナシネマワールド
[土~水]10:20/18:50 [木/金]10:20(スクリーン7:114席)※2/9上映終了予定

各日ごとの集計は次のとおりで、1週間分の合計は、9館・延べ92回・9,765席(推定)になります。
・1/27土・1/28日 9館・延べ14回・1,521席(推定)
・1/29月~1/31水 9館・延べ14回・1,475席(推定)
・2/1木・2/2金 9館・延べ11回・1,149席(推定)

翌週からはいよいよイオンシネマ90館で(再)上映が始まる予定です。

(注)基本的に、公式HPの劇場情報で紹介されている映画館について、更新時点でネット上で確認できた情報を基に記載していますが、誤認・誤記がある可能性もありますので、正しくはリンク先の公式サイトなどでご確認ください。
また、スクリーンが複数ある映画館での上映スクリーン番号や、各スクリーンの座席数が公式サイトに明示されていない場合には、便宜上、原則として各種情報サイトから確認できた座席数の中で一番少ない数を「?」を付けた上で記載しています。,

草津国際スキー場(噴火の報に接して)

一昨日は大雪で首都圏はかなり混乱しましたが、まだその余波が残っていた昨日の午前10時ごろ、草津本白根山で水蒸気噴火が発生、すぐ近くの草津国際スキー場では雪崩も起きて、訓練中の自衛隊員やスキー・スノボー客合わせて12人が負傷、うち噴石に当たった自衛隊員1人が亡くなられたそうです。

www.jiji.com

被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

草津国際スキー場は、先日行った野沢温泉スキー場のようなコースの多様さ、エリアの広さはありませんが、最長8kmと長い距離を滑れることができるのと、何と言っても温泉がいいので、泊まりがけでスキーに行く際の行き先の1つになっていて、何回か行ったことがあります。

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報道に流れる画像でも、ロープウェイ山麓駅や、かつてお昼を食べたこともあるその脇のレストランなど、見覚えのある場所が目に入って、人ごとではないような気持ちになりました。

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2015年の12月下旬、オープンしたばかりの時期の一番麓の天狗山ゲレンデ。このゲレンデは、噴火のあった鏡池からはかなり離れていますので、今回の噴火の後も、滑走中止になることはなかったようです。
このシーズンは各地のスキー場で雪不足に悩まされましたが、草津のスキー場もこの時は麓の天狗山ゲレンデのリフト1本とロープウェイしか動いておらず、ロープウェイ乗り場には車で移動する形でした。上の写真の雪も、ほとんど人工雪だったのだろうと思います。

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翌年2月のハイシーズンに再訪した時の天狗山ゲレンデ。この時はほぼ全コースが滑走可能になっていました。

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その日、白根火山ロープウェイからさらに本白根第2ロマンスリフト(コマクサリフト)で上がったスキー場の最上部、本白根山見晴台からの写真。右下に見えるのはロマンスリフトのケーブル、赤いポールの背後にはロープウェイ山頂駅が見えます。
この見晴台、噴火の正確な地点はよく分かりませんが、鏡池からは西に4~500mしか離れていません。報道でも、このロマンスリフトに乗ろうとしたスキー客が、リフト左手(上の写真では右手)に噴煙が上がるのを撮影した動画が公開されていました。

www.fnn-news.com

このリフトで最上部まで上がっていた方がおられたとすれば、相当の恐怖、また身の危険に晒されていたのではないかと思います。

今回の噴火を受けて、スキー場ではゴンドラなどは運転を見合わせ、当面は麓のエリアのみの営業となるようです。

噴火が発生したとされる鏡池から草津の温泉街までは7kmほど離れているので、再び噴火が起きても温泉街が噴石などの直接的な被害を受けることはまず考えにくいのですが、スキー場の全エリア営業再開は今シーズンは厳しいでしょうから、ロングコースという魅力の1つが失われてしまうのは否めません。これだけ報道されると、風評被害も大変だろうと思いますが、何とかこの危機を乗り切ってほしいと思います。

「この世界の片隅に」@キネマ旬報シアター

キネマ旬報シアターで「この世界の片隅に」を観てきました。

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ここは、年末に「怪盗グルーのミニオン大脱走」を観に行って以来。
この世界の片隅に」は、昨年2月に最初に観てから、累計すると10回以上は観ていると思いますが、昨年10月に丸の内ピカデリーの爆音映画祭で観て以来なので、それ以前の頻度と比べれば、少し久しぶりになります。 

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この日のラインアップ。 

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スクリーンは、2階のスクリーン3。 

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休日の夜、お客さんは20人弱という感じ。136席のスクリーンなので席がまばらに埋まっている程度ですが、公開から1年2か月近く経っていることを考えれば、結構な入りというべきでしょうか。

前回の丸の内ピカデリーで気付いた背景の音を何となく意識しながら観ていると、冒頭の方、相生橋でバケモノとすれ違う女の子のセリフをはじめ、通常の映画館の音響でも聞き取れる場所がいくつもあったのは意外でした。普段は場面場面でメインとなる人物の動きや物音に意識が向いているから気付かないということを実感しました。
ただ、重低音の効いた上映を何回か見てきたせいで音の迫力が物足りなく感じてしまったこともありますが、背景の音を意識し過ぎたようで、これまで観た時と比べると作品に引き込まれる感覚はちょっと薄くなってしまった気がします。それでも、いつも涙腺が緩む場面では、グッとくるものがありました。Blu-rayもありますが、映画館で観るとやはり違います。

そういう意味では、国際的な賞を受けながら早々に上映がいったん終了してしまった「夜明け告げるルーのうた」とか、気にはなっているものの、観に行く機会が掴めないまま上映がかなり縮小してきている「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」なども、いずれ上映してもらえる機会があるといいのですが・・・。