鷺の停車場

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GWの鬼怒川旅行⑤霧降高原、霧降の滝、そして渋滞

つづき)GWの鬼怒川旅行の2日目、大笹牧場で昼食・観光した後、12時40分ごろに出発し、県道169号(栗山日光線をさらに進みます。

ここから先、霧降ノ滝あたりまでの16kmほどは、2006年に無料開放されたかつての霧降高原有料道路だった区間で、その名残か、今でも霧降高原道路と呼ばれています。

約7キロ、10分ちょっと走って、六方沢橋の脇の駐車場に車を停め、六方沢橋を見に行ってみます。


大きなアーチが美しい橋です。


橋の上からの眺め。


駐車場からの眺めもなかなか良かったです。

13時ごろ、六方沢橋脇の駐車場を出発し、3分ほどで、霧降高原キスゲ平園地に到着。


市営の霧降高原スキー場が2004年に廃業した後、リフトなどその設備を撤去し、遊歩道などを整備して2015年に開園した園地だそうです。もともとは、スキー場とするため草木を刈り取っていたことで、有名なニッコウキスゲなどが群生するようになったのだそうです。


駐車場脇には霧降高原レストハウスがあります。


レストハウスの中には、見ごろの花などの情報が案内されていました。この時期は、ニッコウキスゲにはまだ早いのですが、カタクリなどは見ごろを迎えているとのことでした。


レストハウスでもらったリーフレット


案内マップ。


薄くモヤがかかって眺望はあまりよくなさそうなので、ひとまず中腹のキスゲ平まで登ってみることにします。


階段には100段ごとに段数の案内がありました。


ニッコウキスゲのような鮮やかさはありませんが、ところどころカタクリが花を咲かせていて、なかなかきれいでした。


キスゲ平まで上がってきましたが、予想通り、眺望が今一つだったので、一番上まで上がるのはやめて、階段で下に下りることにします。


13時40分ごろ、キスゲ平園地を出発します。


10分ほど走って、霧降の滝の観瀑台入口の駐車場に到着。


周辺案内図。


森の中の遊歩道を10分ほど歩くと、観瀑台が見えてきました。


華厳ノ滝、裏見ノ滝とともに「日光三大名瀑」と言われているそうですが、私は初めて。写真のとおり、上下2段に分かれている滝で、上段が25m、下段が26mで、合計の落差は75mになるそうです。滝が岩に落ちる様子が霧を降らせているように見えるところからこの名が付いたのだそうです。


観瀑台からは、遠望となってしまいますが、正面に滝の全体が見え、なかなか美しい景色です。

遊歩道を駐車場まで戻り、14時10分ごろに出発。県道169号をさらに進んで、10分ほどで国道119号を左折し、東武日光駅の近くまでやってきます。ここで家族はいったん下車してお土産などの買い物へ。私は車を停めようとコインパーキングを探して15分ほどうろうろしているうちに、買い物が終わったと連絡が入り、東武日光駅前で家族をピックアップ、14時40分ごろに日光インターから日光宇都宮道路に入ります。

日光宇都宮道路は順調で、15時ごろに宇都宮インターから東北道に入りますが、この時点で、栃木インターまで4キロ、羽生インターまで11キロが渋滞との案内が表示されていました。
実際にはもっと早く、都賀パーキングエリアを少し過ぎたところで渋滞が始まり、栃木インターまでの約5キロを通過するのに10分ほどかかります。その後、佐野サービスエリアのあたりから再び渋滞が始まり、羽生インターまでの約18キロに35分ほどかかります。
その後は、大きな渋滞はなくなりますが、岩槻インターあたりまでは時々止まったりする場所もあり、約30キロを進むのに35分ほどかかり、16時45分ごろに川口ジャンクションから外環道に入ります。

おそらく、全部合わせると、実質的には20~25キロくらい渋滞にはまっていたのではないかと思います。宇都宮インターから浦和本線料金所までの約100キロにおよそ1時間45分かかったので、平均時速は57キロほど、順調なときと比べると45分ほど余計に時間がかかった計算になります。ただ、この日は夕方から夜にかけてさらに渋滞が激しくなり、ピーク時には約50キロ断続的に渋滞が続く形になったようなので、早めに帰路に就いて良かったと思います。

途中ちょっとした買い物で寄り道した後、17時半過ぎには無事帰宅することができました。(おわり)