現在公開中のアニメ版の方の映画「君の膵臓をたべたい」(9月1日(土)公開)を観ました。
行ったのはMOVIX亀有。
この日の上映スケジュール。
映画館の入口には、大きいポスター?垂れ幕?が掲示されていました。
この映画館では一番小さい139席のシアター7。
真ん中より少し前のD列に座ると、スクリーンは大きすぎるくらい。迫力は満点ですが、もう少し後ろの方が観やすかったかな。観客は3~40人くらいだったでしょうか。
監督・脚本は牛嶋新一郎。住野よるの原作小説は未読で、昨年公開された実写版の方の映画は、以前テレビ放映された際に途中ながら視聴した程度なので、これらとの相違は分かりませんが、友人を作ろうともせずいつも一人で本を読んでいる高校生の「僕」(高杉真宙)と、同じクラスで明るく活発だが、膵臓の病気で余命わずかな桜良(Lynn)との、わずか半年弱の間の、儚い、そして切ない恋物語。
場面によっては、声の調子など、気になる点もありましたが、全体の構成がよく、アニメならではの美しく詩的な映像も素晴らしく、要所のシーンでは涙があふれる、とてもいい作品。
唯一残念だなあと思ったのは、桜良が亡くなった後、彼女の遺書(下書き)を「僕」が読むシーン。彼女が好きな本である「星の王子様」をモチーフにした映像の中で、桜良(の遺書)と「僕」(の反応)との会話が織りなされるのですが、突如として「星の王子様」風の画像になるのには個人的には違和感がありました。ただ、目立った違和感はそのくらいで、全体としては、先ほど書いたように、とてもいい作品でした。このアニメ版もそうですが、実写版ももう一度じっくり観てみたいと思いました。
なお、この週の入場者プレゼントをいただくことができました。
名場面をあしらったフィルム風のしおりでした。