鷺の停車場

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映画「ボヘミアン・ラプソディ」@TOHOシネマズ日比谷

仕事帰りに、TOHOシネマズ日比谷に映画を観に行きました。

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TOHOシネマズ日比谷は、東京ミッドタウン日比谷の4階に入っています(ただし、スクリーン12・13は、隣接する東京宝塚ビルの地下1階にあります)。

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ミッドタウン日比谷は、東京メトロ日比谷駅に直結。エスカレーターで4階に上がり、チケット売場でネット予約していたチケットを発券します。

この映画館には初めて来ましたが、ロビーは広々していて、隣接していることが多いチケット発券ロビーとフード売り場も別の部屋に分かれています。普通のシネコンであれば、今後上映予定の映画のチラシなどがロビーに置いてあるのですが、そうしたものも見当たらず、ちょっとシック?高級?な雰囲気です。

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この日の上映スケジュール。

観に来たのは、「ボヘミアン・ラプソディ」(11月9日(金)公開)。

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(以前もらったチラシ)

ロックは日頃全く聴かないので、イギリスのロックバンドQUEENのヴォーカル、フレディ・マーキュリーの伝記映画ということで、最初はほとんど興味がなかったのですが、公開後の評価の高さに、日頃の自分の好みから一抹の不安は抱きつつ、だんだんと観てみたい気持ちになってきました。この日はTOHOシネマズデイで、通常料金1,800円のところが1,100円になるということもあって、観に来た次第。

それにしても、11月9日公開ということですから、この日で公開6週目に入ろうかという時期にもかかわらず、この映画館のこの日の上映は、通常の字幕版上映が8回のほかに、Dolby-ATMOS上映が4回、IMAX上映が2回、応援上映が1回と、合計で15回という凄い回数。各上映回のスクリーン座席数を合計すると、延べ座席数は約5,800席にも上ります。この映画の根強い人気ぶりがうかがえます。

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この日観たスクリーンは、TCX&Dolby-ATMOSのスクリーン5。そういえば、普通のシネコンだと、各スクリーンの入口に上映する映画の表示が文字なりポスター画像などで表示されているのですが、そうした案内が見当たらないのも、この映画館ならではの雰囲気作りの一環なのでしょうか。

Doiby-ATMOS上映は、通常の料金に加え、200円の追加料金がかかります。この日は、TOHOシネマズデイということで、1,100円+200円=1,300円。前日の朝にネットで予約したのですが、通常より700円安く観れるということもあって、その時点で既に前方の席くらいしか空いていない状況で、上映当日の夕方には全席完売していたようです。スクリーンに入ると、確かにほとんど席が埋まっています。その後も続々とお客さんが入ってきていたので、本編上映が始まるころには、実際に満席になったのではないでしょうか。

取れたのは前から5番目のE列、スクリーンが近すぎて観にくいのではとちょっと心配でしたが、スクリーンと席にある程度距離があったので、スクリーンの両端が視界からはみ出すほどではなく、不満なく観ることができました。

映画のおおまかなあらすじは、自分のルックスや出自にコンプレックスを抱くフレディ・マーキュリーラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したバンドSMILE(スマイル)のブライア・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラーベン・ハーディ)に自分を売り込む。フレディの歌声に驚いた2人はフレディを受け入れ、ジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加えて活動を始める。QUEEN(クイーン)と名付けたフレディたちのバンドに目を留めたEMIのジョン・リード(エイダン・ギレン)にスカウトされてメジャーデビュー、やがて「キラー・クイーン」のヒットで一躍スターに躍進する。そのころ、フレディは彼女だったメアリーと結婚するが、アルバム制作のために籠った田舎町で、フレディはマネージャーのポール・プレンター(アレン・リーチ)に肉体関係を迫られ、いつか2人は恋人関係に至り、メアリーはフレディの元を去るが、その後も友人として交流が続く。ポールの企み?で巨額の契約金の誘いでCBSとソロアルバムの契約を結んだフレディはメンバーと衝突、QUEENを離れアルバム制作に打ち込むが、バンドメンバーは言われたことをやるだけで思うようにいかない。自分の体の異変から検査を受け、HIVに感染していることを知るフレディ。フレディを心配するメアリーの訴えで、QUEENのメンバーの存在の重要さに気付いたフレディは、ポールをクビにしてQUEENの元に戻る。和解したQUEENは、様々なアーティストが出演する大規模な音楽イベントであるアフリカ支援チャリティーコンサート「ライヴ・エイド」に参加して20分間のライヴを行い、圧倒的なパフォーマンスをみせる・・・というもの。

映画のタイトルになっている「ボヘミアン・ラプソディ」は、映画では、発表当初は評価が低く、フレディの死後に評価されたかのような印象を受ける描写になっていますが、実際にはチャートで1位を獲得するなど、大いに売れたようです。というように、必ず史実どおりではなく、脚色もあるのだろうと思いますが、フレディの栄光と挫折、そして和解という生涯、そして音楽に強烈な印象を受けました。とりわけ、最後のライヴシーンは圧倒的。
おそらく、何の予備知識もなく最後のライヴシーンだけを見たら、凄いパフォーマンスだ、これだけ人気のあるバンドだったんだなあ、と感心こそすれ、涙が出ることはないだろうと思うのですが、それまでの間に描かれたフレディの紆余曲折の生き様を見てこのライヴシーンを見ると、これが最後のライヴになるかもしれない、といった覚悟のようなものが感じられて、自分もどうしてかよく分かりませんが、とめどなく涙が出ました。

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映画の後、1階の入口前には綺麗なクリスマスイルミネーションを見て、帰路に就きました。