「竜とそばかすの姫」(7月16日(金)公開)を観たいという家族を連れて、TOHOシネマズ流山おおたかの森に行きました。
世間的には平日の朝、ロビーの人はまばらでした。
この日の上映スケジュール(の一部)。この日は、料金割引のない平日の朝、残席わずかとなっている上映回はほんのわずか、ほとんどはまだ余裕がありました。
上映はIMAXレーザー・285席のスクリーン6。以前は304席の通常のスクリーンでしたが、昨年IMAXレーザーを導入する改装が行われ、昨年4月にオープンしています。この映画館では通常の上映回もありましたが、時間が合わなかったのと、2回目は前回とは違う上映で観てみたい気持ちもあって、うまく時間の合ったこの上映回にしました。通常の上映料金に500円のIMAXレーザー追加料金がかかることもあるのか、お客さんは20人ほどと少なめでした。
追加料金がかかる高品質のスクリーンとしては、これまで、Doiby Atmos、MD4D、Dolby Cinemaなどを他の映画館で体験したことがありますが、IMAXレーザーは初めてです。
TOHOシネマズの公式サイトのIMAXレーザーの紹介ページを見ると、
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驚異的なシャープネス
映像の細部まで信じられないほどシャープかつクリアに再現。IMAX®ならではの大スクリーンでこれまでにないリアリティを実現します。 -
抜群の明るさ
レーザー光源により、これまでの水準を超える明るさを実現。IMAX®の大スクリーン一面に鮮やかで生き生きとした 2D&3D 映像を映し出します。 -
深みのあるコントラスト
従来の水準を大きく上回る優れたコントラスト特性で、これまでにない深みを表現。観客をより強く映画の世界へと引き込みます。 -
豊かな色彩
映画製作において今までにない豊かな色彩表現を可能にし、見たこともないような色鮮やかな世界をスクリーン上に再現します。 -
12chのリアルサウンド
針が床に落ちる小さな音から、お腹に響くような火山の噴火音まで、独自に設計された 12ch サウンドシステムがリアルに再現。これまでにないほどパワフルで臨場感あふれるサウンドが体感できます。
と、5つの特長が紹介されています。
IMAXレーザーが導入されている映画館は、より上位と思われるIMAXレーザー/GTテクノロジーを含め、今のところTOHOシネマズではここと新宿だけ、全国でも、ユナイテッド・シネマ系列6館、109シネマズ系列6館、シネマサンシャイン系列3館の計17館とまだ少数のようです。
スクリーンサイズは公表されていませんが、通常のスクリーンよりも大画面です。
幼いころの母親の死で心に大きな傷を抱えた女子高生が、インターネット上の仮想世界で大切な存在を見つけ、葛藤しながらも勇気と希望を見出していく物語。感想などは、前回書いたので省きますが、シャープで色彩鮮やかな映像は、緻密な作画で画に迫力があるこの作品の魅力を更に高めているように感じました。音響の迫力もあって、前回観たときよりも、作品に圧倒されるような感覚がありました。家族もかなり作品に没頭して、満足していました。
IMAXレーザーを導入しているほとんどの映画館では、公開6週目に入ってもなお、「竜とそばかすの姫」を1日1~2回上映しています。作品を気に入った方であれば、一度観てみるのもお勧めしたいと思います。