鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

ZOZOマリンでマリーンズ戦

ちょっと前の日曜日、ZOZOマリンスタジアムに行ってきました。
もともと、免許更新で同じく海浜幕張にある免許センターに行かなければならなかったのですが、行くのにはそれなりに時間がかかります。で、直行直帰するのも勿体ないなぁと思っていたところ、たまたま午後に千葉ロッテマリーンズの試合があると知り、先に広島で見たカープ戦が印象深かったこともあり、行ってみたという次第。
当日朝、少し早めに車で出発、イオンモール幕張新都心で家族を下ろし、8時40分少し前に免許センターに着きました。
日曜の免許センターは相変わらず凄い混みようです。更新の申請書を貰う行列に20分、その後の視力検査の行列に50分と、みるみる時間が経過し、すべて終わったのは11時20分頃でした。
11時40分頃にイオンモール幕張新都心に回り、イオンシネマで映画を観ていた家族と合流した後、モール内で昼食をとって、スタジアムに向かいます。
千葉県民になって久しく、すぐ近くの幕張メッセには何度か来たことがあるものの、マリンスタジアムは初めて。
スタジアムの入口手前では、キャンペーンだったらしくリポDを配っています。親切に子どもにもリポビタンDキッズを。子ども用のリポDがあるなんて初めて知りました。当然ながらスタジアムにビンは持ち込めないので、グイっと飲み干してスタジアムヘ。
入ったのは試合開始の少し前、席は先の広島戦と同じく内野自由席。後ろの方はスタンドの屋根で日影になるせいか混んでいるので、余裕のある前の方に座ります。
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先発野手の紹介・入場の後、この日の先発の唐川投手が出てきました。地元千葉県の成田高校出身ということで期待して見始めますが、今シーズンは調子が今一つのようで、この日もなかなかストライクが入らない感じで、早々に先制を許してしまいます。外野のロッテ応援席は一生懸命応援していますが、近くのファンからは心ないヤジも聞こえます。
意外だったのは、ビールの売り子さんが頻繁にやってくること。中にはビールではなくチューハイの売り子さんもいます。広島のときはスタンド最上段のせいもあったのかほとんど来なかったのと大違いです。次来る機会があれば電車がいいかなあ。
その後も、ストライクが入らず、ランナーがたまっては失点を許すという締まらない展開で、唐川は途中交代。その後出てきた投手も、オッと思うのは1人くらいで、総じてピリッとしません。
試合も長引き、その後の予定もあったので、8回が終了し敗色濃厚となったところで退出して帰路につきます。
日曜夕方は道路も混みあい、渋滞する幹線道路を避けて裏道に抜けたりしましたが、行きの1.5倍くらい時間かかって帰宅。
勝ち負けは別として、もう少し締まった展開だったら良かったなあとちょっと残念でした。
今のところ、千葉ロッテは不調ですが、今後の好転を期待したいところです。

ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタほか

先日のメシアンに続いてフランスものをもう1つ。
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1.ラヴェル:序奏とアレグロ[1905]
(ハープ、弦楽四重奏、フルートとクラリネットのための)
2.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ[1899]
(フルートとハープのための:クィント・マガニーニ編)
3.ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ[1922]
4.ドビュッシー:シランクス(独奏フルートのための)[1912]
5.ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ[1915]
6.ドビュッシー:ビリティスの歌(朗読、2本のフルート、2台のハープとチェレスタのための)[1901]
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
1・2・5・6:マルギット=アンナ・ジュス(ハープ)
1・3:ゲルハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン)、ゲオルク・ファウスト(チェロ)
1・5:ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ
1・2・4・5:ヴォルフガンク・シュルツ(フルート)
1:ライナー・ホーネック(ヴァイオリン)、カール・ライスタークラリネット
6:カトリーヌ・ドヌーヴ(朗読)、ハンス・ヴォルフガンク・デュンシェーデ(フルート)、エーデルハイト・ブロフスキ=ミラー(ハープ)、ロルフ・ケーネン(チェレスタ

(録音:1989年8月、アーバーゼー)

元々は木管五重奏のアンサンブル・ウィーン=ベルリンですが、メンバーを拡大してラヴェルドビュッシーの珍しい編成の室内楽曲を集めたCD。
アメンバーはフルートのシュルツ(ウィーン・フィル(当時。以下も同様))とクラリネットのライスター(ベルリン・フィル)のみ。
ヴァイオリンの2人はウィーン・フィルヴィオラとチェロはベルリン・フィルのそれぞれ首席級、フルートのデュンシェーデはベルリン・フィル、ハープのジュスもベルリン・フィルの常連客演と、拡大メンバーもウィーン、ベルリンに縁のある名手で固められています。
教会での録音ということもあるのか、冒頭から立ち上るふくよかな雰囲気に魅了されます。
大女優カトリーヌ・ドヌーヴが加わった「ビリティスの歌」がアルバムのメインなのでしょうが、個人的に好きなのは弦楽器が入った1・3・5とフルート独奏の4。特に好きなのが3のラヴェル
彼の作品としては晩年といっていい、有名な曲でいうとラ・ヴァルス(1920)とツィガーヌ(1924)の間に書かれた作品。
ヴァイオリンとチェロのみのシンプルな編成、ラヴェルらしい引き締まった音楽の中で、出張ったり引っ込んだりの変化が鮮やかです。とりわけチェロのファウストの受けの上手さは特筆もの。フランス的な華美さ・自由さというより、有機的なアンサンブルに重きをおいたしっとりした演奏という感じですが、その求心力もこの曲の内向的な雰囲気にとても合っています。
4のシランクスもいい曲。私はこの録音しか持ってませんが、伝統的なフランス風の演奏※とは違うのかもしれませんが、いい演奏です。
ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」など、フランスのオケのフルートは、あまりヴィブラートをかけずに演奏するのが伝統的と聞いたことがあるので(誤りかもしれません)、この曲も本来はそういう演奏をイメージしていたのかもと思ったりします。

「この世界の片隅に」上映スケジュールまとめ(5/27~6/2)

<5/29追記
◯テアトル蒲田は6/2(金)で上映終了(MovieWalkerによる)
◯CINEXの上映は6/9(金)まで延長(公式サイトによる)
なお、公式twitterの《お客さま200万人カウントダウン》で公表されている各日の入場者数は、5/27(土)348人、5/28(日)450人で、本記事最下部の延べ推定座席数に占める割合は、それぞれ9.7%・12.2%でした。

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先日も書いたとおり、だいぶ上映館が減ってしまったので、今週末からの上映スケジュールを一覧にしてみました。
意外に手間がかかったので、今後更新できるかどうか分かりませんが、ひとまずやってみたので、以下に載せておきます。

なお、更新時点でネット上で確認できた情報を基にしていますが、誤認・誤記がある可能性もありますので、正しくはリンク先の公式サイトなどでご確認ください。
また、スクリーンが複数ある映画館での上映スクリーン番号や、各スクリーンの座席数が公式サイトに明示されていない場合には、便宜上、各種情報サイトから確認できた座席数の中で一番少ない数を「?」を付けた上で記載しています。

◯5月27日(土)・5月28日(日)
茨城県・土浦】土浦セントラルシネマズ
10:00/12:30(シネマ1:300席)
【千葉県・海浜幕張イオンシネマ幕張新都心
18:45(スクリーン7:199席)
【東京都・銀座】丸の内TOEI
14:30(TOEI①:509席)
【東京都・新宿】テアトル新宿
09:20(シアター1:218席)
【東京都・蒲田】テアトル蒲田
12:50/15:10/17:30(244席?)
山梨県・石和】テアトル石和
14:30/19:00/25:15(100席?)
【長野県・伊那】伊那旭座
17:00(旭座1:352席)
岐阜県・岐阜】CINEX
09:45/12:15(CINEX4:69席?)
【愛知県・今池キノシタホール
11:50/14:10/16:30/18:50(74席)
大阪府・梅田】テアトル梅田
20:30(シアター2:60席?)
広島県・中区】八丁座 壱・弐
10:30(八丁座弐:70席)
山口県・萩】萩ツインシネマ
12:00(スクリーン1:85席?)
徳島県・徳島】ufotable CINEMA
13:50(シアター2:35席)※5/27は13:10
沖縄県那覇桜坂劇場
18:50(ホールC:85席)※5/27休映

◯5月29日(月)~5月31日(水)
茨城県・土浦】土浦セントラルシネマズ
10:00/12:30(シネマ1:300席)
【千葉県・海浜幕張イオンシネマ幕張新都心
18:45(スクリーン7:199席)
【東京都・銀座】丸の内TOEI
14:30(TOEI①:509席)
【東京都・蒲田】テアトル蒲田
10:30/12:50/15:10/17:30(244席?)
山梨県・石和】テアトル石和
14:30/19:00(100席?)※5/30休映
【長野県・伊那】伊那旭座
12:15/17:00(旭座1:352席)※5/30休映
岐阜県・岐阜】CINEX
09:45/12:15(CINEX4:69席?)
【愛知県・今池キノシタホール
11:50/14:10/16:30/18:50(74席)※5/29休映
大阪府・梅田】テアトル梅田
20:30(シアター2:60席?)
広島県・中区】八丁座 壱・弐
10:30(八丁座弐:70席)
山口県・萩】萩ツインシネマ
12:00(スクリーン1:85席?)
徳島県・徳島】ufotable CINEMA
13:20(シアター2:35席)
沖縄県那覇桜坂劇場
18:50(ホールC:85席)

◯6月1日(木)・6月2日(金)
茨城県・土浦】土浦セントラルシネマズ
10:00/12:30/15:00/17:30(シネマ2:280席)
【千葉県・海浜幕張イオンシネマ幕張新都心
18:45(スクリーン3:102席)
【東京都・銀座】丸の内TOEI
14:30(TOEI①:509席)※6/2終映
【東京都・蒲田】テアトル蒲田
10:30/12:50/15:10/17:30(244席?)
山梨県・石和】テアトル石和
14:30/19:00/25:15(100席?)※6/1は25:15休
【長野県・伊那】伊那旭座
12:15/17:00(旭座1:352席)※6/2終映
岐阜県・岐阜】CINEX
09:45/12:15(CINEX4:69席?)※6/2終映
【愛知県・今池キノシタホール
11:50/14:10/16:30/18:50(74席)※6/2終映
大阪府・梅田】テアトル梅田
20:30(シアター2:60席?)
広島県・中区】八丁座 壱・弐
10:30(八丁座弐:70席)
山口県・萩】萩ツインシネマ
12:00(スクリーン1:85席?)
徳島県・徳島】ufotable CINEMA
13:20(シアター2:35席)
沖縄県那覇桜坂劇場
18:50(ホールC:85席)

集約すると、こんな感じになります。
5月27日(土)13館:延べ22回・3594席(推定)
5月28日(日)14館:延べ23回・3679席(推定)
5月29日(月)12館:延べ19回・3661席(推定)
5月30日(火)11館:延べ19回・3053席(推定)
5月31日(水)13館:延べ23回・3957席(推定)
6月1日(木)13館:延べ25回・4380席(推定)
6月2日(金)13館:延べ26回・4480席(推定)

2館が定休日になる5/30は少ないですが、おおむね13館、延べ23回・4000席前後という感じです。個人的には、大手シネコン最後の牙城となってしまったイオンシネマ幕張新都心の頑張り?に期待。機会を捉えて、ぜひ片渕監督調整監修の9.1chULTIRA上映を復活してほしいですね。