鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

「この世界の片隅に」映画館上映スケジュールまとめ(10/28~11/3)

来週も引き続き上映予定の映画館の週末からの上映スケジュール一覧です。

konosekai.jp

いよいよ11月。あと10日ほどで公開1年を迎えることになります。
伊那旭座(長野県)では、11/10までの2週間の再上映が始まります。
ところで、10月に入ってから、MOVIX(松竹)系列の映画館を中心に、各地の映画館で開催される爆音映画祭での上映が多くなっています。10/8・10/9のMOVIX利府、10/14・21・29・11/6の丸の内ピカデリーに続いて、11/11・12には109シネマズ名古屋、11/19にはMOVIX京都で、爆音映画祭の一環として「この世界の片隅に」が上映されるそうです。私も都合がついて行けるといいなあ・・・

◯10/28(土)~11/3(金)
茨城県・土浦】土浦セントラルシネマズ
12:30(シネマ2:280席)
茨城県・瓜連】あまや座
[土~火/木/金]10:00(31席)※11/1休館11/3上映終了予定
東京島・有楽町】丸の内ピカデリー
[日]09:00(ピカデリー3:540席)※10/29・11/6限定丸の内ピカデリー爆音映画祭
【東京都・新宿】テアトル新宿
15:50(シアター1:218席)※11/12上映終了予定
【長野県・伊那】伊那旭座
[土~月/水~金]12:15(旭座2:204席)※10/31休館、11/10上映終了予定
大阪府・十三】シアターセブン
[日~金]17:00(ボックス2:36席?)※10/28休映、11/10上映終了予定
広島県・広島】八丁座
15:10(八丁座弐:70席?)
広島県・広島】イオンシネマ広島
[日]11:00(スクリーン4:168席)※10/29限定
香川県・宇多津】イオンシネマ宇多津
[月]21:00 [金]18:30(スクリーン6:139席?)※10/28・11/3限定(宇多津映画祭)

各日ごとの集計は次のとおりで、1週間分の合計は、9館・延べ43回・6,588席(推定)になります。

・10/28土 5館・延べ5回・803席(推定)
・10/29日 8館・延べ8回・1,547席(推定)
・10/30月 7館・延べ7回・978席(推定)
・10/31火 5館・延べ5回・635席(推定)
・11/1水 5館・延べ5回・808席(推定)
・11/2木 6館・延べ6回・839席(推定)
・11/3金 7館・延べ7回・978席(推定)

(注)基本的に、公式HPの劇場情報で紹介されている映画館について、更新時点でネット上で確認できた情報を基に記載していますが、誤認・誤記がある可能性もありますので、正しくはリンク先の公式サイトなどでご確認ください。
また、スクリーンが複数ある映画館での上映スクリーン番号や、各スクリーンの座席数が公式サイトに明示されていない場合には、便宜上、原則として各種情報サイトから確認できた座席数の中で一番少ない数を「?」を付けた上で記載しています。,

映画「ももへの手紙」

総選挙の日の夜、テレビが選挙特番ばかりなので、子どもも楽しめるものをと、「ももへの手紙」(2012年4月21日(土)公開)を借りて観てみました。

f:id:Reiherbahnhof:20171023234547j:plain

ももへの手紙 [DVD]

ももへの手紙 [DVD]

 

ネタバレですが、あらすじです。

ある夏の日、宮浦ももは瀬戸内海を行くフェリーの上で「ももへ」とだけ書かれた便箋を見ていた。ももは母のいく子と汐島に向かっていた。そこに空から3つの水の玉のようなものが落ちてきて、ももの頭に当たる。島に着いた2人はいく子のおじさんの家に向かうが、3つの水玉も付いてくる。2人はかつて子どもの頃のいく子が喘息の養生で暮らしたあるおじさんの家で暮らすことにしたのだ。着いておじさん夫婦と話していると、いく子の昔なじみで郵便局に勤める幸一が配達にやってくる。
その夜、ももは父との最後の会話を思い起こす。「もういい!お父さんなんか大嫌い!もう帰って来なくていいよ!」と叫び、父の部屋を飛び出していったもも。結婚記念日に、両親が結婚前に一緒に行った思い出の「ウィーン少年合唱団」のコンサートに3人で行こうと父に内緒でチケットを用意していたのに、その日大事な調査が入って行けなくなったと謝る父に怒りをぶつけたのだ。仲直りしないまま、父が乗り込んだ調査船は沈没し、本当に父は帰らぬ人になってしまう。死後、ももは、父の机の引出しから「ももへ」とだけ書き残した便箋を見つけ、大事に持っていた。
ある日いく子はヘルパーの講習会に行くためフェリーで今治に出かける。母が不在の家で、いろいろな経緯の末、ももは小さなマメ、河童のようなカワ、四角い大きい頭のイワ、3人の妖怪と遭遇し、折り合いながら暮らすことになり、屋根裏部屋に転がり込んだ3人の妖怪と日々を過ごしていく中で、次第に慣れて親近感を抱くようになっていく。
妖怪たちの役目は見守り隊としてももといく子の様子を空に報告することだったが、あるとき、イワは間違ってももの大事にしていた父の便箋に報告を書いて空に送ってしまう。
その後、カワがいく子が亡くなった夫に買ってもらい大事にしている手鏡を持っていると、ももがそれを見つけ、手鏡を奪おうとすると、ひょんなことでカワにぶつかり、手鏡が落ちて割れてしまう。そこにいく子が駆け付けるが、妖怪が見えないいく子は、床に落ちている野菜や果物は妖怪が持ってきたと言うももを信じられず、いく子はももの頬を叩く。ももは「お父さんが死んでから、お母さん、私のことなんて全然分かってないじゃん!」と訴え、出ていく。
心配したいく子はももを探しに出るが、喘息の発作が起き倒れてしまう。知らせを聞いて家に戻ったももは、また仲直りできないまま母が死んでしまってはと、開通間近の橋を渡って医者を呼ぼうと向かう。幸市がももをバイクに乗せ橋を渡ろうとすると、妖怪3人が大勢の仲間を連れて駆けつけ、その助けで無事渡ることができる。
いく子は助かり、妖怪たちも見守りの役目を終える。ももは父への手紙を3人に託し、3人は水玉となり空へ上がっていく。
祭りの夜、2人は島の人たちが火を灯した藁船を海に流すのを眺め、帰ろうとしたその時、1艘の藁船がももの元に来る。そこにはももが大事にしていた便箋と、そして、もう1枚の便箋があった。その便箋を見てみると、文字はすぐに消えてしまったが、ももには「頑張ったな。お母さんをよろしく頼むぞ 父より」と書いてあるのが読めた。

(ここまで)

期待どおり、家族でほのぼのと見ることができ、最後はホロっとしてしまう、なかなかいい映画でした。

妖怪たちは、見た目もユーモラスで、振舞いも、ももがいない隙にプリンを食べ尽くしたり、野菜や果物を近所の畑から盗んでムシャムシャ食べてしまったりと、いろいろ悪さはするが憎めないキャラクターとして描いたのが生きています。亡くなった父への最後の会話を悔やみ、島での生活になかなか馴染めないももの内面の描写とうまくバランスが取れて、全体がシリアスになりすぎず、子どもも楽しんで見られる映画になっています。大人の目で見ると、途中の猪からの逃走の場面などやや冗長に感じる部分や、ここまで説明しなくてもと思う部分もありましたが、子ども向けには、コメディ的な部分を織り交ぜたり、丁寧めに説明することがプラスになっている面もあるでしょうし、全体の印象を損ねるほどの問題ではないと思いました。

また、映像もきれいです。新海誠監督の作品のような、まるで実際の映像と勘違いしそうな緻密な風景描写とはまた違いますが、自然の風景の美しさをはじめ、いい意味で見栄えよく、バランスのとれた美しい映像は良かったです。

沖浦啓之監督はこの映画で初めて知りましたが、ジブリ映画を含め、様々なアニメ作品に参加されている方だそうです。そのほかのスタッフも、ジブリの映画にも携わった方が多く参加しているそうで、舞台が近いポニョをはじめ、ジブリ映画に似た雰囲気を感じる部分が時々あったのはそのせいなのかもしれません。

MARE@柏

柏の旧水戸街道(県道51号:市川柏線)沿いにある「MARE@」で昼食。

f:id:Reiherbahnhof:20171015214752j:plain
柏駅東口から南に10分ほど歩いたところにあるこのお店、かつては、柏駅前にも支店(サンサン通り店)があったそうですが、最近閉店になったようで、今はこの本店のみのようです。

休日の13時ごろでしたが、店内はほぼ満席です。近所の人らしい子ども連れもけっこう入っています。その後もポロポロとお客さんが入ってきて、なかなかの人気のようです。

ランチは、パスタにサラダ、デザート、コーヒーor紅茶(ホットorアイス)が付いて900円or1,000円のメニューが並んでいます。

f:id:Reiherbahnhof:20171015215040j:plain
ランチセットのベーコンとナスときのこのピリ辛トマトソース(900円)大盛り。
皿の左側に乗っているのはサラダです。ランチメニューのパスタ大盛りは無料。
辛すぎず、こってりしすぎず、ナスとよく合って良かったです。

f:id:Reiherbahnhof:20171015215206j:plain
もう1人の、サーモンとネギとキノコの和風パスタ(900円)。一口いただきましたが、比較的さっぱりして美味しかった。

f:id:Reiherbahnhof:20171015215445j:plain
この日のデザートはプリン。プリンは久しぶりにいただきましたが、なかなかの味でした。

以前にもランチで数回来たことがありますが、いずれの料理もハズレがなく、安定してそれなりに高いレベルの料理を出すお店だと思います。