ガーデンふ頭で水上バスを降りて、すぐ近くにある「南極観測船ふじ」へ。
昭和40(1965)年から18年間、先代の「宗谷」の後を引き継ぎ、南極観測のための砕氷船として使われました。退役後、いくつかの自治体が名乗りを上げましたが、名古屋が誘致に成功、昭和60年から、南極の博物館としてこのふ頭に永久係留されているそうです。
中は、人形などで現役当時の様子を再現したコーナーのほか、砕氷船の仕組み、南極観測の歴史、南極の生物、昭和基地の紹介など、南極に関する様々な情報がコンパクトに展示されています。今年3月に展示がリニューアルされたばかりのようで、綺麗で分かりやすかったです。これで入場料300円はお得でした。
甲板には、当時使われていたらしい、ヘリコプターも展示されていました。
45分ほどで「ふじ」を見終わり、ふ頭の反対側の名古屋港水族館に行ってみます。
北館と南館に分かれていますが、おおざっぱにいうと、南館が通常の水族館、北館はイルカショーなどがメインの施設という感じです。
まず南館に行ってみると、入ってすぐの大水槽で「マイワシのトルネード」が始まりました。
写真ではうまく撮れませんが、ライトアップもあり、なかなか神秘的な光景でした。周りのお客さんからも数多く歓声?が上がっていました。
熱帯の海の展示
気持ち急ぎ足で南館を1時間弱でひととおり見終わり、北館に移動。
ベルーガの水槽ではちょうどベルーガの公開トレーニングのイベントが行われていました。
公開トレーニングといっても、ほとんどショーと変わらない見事な出来映えでした。
続いて、大きいメインプールで行われるシャチの公開トレーニングも見てみます。こちらはまだ指示どおりに動かないシャチにトレーナーが苦労していて、文字通りトレーニングという感じでしたが、ゆるーい雰囲気は悪くない。
公開トレーニングの終了後、ショップで買い物をして18時過ぎに水族館を出ました。
同じくメインプールで行われるイルカショーが水族館の目玉の1つのようですが、うまく時間が合わず残念でした。 (続く)