鷺の停車場

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「リズと青い鳥」音感上映@キネマ旬報シアター

久しぶりにキネマ旬報シアターへ。

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この週の上映作品。

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観に来たのは、「リズと青い鳥」(4月21日(土)公開)。

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この日の上映は、ボリュームを上げて調整した「音感上映」。前回の上映のときは、普通の上映だけだったので、 今回は音感上映があるとのことで、あらかじめ予約してやってきました。 

reiherbahnhof.hatenablog.com

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スクリーンは、過去2回の上映と同じ136席のスクリーン3。

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スクリーン脇には展示もありました。

当日の朝の時点では残り58席だったようですが、入ってみるとほぼほぼ満席。前の人の頭がスクリーン下端にかぶって気になりますが、まあこれは仕方ありません。

本編上映が始まると、正面のメインの音も大きめですが、それよりも両サイドのスピーカーから聞こえる鳥の鳴き声とか、背景音がさらに際立つ調整になっていて、これまで意識しなかった音がいろいろ聞こえたのは新鮮でした。場面によっては、静謐なこの映画からすると大き過ぎに思えるところもありましたが、山場の3楽章の通し練習のシーンは圧倒的で、心に刺さりました。みぞれのオーボエはこんなにも確信に満ちた演奏だったのかと初めて思いました。スクリーンではおそらく見納め、こうした上映で観ることができたのは良かった。

このスクリーンでの上映も11/16(金)まで、最終日には再び「音感上映」が行われるそうです。