(つづき)8月後半の松江・出雲旅行の実質的な初日、9時半ごろに松江駅に到着し、まずは国宝の松江城に向かいます。
松江駅前から観光向けのルートバスの「ぐるっと松江 レイクライン」に乗車すると、10分ちょっとで最寄りのバス停に着きました。
ゆっくり5分ほど歩くと城郭らしいエリアに入ってきます。
さらに上がって、さっき下から見上げた太鼓櫓と中櫓。これらは2001年に復元されたものだそうです。
並びにある松江神社に参拝してから、天守閣に向かいます。
天守閣の中に入るのは有料です。レイクラインの一日乗車券を提示すると団体料金に割引になりました。
松江城は全国に現存する天守閣12のうちの1つで、国宝に指定された5つの天守閣の1つでもあります。
2つの階にまたがる通し柱を多用して、比較的短い木材で組み上げた構造が特徴的なのだそうです。他の現存する天守閣で内部に入ったことがあるのは、だいぶ昔に行った松本城くらいで、おぼろげな記憶ですが、内部の雰囲気はちょっと違う感じがしました。
最上階の5階は、壁がなく四方を見渡すことができます。
宍道湖方面を望む景色。
1時間ほどでお城を出て、堀川めぐりの遊覧船乗り場に向かいます。
15分ほど歩いて、遊覧船乗り場に着きます。
ここも、レイクラインの一日乗車券を提示すると団体料金に割引になりました。
乗り場でもらった団扇。子ども向けに、ルート沿いに置かれている「しまねっこ」を見つけるクイズが開催されているそうです。
団扇の裏面は遊覧船のルート。
11:20発の船に乗船し、私たちを含め10人の乗客で出発します。
船頭さんのお話によると、遊覧船のコースは一周約4.2km。内堀・外堀ともにこれだけ残っているのは全国でも珍しいのだそう。
出発して20分ほどでカラコロ広場乗船場に。乗った船には乗降客がいなかったのでそのまま通過。
クイズの「しまねっこ」は、こんな感じで両脇の石垣や橋桁などに付けられていました。
橋の中には、橋桁が低いためにそのままでは通過できない橋も3~4つあり、そこは乗客が頭をかがめ、屋根を低く下げて通っていきます。
途中には、乗客客向けにこんなディスプレイをしている民家もありました。
15分ほど進んだ大手前広場乗船場で2人乗客が乗って、さらに進みます。
トータル50分ほどで、最初に乗ったふれあい広場乗船場に戻ってきました。
下船して、お昼を食べようと、すぐ隣にある「松江・堀川地ビール館」に入りました。
2階がレストランになっています。
店内のメニュー。
せっかく地ビール館に来たので、地ビールの飲み比べセット(1,000円)を頼んでみました。左から、ピルスナー、ペールエール、ヴァイツェンの3種類のグラスビール(200ml×3)のセット。ヴァイツェンは私の好みではありませんでしたが、他の2種類はなかなかよかった。
10分ほどして、牛すじ丼(しじみ汁付き)(930円)も到着。丼は特に名物ということではないでしょうけど、しじみ汁がもれなく付くあたりはこの地ならでは。いずれも普通に美味しくいただきました。