鷺の停車場

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劇場版アニメ「HELLO WORLD」を観る

MOVIXつくばで「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を観た後、「HELLO WORLD」(9/20(金)公開)を観ました。

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通路には大きな展示もありました。

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上映はこの映画館最大の468席のスクリーン9。しかし、入ってみるとお客さんは2~30人で、公開初週の週末としては寂しい入り。

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(チラシの表裏)

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(チラシの中見開き)

チラシや公式サイトに掲載されているストーリーは、

──「お前は今日から三か月後、一行瑠璃と恋人同士になる」
京都に暮らす内気な男子高校生・直美(北村匠海)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。
ナオミによれば、同級生の瑠璃(浜辺美波)は直美と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまったと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直美は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになる。──

というもの。

人気アニメ「ソードアート・オンライン」シリーズの伊藤智彦監督、「正解するカド」の野崎まどが脚本、「けいおん!」の堀口悠紀子がキャラクターデザイン・・・という主要スタッフ。そういえば、「ソードアート・オンライン」シリーズでは、昨年、劇場版の「オーディナル・スケール」をDVDで観ていますが、原作やゲーム、テレビアニメ版などの予備知識なく観たこともあり、あまり響かなかった記憶があります。

さて本作、期待度低めで観はじめたのですが、映像も見事で、テンポのいいストーリー展開に引き込まれて圧倒される感じでした。キャラクターデザインもなかなか良かったと思います。主要キャラクターの声は声優ではなく有名俳優が演じていて、いろいろ評価はあるようですが、私は特に引っ掛かりを感じませんでした。

ただ、それまでの流れをひっくり返す展開が何度もあるのは、評価が分かれるところ。私自身、チラシなどにも仄めかされているラストのひっくり返しは、それまでの描写とひっくり返した後の関係がにわかに理解できず当惑したまま終わってしまい、最後の最後でちょっと外されたような感じでした。ここが腑に落ちていればもっと良かったのですが・・・