休日の朝、MOVIX柏の葉に行きました。
朝9時前の時間帯、ロビーにはそれなりにお客さんがいました。
この日の上映スケジュールの一部。この日は合わせて22本の映画が上映されていました。席に余裕のある上映回がほとんどでした。
観たのは、「鹿の王 ユナと約束の旅」(2月4日(金)公開)。
上映は103+2席のシアター1。入ってみると、お客さんは5~6人ほど。期待ほどには入っていないようです。
チラシの表裏。
チラシの中見開き。
2015年に本屋大賞を受賞した上橋菜穂子の小説「鹿の王」をアニメ映画化した作品で、監督:安藤雅司・宮地昌幸、脚本:岸本卓、キャラクターデザイン・作画監督:安藤雅司、アニメーション制作:Production I.Gなどの主要スタッフ。
公式サイトのストーリーによれば、
かつてツオル帝国は圧倒的な力でアカファ王国に侵攻したが、突如発生した謎の病・黒狼熱(ミッツァル)によって帝国軍は撤退を余儀なくされた。
以降、二国は緩やかな併合関係を保っていたが、アカファ王国はウィルスを身体に宿す山犬を使ってミッツァルを再び大量発生させることで反乱を企てていた。
ミッツァルが国中で猛威を振るう中、山犬の襲撃を生き延びたヴァンは身寄りのない少女ユナと旅に出るが、その身に病への抗体を持つ者として、治療薬開発を阻止したいアカファ王国が放った暗殺者サエから命を狙われることになる。
一方、治療薬を作るためヴァンの血を求める医師のホッサルも懸命にヴァンを探していた―― 。
様々な思惑と陰謀が交錯した時、運命が動き始める。
・・・というあらすじ。
主なキャラクターは、
-
ヴァン【堤真一】:生き残った”独角”最後の戦士。山犬の襲撃から生き延びた。
-
ホッサル【竹内涼真】:謎の病”ミッツァル”の謎を追う天才医師。
-
サエ【杏】:アカファ王国の刺客。抗体を持つ者を追う狩人。
-
ユナ【木村日翠】:身寄りのない少女。ヴァンと一緒に暮らす。
-
ヨタル【阿部敦】:ツオル帝国皇帝の次男。
-
トゥーリム【安原義人】:アカファ王の懐刀。ツオルへの反乱を計画する。
-
マコウカン【櫻井トオル】:ホッサルの従者。
-
オーファン【藤真秀】:火馬の郷(ツオルの支配がまだ及んでいないアカファの聖地)を守りたい戦士。ツオルへの反乱を計画する。
-
アカファ王【玄田哲章】:ツオルへの反乱を企むアカファ王国の王。
- ケノイ【西村知道】:山犬を操ることができる犬の王。
など。
悪くない作品でしたが、それほどには響きませんでした。原作の小説は未読ですが、もとは長い作品を圧縮したような印象で、何かを暗示するようなシーンがところどころにあったのですが、その意味がわからないところも多く、消化不良感が残ったのは残念でした。
ところで、もともと本作は、昨年の9月に公開予定だった作品。当時のチラシももらっていました。
当時、チラシだけでなく、オフィシャルガイドまで配布していたのですが、運悪く公開直前に新型コロナの第5波のピークが来てしまった影響で、公開延期となっていました。しかし、結果的に、今回の公開は第6波のピークにぶち当たってしまいました。こうした宣伝にはそれなりに費用も掛かるのでしょうから、上映時期の判断も難しいなと思いました。