休日の朝、TOHOシネマズ流山おおたかの森に行きました。
映画館オープン直後の時間帯、けっこうな人がいました。
この日の上映スケジュール。この日は、26作品・30種類の上映が行われていました。
この日観たのは、「ブルーサーマル」(3月4日(金)公開)。公開2週目で1日1回のみの上映となった映画館も多く、早々に上映終了となってしまいそうなので、観に行くことにしました。
上映は106席のスクリーン8。お客さんは20人ほどでした。
チラシの表裏。
チラシの中見開き。
小沢かなのマンガ「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」をアニメ映画化した作品だそうで、主要スタッフは、監督:橘正紀、脚本:橘正紀・高橋ナツコ、キャラクターデザイン・総作画監督:谷野美穂、制作:テレコム・アニメーションフィルムなど。
公式サイトのストーリーによれば、
高校時代、バレーボール一筋で頑張ってきた都留たまき。サークル活動や恋愛などで充実した、“普通の大学生活”に憧れ長崎から上京するも、入学早々とある事故でグライダーを傷つけてしまう。その弁償のために“体育会航空部”の雑用係をすることに。思い描いていた大学生活とはかけ離れた環境に不満を抱いていたが…、主将である倉持の操縦するグライダーで初めて《空》へ飛び立った瞬間から、一面に広がるその美しさに魅了されていく。
「もっとたくさん飛びたい!」とだんだん《空》の世界に夢中になっていくたまき。
彼女の天真爛漫な性格は周りを明るく照らし、気づけば、共に練習に励む先輩の空知や同期との間にも固い絆が生まれていくのであった。
そこには、確かに彼女の求める“充実した大学生活”が存在していた。
ところが、他校との合同合宿で仲たがいしていた姉・ちづると再会する。
時を経ても冷たい態度の姉に《空》の世界にいることを否定され、下を向いてしまうたまき。
更に、初めての大舞台・新人戦では強力なライバルも現れ、周囲からのプレッシャーに動揺を隠せない。
「自分らしく飛んで来い」
倉持の言葉で上を向くことができたたまきは、様々な人の想いを乗せて、大空での戦いに挑む。
果たして、《空》に恋した彼女は“幸せになれる風<ブルーサーマル>”を捕まえることはできるのか―。
・・・というあらすじ。
主な登場人物は、
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都留たまき【堀田真由】:青凪大学航空部1年。通称・つるたま。サークル活動や恋愛など普通のキャンパスライフに憧れ、長崎から上京したが、ひょんなことから航空部へ入部することに。天真爛漫な性格で、ムードメーカー的存在。
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倉持潤【島﨑信長】:青凪大学航空部4年/主将。グライダー操縦の天才で絶対的エース。つるたまを航空部に迎え入れ、目をかける。選手の羨望の的であるが、誰にも言えない悩みを抱えている。
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空知大介【榎木淳弥】:青凪大学航空部2年。エースの倉持を心の底から敬愛している。1年生の養成担当となるも、つるたまとはケンカばかり。不器用で自分の気持ちに素直になれない。
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矢野ちづる【小松未可子】:阪南館大学航空部4年/主将。訳あって妹であるたまきを嫌っている。4年間、空の世界で戦ってきた倉持に対しては素直な一面も。
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朝比奈燿【小野大輔】:青凪大学航空部のOB。怪我をきっかけに選手生活は引退。航空部への支援と引き換えに、倉持と“契約”し、常に成果を出すことを求める。
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室井ゆかり【白石晴香】:青凪大学航空部1年。友達想いでたまきの力強い味方。トレードマークはピンク色のつなぎ。
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牧綾子【大地葉】:青凪大学航空部1年。まじめな性格で独特なセンスの持ち主。トレードマークは個性的な柄のTシャツ。
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成原映太【村瀬歩】:青凪大学航空部1年。写真を撮ることが大好きで、部活中もカメラを持ち歩いている。トレードマークは丸いメガネ。
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南葉良平【古川慎】:青凪大学航空部4年/主務。倉持の良き理解者であり、航空部のお父さん的存在。
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望田薫【高橋李依】:青凪大学航空部3年。気さくな性格で、たまき達後輩とも親しくしている。
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相原春風【八代拓】:青凪大学航空部3年/機体班主任。責任感があり、とあるミスを犯したたまきをきつく叱るが、仲間想いな性格。
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羽鳥楓【河西健吾】:阪南館大学航空部1年。国内最年少でグライダーのライセンスを取得するなど、才能に溢れている。プライドが高く、たまきに強く当たる。
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青凪大学航空部監督【寺田農】:青凪大学航空部の監督。普段は静かに部員たちを見守っているが、大事な場面で皆を鼓舞してくれる存在。
など。
映画情報サイトの口コミでは、好意的なコメントだけでなく、ネガティブなコメントも散見されたので、どうかなあと思って観始めました。おそらく、原作と比べるとグッと圧縮した展開だったのだろうと思います、それぞれの要素の掘り下げがもう少しあるとなお良かったと思いますが、主要な要素をバランス良く盛り込んだテンポの良い展開で、爽やかな余韻が残るいい作品でした。原作コミックを読んでみたくなりました。