鷺の停車場

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テレビアニメ「ランウェイで笑って」

テレビアニメ「ランウェイで笑って」を見ました。

runway-anime.com

4月に入って、ながら視聴することが増えたdアニメストアで、見た作品の一つ。

2017年5月から「週刊少年マガジン」で連載されている猪ノ谷言葉さんの同名コミックをアニメ化した作品で、本年1月から3月まで、TBS「アニメイズム」枠などで放送されていた2020年冬アニメ。

監督:長山延好、シリーズ構成:待田堂子チーフディレクター:渋谷亮介、キャラクターデザイン:金子美咲、アニメーション制作:Ezo'laという主要スタッフ。

 

大まかなあらすじを紹介すると、

 

パリコレモデルを夢見る高校3年生の藤戸千雪【花守ゆみり】。158cmとモデルとしては致命的な低身長から、周囲から諦めることを勧められるが、モデルとなることを諦めない千雪は、同級生の都村育人【花江夏樹】がファッションデザイナーを目指していることを知り、育人に服の制作を依頼する。育人が作った服を着てモデルのオーディションに臨んだ千雪は、オーディションを突破し、モデルとして活動し始める。育人は、母親が病気で生活の苦しさから夢を諦めようとしていたが、才能を見出され、デザイナー・柳田一【諏訪部順一】の下で働き始める。
間もなく開催された「東京コレクション」に参加する柳田は、モデルが急に欠けるというトラブルに見舞われ、育人は代役としてやってきた千雪に合わせて服を急遽直すことになるが、何とか成功を収める。
東京コレクション終了後、柳田のアトリエに、デザイナー志望のモデル・長谷川心【茅野愛衣】と才能あるデザイナー・綾野遠【木村良平】の2人の学生が加わる。2人が通う服飾芸華大学が開催するファッションショーに外部からも参加できると知った育人はエントリーし、予選を突破する。デザイナーを目指す心も千雪をモデルにしてファッションショーを目指す。
そして迎えたファッションショー当日、育人は遠に勝とうとランウェイに臨む。そして、心と千雪のステージは、観客の心を打つものだった。そして、遠も、日本最高のファッションブランドを築いた祖母を超えようとショーに臨み、高い評価を受けるが、祖母には及ばず、自ら辞退する。その結果、心が見事にグランプリを獲得することになったが、育人は独創性不足と評価され低い順位に甘んじ、涙する。
そして、心は本格的にデザイナーを目指すことを決める。千雪もショーでのウォーキングが評価されて雑誌の専属モデルに抜擢され、それを聞いて悔しく思う育人も前を向いて歩き出す

・・・という物語。

 

公式サイトに掲載されているストーリーは以下のとおりです。

EPISODE.1:1着目「これは君の物語」

「パリ・コレ」を目指す藤戸千雪は、低身長というモデルにとって重大な欠点を抱えていた。周囲から「諦めろ」と言われ続けても千雪は折れない。ある日、千雪はクラスメイトの都村育人の進路調査を回収することになる。クラスメイトたちから「影が薄い」と言われている育人の意外な「将来の夢」を知った千雪は……。 

EPISODE.2:2着目「プロの世界」

ファッションデザイナーになる夢を秘めてきた育人。千雪の父で、ファッションブランド・ミルネージュ社長の研二から働き先を紹介され、新進気鋭のデザイナー・柳田 一の職場を紹介される。アトリエを訪ねた育人は、柳田の厳しい態度と過酷すぎるプロの現場に驚くのだが……。

EPISODE.3:3着目「ランウェイで笑って」

育人は柳田に同行し、日本最大のファッションの祭典「東京コレクション」に参加することになる。急遽来られなくなったモデルの代わりとしてやってきたのは、千雪だった――。重なるトラブルの結果、育人が千雪の衣装を縫うことになる。緊張で焦る育人に、千雪は語りかける。二人の初めての「ショー」が、今始まる!

EPISODE.4:4着目「若き才能たち」

千雪に出会うまで、家計のためにデザイナーの夢をあきらめ続けてきた育人。いまだに家族に、柳田の元で働いていることを言い出せず悩んでいた。一方、多忙を極める柳田のアトリエに、助っ人としてトップデザイナーの孫・綾野 遠とデザイナー志望の大学生・長谷川 心がやってくる。遠の卓越した技術を見せつけられた育人は……。 

EPISODE.5:5着目「それぞれの流儀」

日本一の服飾大学・芸華大のファッションショーの予選に挑戦することになった育人。予選をくぐり抜けた者だけがショーに参加する資格を得られる。育人は共に柳田の元で働く長谷川 心が複雑な事情を抱えていることを知り、「一緒に予選に挑戦しないか」と誘う。二人で参加した予選当日、発表された課題は育人にとって不利な課題で……!? 

EPISODE.6:6着目「優越感と劣等感」

参加者が自分でデザインした服を披露する芸華祭一次予選。育人が選んだモチーフは審査員の予想を大きく裏切るものだった。審査員たちの育人への評価は……!? 一方、夢に向かって突き進む育人に感化された千雪も、自分の力で道を切り開こうと片っ端からモデルの仕事先へ自らを売り込んでいた。 

EPISODE.7:7着目「存在感(オーラ)」

ようやく勝ち取った雑誌撮影の仕事に訪れた千雪は、そこで出会った高身長のモデルの存在感に圧倒されてしまう。それは、本当はデザイナー志望であり、嫌々ながらモデルの仕事をこなす心だった。打ちひしがれた千雪は帰り道、マネージャーに「モデルを辞めたい」と訴える心の姿を見てしまい……。  

EPISODE.8:8着目「デザイナーの器」

母親の容態が悪化したという報せを受け、病院に駆けつける育人。さらには滞納していた治療費がのしかかり、育人はバイトを増やすため苦渋の思いで柳田と遠に「仕事を辞めさせてほしい」と伝える。そんな育人の元に、心のマネージャー・五十嵐がやってきてある提案を持ちかけるのだが……。

EPISODE.9:9着目「好敵手(ライバル)」

パリから帰国した千雪に「芸華祭で自分のショーに出てほしい」と誘う育人だったが、柳田との関係を修復するため、アトリエに連行されてしまう。そこで、モデルの仕事に向かおうとしていた心に出くわす。心が本気でデザイナーを目指していると知った千雪は、マネージャーの五十嵐と対峙するのだった。 

EPISODE.10:10着目「負けられない」

芸華祭当日。それぞれの想いが交錯する中、ステージの幕が上がる。今まで服作りを「勝負事」としてとらえていなかった育人にとって、未知の戦いが始まる。勝ちも負けも今、決まる―――。そうそうたる審査員が揃い、家族が見守る中、育人のショーがスタートして……。

EPISODE.11:11着目「約束」

育人のランウェイが終わり、心と千雪のショーが始まる。出会いが最悪で、性格も合わない二人。これまで散々衝突してきた二人は、お互いにとある提案をする。「チームだけどライバル」。そんな二人が創り出すランウェイは、ゆずれない想いを形にしたものだった。  

EPISODE.12:12着目「これは僕の物語」

芸華祭ファッションショーもいよいよ大詰め。にわかに観客が増える中、綾野遠のショーが始まる。遠のテーマは育人と同じ「調和」。遠の持つ圧倒的な技術とセンスは、育人の感情を揺さぶり、羨望させる。大喝采でショーが終わり、いよいよ育人たちの運命の審査結果が発表されるのだった――。

(ここまで)

 

ファッション界を舞台にした作品は異色ですが、物語の骨格としては、千雪はモデルとしては圧倒的に不利な低身長、育人は技術はあるが生活が苦しい、とそれぞれ困難に直面しながら、必死の努力を積み重ねて、少しずつそれを乗り越えていく、という、いわゆるスポ根ものと共通する部分があって、逆に王道ものという感じもしました。もとが少年マンガということもあって、深く心を打つという感じではありませんが、見終わって爽やかな気持ちになる作品でした。

 

原作マンガはまだ連載中ということです。最初の設定からすると、仮にハッピーエンドになるとすれば、千雪は世界で活躍するモデルとして、また、育人も一流のデザイナーとしての地位を獲得する、というのが終着駅のはず。と思うと、このテレビアニメ版で描かれたストーリーは、まだ途中、序盤のヤマを越えたくらいなのかもしれません。原作マンガ自体、その最後まで描かれるのかわかりませんし、テレビアニメ版は本作で終了で、第2クールは制作されない可能性も高いのだろうと思いますが、仮に続きがあるのであれば、少し見てみたい気はします。