鷺の停車場

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新型コロナ⑦

4月8日から発令されていた新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言ですが、5月25日に全ての都道府県が解除されて10日ほどが過ぎました。東京や北九州など、感染者がその後再び増えたりしている地域もあり、状況は一進一退という感じで、完全に収束したとはとてもいえない状況ですが、経済活動も少しずつ再開するようになってきています。私は、緊急事態宣言中も、毎日ではないものの継続的に電車に乗って通勤せざるを得なかったのですが、緊急事態宣言の解除以降、電車の乗客が目に見えて増えてきていることを実感します。

前回、5月23日までの推移を書きましたが、国外をみると、欧米での感染拡大は収まりつつあるようですが、引き続き中南米や南アジアなどでは拡大が続いており、世界全体では、1日に10万人を超えるペースで感染者が増え続けている状況です。

  • 5月24日(日):国内の新規感染者数が42人、累計感染者数が16,581人に。東京都の新規感染者数が3日ぶりに10人を上回る。ブラジルの感染者数が35万人を、ドイツの感染者数が18万人を、アフガニスタンの感染者数が1万人を超える。

  • 5月25日(月):国内の新規感染者数が21人、累計感染者数が16,623人に。政府が残る5都道県の緊急事態宣言を解除。ロシアの感染者数が35万人を、チリの感染者数が7万人を、アラブ首長国連邦の感染者数が3万人を超える。プロ野球が当面無観客で6月19日に開幕することを決定。

  • 5月26日(火):国内の新規感染者数が32人、累計感染者数が16,651人に。埼玉県の感染者数が1,000人に達する。世界全体の感染者数が550万人を、メキシコの感染者数が7万人を超える。緊急事態宣言の全面解除を受け、営業再開・拡大の動きが広がる。

  • 5月27日(水):国内の新規感染者数が41人、累計感染者数が16,683人に。世界全体の死亡者数が35万人を、アメリカの死亡者数が10万人を、ブラジルの感染者数が40万人を、インドの感染者数が15万人を超える。政府が経済対策を盛り込んだ第2次補正予算を決定。

  • 5月28日(木):国内の新規感染者数が63人、累計感染者数が16,719人に。新規感染者数が50人を超えるのは5月16日以来。アメリカの感染者数が170万人を、カタールの感染者数が5万人を、エジプトの感染者数が2万人を、バーレーンの感染者数が1万人を超える。大阪府が6月1日に休業要請を全て解除することを決定。

  • 5月29日(金):国内の新規感染者数が74人、累計感染者数が16,804人に。ブラジルの感染者数が45万人を超える。東京都が30日から休業要請緩和の「ステップ2」に移行することを、北海道が6月1日に休業要請を全て解除することを決定。Jリーグが6月27日から順次リーグ戦を再開することを決定。

  • 5月30日(土):国内の新規感染者数が50人、累計感染者数が16,851人に。世界全体の感染者数が600万人を、フランス・ペルーの感染者数が15万人を、南アフリカの感染者数が3万人を、オマーンカザフスタンの感染者数が1万人を超える。

  • 5月31日(日):国内の新規感染者数が37人、累計感染者数が16,884人に。ブラジルの感染者数が50万人を、ロシアの感染者数が40万人を、イランの感染者数が15万人を、ナイジェリアの感染者数が1万人を超える。

  • 6月1日(月):国内の新規感染者数が37人、累計感染者数が16,930人に。アメリカの感染者数が180万人を、チリの感染者数が10万人を、パキスタンの感染者数が7万人を、メキシコの死亡者数を1万人を超える。北九州市で複数のクラスターの発生などにより23日からの10日間の新規感染者が110人を超える。全国で学校再開が本格化。東京都などで抗体検査の採血始まる。

  • 6月2日(火):国内の新規感染者数が52人、累計感染者数が16,986人に、死亡者数が900人に達する。ブラジルの感染者数が55万人、死亡者数が3万人を、バングラデシュの感染者数が5万人を、コロンビアの感染者数が3万人を、ボリビアアルメニアの感染者数が1万人を超える。東京都が新規感染者の増加などを受け独自に警戒を呼び掛ける「東京アラート」を発動。

  • 6月3日(水):国内の新規感染者数が30人、累計感染者数が17,018人に。インドの感染者数が20万人を、メキシコの感染者数が10万人を超える。

  • 6月4日(木):国内の新規感染者数が48人、累計感染者数が17,064人に。世界全体の感染者数が650万人を、ブラジルの感染者数が60万人を、ペルーの感染者数が18万人を、フィリピン・アルゼンチンの感染者数が2万人を超える。ブラジルの死亡者数がイタリアを抜いて世界3位に。イギリスが15日からの営業規制緩和に合わせ公共交通機関でのマスク着用を義務付け。アメリNBAが7月31日からのリーグ再開を決定。

  • 6月5日(金):国内の新規感染者数が44人、累計感染者数が17,103人に。エジプト・クウェートの感染者数が3万人を、ルーマニアの感染者数が2万人を、イギリスの死亡者数が4万人を超える。首都圏の映画館も5月29日ごろから映画館の営業再開の動きが広まり、この日までにほとんどの映画館で営業再開。

  • 6月6日(土):国内の新規感染者数が46人、累計感染者数が17,141人に。アメリカの感染者数が190万人を、ロシアの感染者数が45万人を、インドネシアの感染者数が3万人を、イラクアルジェリアの感染者数が1万人を超える。

 (注)感染者数などのデータは、基本的に翌日発表の厚生労働省資料に基づいています。

 

さまざまな活動が再開されるようになってきましたが、感染者は1日50人弱のペースで増え続けています。人々の外出や移動が増えたことによって、今後更に感染者が増える可能性も十分にあります。うまくバランスを取りながら、ということは簡単ですが、どの程度の対策がベストなのか、実際には手探りでやっていくしかないのでしょう。