鷺の停車場

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劇場版アニメ「映画大好きポンポさん」コメンタリー上映

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再びキネマ旬報シアターに行きました。

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この週のラインナップ。

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観たのは、劇場版アニメ「映画大好きポンポさん」(6月4日(金)公開)。

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すぐ前に観たばかりですが、今回はコメンタリー上映を観てみようと思い、再訪しました。Blu-rayを購入した作品で、ディスクに併録されているコメンタリーを家で見たことはありますが、スクリーンでコメンタリーを観るのは初めて。

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あらかじめ、スマホに専用アプリ「HELLO! MOVIE」をインストール。

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動作確認をしてから、「音声ガイド」メニューから「【コメンタリー版】映画大好きポンポさん」をダウンロードして事前準備は終了。

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上映は前回と同じく136席のスクリーン3。今回も1席ずつ間隔を開けての販売、前回よりは少ないものの、40人近く入っていたのではないかと思います。

スマホで「HELLO! MOVIE」を立ち上げ、イヤホンマイクを付けてスタンバイすると、映画本編の音声に反応してコメンタリーが始まりました。

コメンタリー版は、主人公ジーン役の清水尋也、ポンポさん役の小原好美、ナタリー役の大谷凜香の主要キャストと平尾隆之監督の4人によるコメンタリー。

キャストのオーディション時の話から始まって、制作時の裏話や、細部のこだわりなど、興味深い話をいろいろ聞くことができました。

  • 作中に出てくる劇中劇のシーンなどに随所に名作へのオマージュが埋め込まれている

  • (本編はヴィスタサイズだが)劇中劇の部分はより横長のシネスコサイズになっている

  • 劇中劇で指揮者が奏者に紙を投げつけるシーンは、1回目は劇中劇の設定どおり楽譜だが、2回目はジーンが自分をそのシーンに投影して映画の脚本になっている

  • ジーンが銀行に勤めるアランと再会するシーンは、アランは(その心境を反映して)ずっと日陰になっている

  • ジーンが勤める映画会社の受付嬢は双子

など、2回観ても全く気づかなかったところが多くありました。

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なお、公開2週目の入場者特典の原作者描き下ろしコミックの後編をいただくことができました。映画の前日譚、ジーンがポンポさんの制作アシスタントとして雇われて働き始めるまでを描いています。