鷺の停車場

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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝―永遠と自動手記人形―」@イオンシネマ守谷

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝―永遠と自動手記人形―」(9月6日(金)公開)をイオンシネマ守谷に観に行きました。

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公開日から上映していた封切館ではほとんど上映が終了しましたが、10/18(金)から、順次セカンドランの上映が始まっています。この映画館では、10/25(金)から11/7(木)までの2週間の上映のようです。

この作品を観るのは約1か月ぶり。前回でもう見納めかなあと思っていたのですが、しばらく間があくと再び観たい気持ちが強くなって、比較的近くに出掛ける用事があったついでに、行くことにしました。

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この日の上映スケジュール。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」は1日2回の上映でした。

私自身は既に全部揃っているので、ダブってしまうだけなのですが、入場者特典の書き下ろし短編小説も普通にいただくことができました。

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上映は129席のスクリーン8。入ってみると20~30人ほどのお客さんでした。

ちょっと後ろの席に、風邪気味なのか最初から最後までずっと1分間に何度も鼻をすすり上げる人がいて、その音だけは気になりましたが、それを除けば、静かな環境で観ることができました。

後半のテイラー編もいいのですが、私には前半のイザベラ(エイミー)の部分の方が素晴らしく映ります。愛する妹のために、自分の名前も過去も捨てて名家の娘となり、淑女にふさわしい振舞いや作法を身に付けるため全寮制の女学校に入ったイザベラが、家庭教師として派遣されたヴァイオレットとの交流を通じて、思いに変化が訪れ、別れの日には、自分の過去をヴァイオレットに話し、妹への手紙を託す。全寮制女学校という閉ざされた空間で、妹への思い、否定的だった自分を少しずつ受け入れるようになっていく描写は、どこか緊迫感があって、何度観てもとても心に響きます。

次にまたスクリーンで観る機会があるかは分かりませんが、少なくともディスクがリリースされたときには、また観ることだろうと思います。