鷺の停車場

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新型コロナ⑮

10月に入り、GoToトラベルの対象に東京都が追加され、GoToイートも始まりました。一方、新規感染者数は第二波のピークから減ってきていますが、最近は、日によって振れ幅があるものの1日500人前後を行ったりきたりしています。

感染者数から退院者数などを差し引いた現在感染者数(入院治療等を要する者の数)の動向を見ると、9月下旬になって6,000人を切りましたが、その後の減り方はかなり緩やかになっていますし、医療のひっ迫の状況の一端を示す重症者数の推移を見ても、300人を超えた第一波ピークの4月下旬、250を超えた第二波ピークの8月下旬からは減少し、10月に入って150人を切るまでになりましたが、その後は下げ止まっている感じです。

  • 9月25日(金):国内の新規感染者数が575人、累計感染者数が81,055人に。埼玉県の感染者数が4,500人を、北海道の感染者数が2,000人を、広島県の感染者数が500人を超える。
    各国の感染者数は、アメリカで700万人、インドで580万人、ネパール・コスタリカで7万人、モルディブで1万人を超え、ブラジルの死亡者数が14万人を超える。

  • 9月26日(土):国内の新規感染者数が644人、累計感染者数が81,690人に。東京都の感染者数が25,000人を超える。
    各国の感染者数は、インドで590万人、ブラジルで470万人、コロンビアで80万人、アルゼンチンで70万人、フランスで50万人、フィリピンで30万人、ウクライナで20万人、モルドバで5万人、モンテネグロで1万人を超え、ロシアの死亡者数が2万人を超える。

  • 9月27日(日):国内の新規感染者数が485人、累計感染者数が82,131人に。
    各国の感染者数は、アメリカで710万人、ペルーで80万人、ブルガリアで2万人、ミャンマーで1万人を超える。

  • 9月28日(月):国内の新規感染者数が301人、累計感染者数が82,494人に。
    世界全体の感染者数が3,300万人を超え、各国の感染者数は、インドで610万人、イラクで35万人を超え、世界全体の死亡者数が100万人を超える。

  • 9月29日(火):国内の新規感染者数が531人、累計感染者数が83,010人に。三重県滋賀県の感染者数が500人を超える。
    各国の感染者数は、イランで45万人、バーレーンで7万人、ヨルダンで1万人を超え、ベルギーの死亡者数が1万人を超える。

  • 9月30日(水):国内の新規感染者数が576人、累計感染者数が83,563人に。
    各国の感染者数は、アメリカで720万人、インドで620万人、ブラジルで480万人、アルゼンチンとスペインで75万人、フランスで55万人、イギリスで45万人、アルメニアで5万人、スロバキアで1万人を超える。

  • 10月1日(木):国内の新規感染者数が636人、累計感染者数が84,215人に。沖縄県の感染者数が2,500人を超える。
    世界全体の感染者数が3,400万人を超え、各国の感染者数は、インドで630万人、イスラエルで25万人、チェコで7万人、フィンランドで1万人を超え、アルゼンチンの死亡者数が2万人を超える。
    政府がビジネス関係者や留学生の入国制限を緩和。GoToイートキャンペーンが始まる。

  • 10月2日(金):国内の新規感染者数が543人、累計感染者数が84,768人に。東京都の感染者数が26,000人を、神奈川県の感染者数が7,000人を超える。
    各国の感染者数は、アメリカで730万人、インドで640万人、メキシコで75万人を超える。
    スペインの首都マドリードで部分的な移動制限を再実施。アメリカのトランプ大統領が感染を公表し入院。

  • 10月3日(土):国内の新規感染者数が578人、累計感染者数が85,339人に。千葉県の感染者数が4,000人を超える。
    各国の感染者数は、ブラジルで490万人、ドイツで30万人、チュニジアで2万人を超え、インドの死亡者数が10万人を超える。

  • 10月4日(日):国内の新規感染者数が402人、累計感染者数が85,739人に。陸上自衛隊朝霞駐屯地での訓練に全国各地から参加した女性自衛官27人の集団感染が判明。
    世界全体の感染者数が3,500万人を超え、各国の感染者数は、アメリカで740万人、インドで650万人、ロシアで120万人、コロンビアで85万人、フランスで60万人、イギリスで50万人、インドネシアで30万人、オマーンポーランドで10万人、デンマークハンガリーで3万人を超える。

  • 10月5日(月):国内の新規感染者数が282人、累計感染者数が86,047人に。
    各国の感染者数は、インドで660万人、アルゼンチンとスペインで80万人、ギリシャで2万人を超え、アメリカの死亡者数が21万人を、メキシコの死亡者数が8万人を超える。アメリカのトランプ大統領が退院。

  • 10月6日(火):国内の新規感染者数が502人、累計感染者数が86,543人に。
    各国の感染者数は、アメリカで750万人、オランダで15万人、アラブ首長国連邦で10万人、ミャンマーで2万人、タジキスタンで1万人を超える。
    プロ野球のロッテが選手7人など計11人の感染を公表、大規模な選手入れ替えを余儀なくされる。

  • 10月7日(水):国内の新規感染者数が511人、累計感染者数が87,020人に。
    世界全体の感染者数が3,600万人を超え、各国の感染者数は、インドで670万人、ブラジルで500万人、オーストリアで5万人、ヨルダンで2万人を超える。

  • 10月8日(木):国内の新規感染者数が627人、累計感染者数が87,639人に。東京都の感染者数が27,000人を超える。
    各国の感染者数は、アメリカで760万人、インドで680万人、アルゼンチンで85万人、メキシコで80万人、フランスで65万人、イギリスで55万人、ウクライナで25万人、チェコで10万人、ジョージアで1万人を超える。

  • 10月9日(金):国内の新規感染者数が603人、累計感染者数が88,233人に。大阪府の感染者数が11,000人を超える。
    各国の感染者数は、インドで690万人、スペインで85万人、カナダで18万人、ネパールで10万人、レバノンで5万人、北マケドニアコートジボアールで2万人を超える。スペインがマドリードとその周辺地域を対象に15日間の非常事態宣言を発令。

  • 10月10日(土):国内の新規感染者数が681人、累計感染者数が88,912人に。愛知県の感染者数が5,500人を、埼玉県の感染者数が5,000人を超える。
    世界全体の感染者数が3,700万人を超え、各国の感染者数は、アメリカで770万人、コロンビアで90万人、イラクで40万人、ルーマニアとベルギーで15万人、チュニジアボスニア・ヘルツェゴビナで3万人を超える。
    さいたま市のミュージカル劇団で稽古に参加した団員ら62人の集団感染が判明。

  • 10月11日(日):国内の新規感染者数が437人、累計感染者数が89,347人に。神奈川県の感染者数が7,500人を超える。
    各国の感染者数は、インドで700万人、フランスで70万人、イギリスで60万人、イランで50万人、イタリアで35万人、オランダで18万人、モロッコで15万人、エルサルバドルで3万人、クロアチアで2万人、モザンビークで1万人を超え、ブラジルの死亡者数が15万人を超える。

  • 10月12日(月):国内の新規感染者数が278人、累計感染者数が89,673人に。
    各国の感染者数は、アメリカで780万人、インドで710万人、ブラジルで510万人、ロシアで130万人、アルゼンチンで90万人、ペルーで85万人、パラグアイで5万人、スロバキアで2万人を超える。
    日本大学男子バレー部で28人の集団感染が判明。

  • 10月13日(火):国内の新規感染者数が500人、累計感染者数が90,140人と9万人を超える。
    世界全体の感染者数が3,800万人を超え、各国の感染者数は、スウェーデンで10万人、ミャンマーで3万人を超える。
    イタリアが集会などの制限措置を発表。オランダもバーの閉鎖などの制限措置を発表。

  • 10月14日(水):国内の新規感染者数が552人、累計感染者数が90,710人に。東京都の感染者数が28,000人を超える。
    各国の感染者数は、アメリカで790万人、インドで720万人、スペインで90万人、フランスで75万人、イギリスで65万人、オランダで20万人、ベルギーで18万人、キルギスで5万人、ヨルダンで3万人、ウガンダで1万人を超え、死亡者数は、インドで11万人、イラクで1万人を超える。
    フランスがパリなど9都市圏で17日から夜間外出禁止令を出すことを発表。

  • 10月15日(木):国内の新規感染者数が707人、累計感染者数が91,431人に。宮城県の感染者数が500人を超える。
    各国の感染者数は、インドで730万人、ドイツで35万人、イスラエルで30万人、エクアドルで15万人、スロベニアで1万人を超える。

 

 (注)感染者数などのデータは、基本的に翌日発表の厚生労働省資料に基づいています。

 

世界全体の状況を見ると、感染者の増加ペースはなお少しずつ大きくなっており、最近では3日で100万人というペースになっています。これまで感染者の増加が著しかった南北アメリカ、南東アジアのほか、最近ではヨーロッパ各国での増加が再び目立つようになってきています。出入国の制限も少しずつ緩和されつつあり、社会・経済活動はさらに活発化していますが、これからインフルエンザの季節に入っていく中で、どの程度感染を抑えていけるかがその後の状況に大きな影響を与えるのではないかと思います。