鷺の停車場

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新型コロナ:10月の経過

9月いっぱいで緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除され、経済活動などが少しずつ活発化してきましたが、感染状況は落ち着いた状態が続いたまま、11月に入りました。

10月の1か月間の経過をまとめてみました。

  • 10月1日(金):国内の新規感染者数が1,447人、累計感染者数が1,702,819人に。都道府県別の感染者数は、山形県で3,500人を超える。

    各国の感染者数は、イランで560万人を超え、死亡者数も、アメリカで70万人、ウクライナで6万人を超える。

    267日ぶりに緊急事態宣言などが全面的に解除。武田薬品工業がモデルナ社ワクチンの異物混入はスペインの製造委託先での人的ミスが原因だったとの調査結果を公表。米メルク社が開発中の経口治療薬「モルヌピラビル」が入院や死亡のリスクを50%減らす効果を確認したとの治験の中間結果を公表。

  • 10月2日(土):国内の新規感染者数が1,276人、累計感染者数が1,704,083人に。

    各国の感染者数は、イギリスで790万人、セルビアで95万人、ベトナムで80万人、ケニアで25万人、シンガポールで10万人を超える。

    全国知事会が第5波の対策を検証して有効な具体策を示すことなどを国に求める提言を取りまとめ。

  • 10月3日(日):国内の新規感染者数が104日ぶりに1,000人を下回る968人、累計感染者数が1,705,046人に。都道府県別の感染者数は、大阪府で20万人、福岡県で7.4万人、長崎県で6,000人を超える。新規感染者数は、茨城県で6月21日以来、静岡県で4月26日以来の一桁に。

    各国の感染者数は、トルコで720万人、ソマリアで2万人を超え、世界全体の死亡者数が480万人を超える。

    茨城県で6月12日以来、静岡県で4月入院治療等を要する者の数(現在患者数)が82日ぶりに2万人を下回る。ワクチンの2回接種完了人数が8,000万人を超える。

  • 10月4日(月):国内の新規感染者数が602人、累計感染者数が1,705,778人に。新規感染者数は、東京都で昨年11月2日以来、大阪府で7月5日以来の二桁、沖縄県で3月8日以来の一桁に減少。

    世界全体の感染者数が2億3,500万人を、各国の感染者数は、ロシアで750万人、フィリピンで260万人、オーストリアで75万人に達する。

    政府がワクチンの2回接種完了者が国民の6割を超えたと発表。岸田内閣が発足し、新型コロナ対策担当大臣に山際大志郎、ワクチン接種推進担当大臣に堀内詔子(いずれも衆議院議員)が就任。

  • 10月5日(火):国内の新規感染者数が982人、累計感染者数が1,706,675人に。都道府県別の感染者数は、埼玉県で11.5万人を超える。

    各国の感染者数は、イギリスで800万人、キューバで90万人、エチオピアで35万人、ボツワナで18万人を超える。

    斉藤国土交通相が記者会見で「GoToトラベル」事業について感染状況を勘案して再開を検討する意向を表明。

  • 10月6日(水):国内の新規感染者数が1,126人、累計感染者数が1,707,752人に。

    各国の感染者数は、アメリカで4,400万人、フランスとトルコで730万人、マレーシアで230万人、ルーマニアで130万人、モルドバで30万人を超え、死亡者数も、フランスで12万人、ベトナムで2万人を超える。

    2021年度上半期(4~9月)の旅行業の倒産が前年同期比2.6倍の16件に上ったことが判明。政府が行動制限の緩和に向けた実証実験を開始。

  • 10月7日(木):国内の新規感染者数が972人、累計感染者数が1,708,742人に。

    各国の感染者数は、メキシコで370万人、ウクライナで260万人、イスラエルで130万人、ネパールで80万人、ベラルーシで55万人、バルバドスで1万人を超え、死亡者数も、メキシコで28万人を超える。

    東京都が上から2番目だった感染状況、最も深刻だった医療提供体制の警戒レベルをそれぞれ1段階引き下げ。ファイザー社の日本法人がワクチンの3回目接種の承認申請を行ったことを明らかに。群馬県で飲食店などへの営業時間短縮要請が全面終了。

  • 10月8日(金):国内の新規感染者数が827人、累計感染者数が1,709,609人に。

    各国の感染者数は、イギリスで810万人、ロシアで760万人、ドイツで430万人、スロベニアで30万人を超え、死亡者数も、ブラジルで60万人、インドで45万人、ロシアで21万人を超える。

    厚生労働省ファイザー社と2022年1月からワクチン1億2,000万回分の追加供給を受ける契約を締結したと発表。岸田首相が所信表明演説で司令塔機能の強化、人流抑制、医療資源確保のための法改正を表明。

  • 10月9日(土):国内の新規感染者数が777人、累計感染者数が1,710,394人に。都道府県別の感染者数は、千葉県で10万人を超える。

    各国の感染者数は、トルコで740万人、タイで170万人、セルビアで100万人、アイルランドで40万人、リトアニアで35万人を超える。

    岸田首相が感染の再拡大に備え公的病院の専用病床を増やす意向を表明。重症者数が76日ぶりに500人を下回る。

  • 10月10日(日):国内の新規感染者数が553人、累計感染者数が1,710,973人に。

    各国の感染者数は、イランで570万人、イタリアで470万人を超える。

    東京都の新規感染者数が約1年ぶりに60人台まで下がり、大阪府の新規感染者数が7日連続で全国最多に。ワクチンの累計接種人数が9,500万人を超える。

  • 10月11日(月):国内の新規感染者数が昨年10月19日以来約1年ぶりの300人台となる369人、累計感染者数が1,711,391人に。新規感染者数は、広島県で7月13日以来の一桁に減少。

    各国の感染者数は、イギリスで820万人、チェコで170万人、スイスで85万人を超え、死亡者数も、ホンジュラスで1万人を超える。

    東京都で昨年6月25日以来、大阪府で本年6月28日以来、それぞれ新規感染者数が50人を下回る。入院治療等を要する者の数(現在患者数)が昨年11月11日以来約11か月ぶりに1万人を下回る。WHOの諮問委員会がワクチンの追加接種を免疫不全の人に限って推奨する見解を発表。

  • 10月12日(火):国内の新規感染者数が611人、累計感染者数が1,711,935人に。都道府県別の感染者数は、兵庫県で7.8万人を超える。

    各国の感染者数は、トルコで750万人を超え、死亡者数も、ルーマニアで4万人を超える。

    岸田首相が3回目のワクチン接種も全額公費負担で行う方針を表明。

  • 10月13日(水):国内の新規感染者数が731人、累計感染者数が1,712,649人に達し、死亡者数が18,000人を超える。

    各国の感染者数は、インドで3,400万人、イギリスで830万人を超え、死亡者数も、フィリピンで4万人を超える。

    観光庁がワクチン・検査パッケージの実証実験を38都道府県の108の宿泊施設で行うことを発表。ワクチンの2回接種完了人数が8,500万人を超える。

  • 10月14日(木):国内の新規感染者数が619人、累計感染者数が1,713,268人に。

    各国の感染者数は、ベトナムで85万人、コスタリカで55万人、ラオスで3万人を超え、死亡者数も、アメリカで72万人を超える。

    厚生労働省の専門家会議「アドバイザリーボード」が夜間の滞留人口の増加などを指摘してもう一段感染者数を落とすことが重要と指摘。衆議院が解散され、事実上の選挙戦に。北海道、栃木県、岐阜県三重県広島県、福岡県、熊本県で飲食店などへの営業時間短縮要請が全面終了。

  • 10月15日(金):国内の新規感染者数が531人、累計感染者数が1,713,802人に。都道府県別の感染者数は、沖縄県で5万人を超える。

    世界全体の感染者数が2億4,000万人を、各国の感染者数は、イギリスで840万人、ロシアで780万人、トルコで760万人、フィリピンで270万人、万人、ジョージアで65万人、ラトビアウズベキスタンで18万人を超える。

    政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で岸田首相がコロナ対策強化の骨格を提示。茂木外相がインドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムに計490万回分のワクチンを直接供与することを発表。アメリカが空路や陸路で入国する外国人に11月8日からワクチン接種完了を義務付けることを発表。ワクチンの2回接種完了人数が8,500万人を超える。

  • 10月16日(土):国内の新規感染者数が509人、累計感染者数が1,714,308人に。

    今後の第6波で入院患者が最大約3万4,000人に上るとの推計結果が判明。

  • 10月17日(日):国内の新規感染者数が429人、累計感染者数が1,714,720人に。

    各国の感染者数は、アゼルバイジャンで50万人を超える。

    アメリカCDC(疾病対策センター)のワクチン未接種の成人の死亡リスクが接種完了者の11倍に上るとのデータが判明。愛知県で飲食店などへの営業時間短縮要請が全面終了。

  • 10月18日(月):国内の新規感染者数が232人、累計感染者数が1,715,017人に。新規感染者数は、兵庫県で6月28日以来の一桁に減少。

    各国の感染者数は、アメリカで4,500万人、イギリスで850万人、ロシアで790万人、リビアで35万人、フィリピンとシンガポールで15万人を超え、死亡者数も、世界全体で490万人、ロシアで22万人を超える。

    東京都が東京ドームで予約不要のワクチン接種を開始。創薬ベンチャーのVLPセラピューティクス・ジャパンが新しいタイプのワクチンの初期段階の治験を開始したと発表。

  • 10月19日(火):国内の新規感染者数が372人、累計感染者数が1,715,364人に。

    各国の感染者数は、トルコで770万人、イランで580万人、ドイツで440万人、マレーシアで240万人、タイで180万人、ギリシャで70万人、キルギスで18万人、カメルーンで10万人を超える。

    デジタル庁がワクチン接種記録システム(VRS)で一時障害が発生したことを公表。厚生労働省が所管独立行政法人国立病院機構地域医療機能推進機構に法律に基づき新型コロナウイルス患者向け病床を増やすことを要求。

  • 10月20日(水):国内の新規感染者数が391人、累計感染者数が1,715,737人に。

    各国の感染者数は、イギリスで860万人、フランスで720万人、ウクライナで280万人、ルーマニアで150万人、カザフスタンで100万人、オーストラリアで15万人を超え、死亡者数も、アメリカで73万人を超える。

    厚生労働省の「アドバイザリーボード」が飲食店の営業時間短縮などの制限緩和は段階的に行うことが望ましいとの見解を表明。アメリカ食品医薬局(FDA)が追加接種(ブースター接種)の際に前と異なるワクチンを使用する混合接種(交差接種)を認めると発表。

  • 10月21日(木):国内の新規感染者数が345人、累計感染者数が1,716,088人に。

    各国の感染者数は、ロシアで800万人、オランダで210万人、カナダで170万人、ベルギーで130万人、アルバニアで18万人を超える。

    塩野義製薬が開発中のワクチンの中期段階の治験を開始したと発表。ファイザー社などがブースター接種で発症を防ぐ有効性が95.6%に達したとする治験結果を発表。東京都が医療提供体制の警戒レベルを下から2番目のレベルに引き下げ。京都府兵庫県で飲食店などへの営業時間短縮要請が全面終了。入院治療等を要する者の数(現在患者数)が昨年7月21日以来1年3か月ぶりに5,000人を下回る。

  • 10月22日(金):国内の新規感染者数が325人、累計感染者数が1,716,393人に。

    各国の感染者数は、イギリスで870万人、トルコで780万人、パレスチナで45万人、韓国で35万人を超え、死亡者数も、ペルーで20万人を超える。

    ファイザー社が同社のワクチンが5~11歳の子どもに対して90.7%の有効性を示したと発表。

  • 10月23日(土):国内の新規感染者数が285人、累計感染者数が1,716,692人に。都道府県別の感染者数は、広島県で2.2万人を超える。

    各国の感染者数は、スロバキアで45万人、ラトビアノルウェーで20万人、エストニアで18万人を超える。ワクチンの2回接種完了人数が9,000万人を超える。

  • 10月24日(日):国内の新規感染者数が236人、累計感染者数が1,716,938人に。新規感染者数は、東京都で昨年6月17日以来で20人を下回る。

    各国の感染者数は、イギリスで880万人、ロシアで810万人、ヨルダンで85万人、ベネズエラで40万人を超える。

    埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府で飲食店などへの営業時間短縮要請が全面終了。東京都も認証を受けた飲食店への営業時間短縮要請が終了。

  • 10月25日(月):国内の新規感染者数が昨年7月6日以来で200人を下回る153人、累計感染者数が1,717,104人に。

    各国の感染者数は、スペインで500万人、ウクライナで290万人、セルビアで110万人、ハンガリーで85万人、オーストリアで80万人、モンゴルで35万人を超える。

    愛知県が感染者減少を受けて入院待機ステーションを10月末で廃止することを発表。欧州医薬品庁(EMA)がモデルナ社ワクチンの追加接種を承認。モデルナ社が6~11歳の子どもの治験で強い免疫反応と安全性が示されたと発表。重症者数が昨年11月7日以来で200人を下回る。

  • 10月26日(火):国内の新規感染者数が314人、累計感染者数が1,717,367人に。

    各国の感染者数は、トルコで790万人、ドイツで450万人、ボスニア・ヘルツェゴビナで25万人、北マケドニアで20万人を超え、死亡者数も、イギリスで14万人を超える。

    政府がワクチンの2回接種完了人数が人口の7割に達したとする集計結果を発表。接触確認アプリ「COCOA」に不具合が生じた問題で、会計検査院厚生労働省に改善を求める。

  • 10月27日(水):国内の新規感染者数が312人、累計感染者数が1,717,709人に。

    各国の感染者数は、イギリスで890万人、ロシアで820万人、ルーマニアで160万人、ベトナムで90万人、ジョージアで70万人、クロアチアで45万人、アルメニアで30万人を超え、死亡者数も、アメリカで74万人を超える。

    国が調達した布マスクのうち約115億円相当の約8,300万枚が未配布のままになっていたことが判明。

  • 10月28日(木):国内の新規感染者数が274人、累計感染者数が1,717,980人に。東京都の感染者数が38万人を超える。

    世界全体の感染者数が2億4,500万人を、各国の感染者数は、ブルンジで2万人を超え、死亡者数も、ロシアで23万人、ウクライナで7万人を超える。

    東京都が感染状況の警戒レベルを最も低い段階に引き下げ。政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が、大規模イベントの人数制限を11月1日から緩和することを決定。

  • 10月29日(金):国内の新規感染者数が292人、累計感染者数が1,722,325人に。

    各国の感染者数は、イギリスで900万人、イランで590万人、メキシコで380万人、ウクライナポーランドで300万人、キューバで95万人、グアテマラで60万人、リトアニアで40万人を超え、死亡者数も、トルコで7万人を超える。

    入院治療等を要する者の数(現在患者数)が3,000人を下回る。

  • 10月30日(土):国内の新規感染者数が287人、累計感染者数が1,722,610人に。

    各国の感染者数は、トルコで800万人、コロンビアで500万人、ドイツで460万人、ペルーで220万人、タイで190万人、ブルガリアで60万人を超え、死亡者数も、ジョージアで1万人を超える。

    退院・療養解除となった者の数(回復者数)が170万人を超える。

  • 10月31日(日):国内の新規感染者数が229人、累計感染者数が1,722,864人に。

    各国の感染者数は、イギリスで910万人、ベラルーシで60万人、ミャンマーで50万人を超える。

    衆議院議員総選挙の投開票が行われる。8月29日をピークに減少を続けてきた入院治療等を要する者の数(現在患者数)が微増に転ずる。

 (注)感染者数などのデータは、基本的に翌日発表の厚生労働省資料に基づいています。

 

今後もさらに様々な活動が少しずつ活発になっていくのだろうと思いますが、本格的な冬を迎え再度の感染拡大の可能性の指摘もあります。引き続き、基本的な対策を継続していくことが重要なのだと思います。