鷺の停車場

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新型コロナ:6月の経過

7月に入って、1年延期となった東京オリンピックの開会がだんだんと近づいてきましたが、感染状況はいまだに予断を許さない状況が続いています。

さて、6月の1か月間の経過をまとめてみました。

  • 6月1日(火):国内の新規感染者数が2,642人、累計感染者数が749,130人に。都道府県別の感染者数も、北海道で3.8万人を超える。

    各国の感染者数は、アルゼンチンで380万人を超え、死亡者数も、インドで33万人を超える。

    休業要請の緩和を受け、東京都や大阪府の百貨店や博物館、映画館などが営業再開。埼玉県で独自の大規模接種を開始。65歳以上の皇族方のワクチン接種が始まる。入院治療等を要する者の数が5万人を切る。政府が企業、大学などでの職域接種を21日から開始することを発表。

  • 6月2日(水):国内の新規感染者数が3,036人、累計感染者数が752,191人と75万人を超える。都道府県別の感染者数も、大阪府で10万人、埼玉県で4.4万人、高知県で1,500人を超える。

    各国の感染者数は、ポルトガルで85万人、ウルグアイで30万人、ルクセンブルクで7万人を超え、死亡者数も、ロシアで12万人、スペインで8万人を超える。

    菅首相がワクチンサミットで国際的枠組み「COVAX」を通じ3,000万回分のワクチンを提供することを表明。

  • 6月3日(木):国内の新規感染者数が2,832人、累計感染者数が755,065人に。都道府県別の感染者数も、神奈川県で6.2万人、愛知県で4.8万人、静岡県で8,500人を超える。

    各国の感染者数は、ドイツで370万人、チリで140万人、チュニジアで35万人を超え、死亡者数も、コロンビアで9万人を超える。

    政府がアストラゼネカ社製ワクチン124万回分を台湾に提供する方針を固める。沖縄県が7日から20日までの県立学校の休校を決定。

  • 6月4日(金):国内の新規感染者数が2,595人、累計感染者数が757,663人に。都道府県別の感染者数も、兵庫県で4万人、北海道で3.9万人、沖縄県で1.8万人、京都府で1.6万人、三重県で5,000人を超える。

    各国の感染者数はコロンビアで350万人、マレーシアで60万人を超え、死亡者数も、世界全体で370万人、ブラジルで47万人、インドで34万人、フランスで11万人、アルゼンチンで8万人を超える。

    日本が提供するアストラゼネカ社のワクチンが台湾に到着。ワクチンの累計接種人数が1,500万人を超える。

  • 6月5日(土):国内の新規感染者数が2,652人、累計感染者数が760,323人に。都道府県別の感染者数も、奈良県で8,000人に達する。

    各国の感染者数は、スリランカで20万人を超える。

    徳島県呉市などで独自の大規模接種を開始。退院・療養解除となった者の数が70万人を超える。ワクチンの2回接種完了人数が500万人を超える。

  • 6月6日(日):国内の新規感染者数が2,022人、累計感染者数が762,401人に。都道府県別の感染者数も、広島県で1.1万人、岩手県で1,500人を超える。

    各国の感染者数は、カナダで140万人、カザフスタンで45万人、ドミニカ共和国で30万人、ザンビアで10万人を超える。

    横浜市が独自の大規模接種を開始。

  • 6月7日(月):国内の新規感染者数が1,278人、累計感染者数が763,891人に。都道府県別の感染者数も、茨城県で6,500人、鹿児島県で3,500人、山口県長崎県で3,000人に達する。

    各国の感染者数は、スペインで370万人、ベラルーシで40万人、キューバで15万人を超え、死亡者数も、チリで3万人、パラグアイで1万人を超える。

    大阪府の大規模接種センターの対象者が京都府兵庫県の高齢者に拡大。広島県大阪市川崎市などで独自の大規模接種を開始。入院治療等を要する者の数が4万人を切る。埼玉県がオリンピックのパブリック・ビューイングの中止を決定。

  • 6月8日(火):国内の新規感染者数が1,885人、累計感染者数が765,619人に。都道府県別の感染者数も、神奈川県で6.3万人、愛知県で4.9万人、山形県で2,000人に達する。

    各国の感染者数は、ブラジルで1,700万人、トルコで530万人、アルゼンチンで400万人、コロンビアで360万人、南アフリカで170万人、ジョージアで35万人を超え、死亡者数も、インドで35万人を超える。

    政府が職域接種の申請受付開始。東京都で独自の大規模接種を開始。

  • 6月9日(水):国内の新規感染者数が2,242人、累計感染者数が767,808人に。都道府県別の感染者数も、千葉県で3.8万人、岡山県で7,500人を超える。

    各国の感染者数は、インドで2,900万人を超える。

    菅首相が10月から11月にかけて希望者全てへの接種を終えることを実現したいと表明。スリランカ政府が日本にアストラゼネカ社ワクチン60万回分の提供を要請。厚生労働省が製薬会社4社に治療薬の臨床試験などに計20億円の補助を行うことを決定。

  • 6月10日(木):国内の新規感染者数が2,046人、累計感染者数が769,920人に。都道府県別の感染者数も、北海道で4万人、沖縄県で1.9万人、茨城県で1万人、宮城県岐阜県で9,000人を超える。

    各国の感染者数は、ロシアで510万人、イランで300万人、ネパールで60万人、ボリビアで40万人を超え、死亡者数も、ブラジルで48万人を超える。

    政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が群馬県・石川県・熊本県へのまん延防止等重点措置を期限の13日で解除することを決定。千葉県がオリンピックのパブリック・ビューイングなどの中止を決定。東京と大阪で自衛隊が運営する大規模接種センターの対象を全国の65歳以上の高齢者に拡大。重症者数が1,000人を切る。

  • 6月11日(金):国内の新規感染者数が1,937人、累計感染者数が771,840人に。

    世界全体の感染者数が1億7,500万人を、各国の感染者数は、フィリピンで130万人、スイスで70万人、モーリタニアで2万人、ベトナムで1万人を超え、死亡者数も、インドで36万人を超える。

    神奈川県もオリンピックのパブリック・ビューイングなどの中止を決定。ワクチンの累計接種人数が2,000万人を超える。

  • 6月12日(土):国内の新規感染者数が1,944人、累計感染者数が773,822人に達し、死亡者数が1.4万人を超える。都道府県別の感染者数も、神奈川県で6.4万人を超える。

    各国の感染者数は、アルゼンチンで410万人、インドネシアで190万人、マレーシアで65万人、ベネズエラで25万人を超え、死亡者数も、メキシコで23万人を超える。

    茨城県流通経済大学ラグビー部で部員など76人の集団感染が判明。

  • 6月13日(日):国内の新規感染者数が1,386人、累計感染者数が775,231人に。都道府県別の感染者数も、埼玉県で4.5万人を超える。

    各国の感染者数は、フランスで580万人、ペルーで200万人、オランダで170万人を超え、死亡者数も、世界全体で380万人、インドで37万人を超える。

    イギリスのコーンウォールで開かれたG7サミットで少なくとも10億回分のワクチンを世界に供与することで合意。全日空が国内初の職域接種を開始。群馬県・石川県・熊本県へのまん延防止等重点措置の適用が終了。

  • 6月14日(月):国内の新規感染者数が936人、累計感染者数が776,307人に。新規感染者数が1,000人を切るのは3月22日以来。

    自衛隊が運営する東京と大阪の大規模接種センターで対象を全国の65歳以上の高齢者に拡大。予約枠に空きのある東京のセンターでは自衛隊や警察、消防など危機管理対応の公務員への接種を行うことを発表。日本航空などでも職域接種を開始。入院治療等を要する者の数が3万人を切る。

  • 6月15日(火):国内の新規感染者数が1,418人、累計感染者数が777,643人に。都道府県別の感染者数も、福岡県で3.5万人を超える。

    各国の感染者数は、コロンビアで380万人、アラブ首長国連邦で60万人、タイで20万人を超え、死亡者数も、アメリカで60万人、ブラジルで49万人、ドイツで9万人を超える。

    茂木外相がベトナムにワクチン100万回分を無償提供することを発表。自衛隊が東京と大阪で運営する大規模接種センターで17日から対象を18歳~64歳にも拡大することを発表。

  • 6月16日(水):国内の新規感染者数が1,707人、累計感染者数が779,338人に。都道府県別の感染者数も、愛知県で5万人を超える。

    各国の感染者数は、イギリスで460万人、モンテネグロで10万人を超え、死亡者数も、インドで38万人を超える。

    大阪府がまん延防止等重点措置への移行を要請することを決定。沖縄県は緊急事態宣言の延長を要請。

  • 6月17日(木):国内の新規感染者数が1,557人、累計感染者数が780,898人に。

    各国の感染者数は、ロシアで520万人、アルゼンチンで420万人、パラグアイで40万人、ナミビアで7万人を超える。

    政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が、沖縄県への緊急事態宣言の7月11日までの延長、北海道・東京都・愛知県・京都府大阪府兵庫県・福岡県への緊急事態宣言の期限の20日での解除と7月11日までのまん延防止等重点措置の適用、岡山県広島県への緊急事態宣言の20日での解除、埼玉県・千葉県・神奈川県へのまん延防止等重点措置の7月11日までの延長、岐阜県三重県へのまん延防止等重点措置の20日での解除を決定。

  • 6月18日(金):国内の新規感染者数が1,623人、累計感染者数が782,491人に。都道府県別の感染者数も神奈川県で6.5万人、富山県で2,000人に達する。

    各国の感染者数は、チリで150万人、コスタリカウルグアイで35万人、ホンジュラスで25万人、トリニダード・トバゴルワンダで3万人を超える。

    河野担当大臣が21日までに最大269会場で職域接種が開始されること、国の中央省庁でも21日から職域接種を開始すると発表。ワクチンの累計接種人数が2,500万人、2回接種完了人数が1,000万人を超える。

  • 6月19日(土):国内の新規感染者数が1,519人、累計感染者数が784,000人に。都道府県別の感染者数も、千葉県で3.9万人、沖縄県で2万人、静岡県で9,000人を超える。

    各国の感染者数は、コロンビアで390万人、南アフリカで180万人、ウガンダで7万人を超え、死亡者数も、ブラジルで50万人を超える。

    東京ディズニーランドとディズニーシーの営業時間短縮の7月11日までの延長を発表。

  • 6月20日(日):国内の新規感染者数が1,309人、累計感染者数が785,287人に。都道府県別の感染者数も、群馬県で8,000人を超える。

    各国の感染者数は、バングラデシュで85万人、スリナムで2万人を超え、死亡者数も、ペルーで19万人を超える。

    北海道・東京都・愛知県・京都府大阪府兵庫県岡山県広島県・福岡県への緊急事態宣言、岐阜県三重県へのまん延防止等重点措置が終了。退院・療養解除となった者の数が75万人を超え、入院治療等を要する者の数が2万人を切る。

  • 6月21日(月):国内の新規感染者数が868人、累計感染者数が786,298人に。都道府県別の感染者数も、北海道で4.1万人、山梨県で2,000人を超える。

    各国の感染者数は、イランで310万人、インドネシアで200万人、マレーシアで70万人、オマーンで25万人、アフガニスタンで10万人を超え、死亡者数も、コロンビアで10万人を超える。

    北海道・東京都・愛知県・京都府大阪府兵庫県・福岡県がまん延防止等重点措置に移行。職域接種が本格的に始まる。東京オリンピックの観客数上限を定員の50%以内で最大1万人とすることを大会組織委員会IOC、政府などの代表者による5者協議で正式決定。

  • 6月22日(火):国内の新規感染者数が1,437人、累計感染者数が787,650人に。都道府県別の感染者数も、滋賀県で5,500人を超える。

    各国の感染者数は、ブラジルで1,800万人、パキスタンで95万人を超え、死亡者数も、アルゼンチンで9万人を超える。

    小池東京都知事が過労で入院。

  • 6月23日(水):国内の新規感染者数が1,779人、累計感染者数が789,440人に。都道府県別の感染者数も、東京都で17万人、長野県で5,000人を超える。

    各国の感染者数は、インドで3,000万人、ロシアで530万人、アルゼンチンで430万人、コロンビアで400万人、イラクで130万人、ケニアで18万人、モンゴルで10万人を超え、死亡者数も、インドで39万人を超える。

    大会組織委員会東京オリンピックの観客向けガイドラインを公表し、競技会場の酒類販売取り止めを表明。河野担当大臣が職域接種の新規申請受付を25日で一時停止すると発表。

  • 6月24日(木):国内の新規感染者数が1,676人、累計感染者数が791,082人に。都道府県別の感染者数も、神奈川県で6.6万人を超える。

    各国の感染者数は、イギリスで470万人、ミャンマーで15万人を超える。

    国内の1日のワクチン接種人数が9・15~17日に目標の100万人を達成していたことが判明。福井県が7月8日まで独自の緊急事態宣言を発令。ワクチンの累計接種人数が3,000万人を超える。

  • 6月25日(金):国内の新規感染者数が1,708人、累計感染者数が792,832人に。都道府県別の感染者数も、埼玉県で4.6万人を超える。

    世界全体の感染者数が1億8,000万人を、各国の感染者数は、オーストリアで65万人を超え、死亡者数も、世界全体で390万人、ブラジルで51万人を超える。

    新型コロナなどによる生活困窮世帯に無利子で融資する政府の特例貸付の利用額が1兆円を超えたことが判明。

  • 6月26日(土):国内の新規感染者数が1,625人、累計感染者数が794,457人に。

    各国の感染者数は、トルコで540万人、コロンビアで410万人、メキシコで250万人、南アフリカで190万人、チュニジアで40万人、スリランカで25万人を超え、死亡者数も、ロシアで13万人を超える。ワクチンの2回接種完了人数が1,500万人を超える。

  • 6月27日(日):国内の新規感染者数が1,284人、累計感染者数が795,756人に。

    各国の感染者数は、アルゼンチンで440万人、インドネシアで210万人、パナマで40万人、クウェートで35万人、キューバで18万人、ジャマイカで5万人を超える。

  • 6月28日(月):国内の新規感染者数が1,002人、累計感染者数が796,829人に。都道府県別の感染者数も、神奈川県で6.7万人、千葉県で4万人を超える。

    各国の感染者数は、ロシアで540万人、フィリピンで140万人、ヨルダンで75万人を超え、死亡者数も、ロシアで6万人を超える。

    東京と大阪で自衛隊が運営する大規模接種センターで2回目の接種が本格化。政府がオリンピックなどで来日する選手などを対象とする水際対策の強化を発表。

  • 6月29日(火):国内の新規感染者数が1,380人、累計感染者数が798,159人に。

    各国の感染者数は、コロンビアで420万人、バングラデシュで90万人、タイで25万人、ザンビアで15万人を超える。

    政府がマレーシアとインドネシアに7月1日にアストラゼネカ社のワクチンを約100万回分ずつ無償供与することを発表。中外製薬がカシリビマブとイムデビマブの「抗体カクテル療法」を新型コロナの治療薬として厚生労働省に製造販売承認申請したと発表

  • 6月30日(水):国内の新規感染者数が1,821人、累計感染者数が799,978人に。都道府県別の感染者数も、愛知県で5.1万人、栃木県で7,000人、青森県で2,500人に達する。

    各国の感染者数は、イギリスで480万人、スペインで380万人、イランで320万人、ウルグアイで230万人、マレーシアで75万人、カンボジアで5万人、ガイアナで2万人を超える。

    専門家からなる厚生労働省のアドバイザリーボードが全国の感染者数が横ばいから微増に転じたとの見解を示す。

 (注)感染者数などのデータは、基本的に翌日発表の厚生労働省資料に基づいています。

 

累計の感染者数は80万人を目前にするまで増えていますが、ワクチンの接種も進んできています。東京オリンピックの開催については様々議論がありますが、感染急増につながらないことを祈るばかりです。