昨年の暮れ、家族で野沢温泉へスキー旅行に行ってきました。
宿は半年近く前に予約していました。新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、年末年始のGoToトラベルも一時停止となって、キャンセルしようか迷いましたが、いろいろな要素を考えた末、多少不謹慎かもしれませんが、できる範囲で対策に気をつけて決行することにしました。
スキーに行くにしてはいつもよりもやや遅め、4時45分ごろに家を出発、5時半ごろに大泉ジャンクションから関越道へ。関越道はほぼ順調で6時20分ごろに藤岡ジャンクションから上信越道に入ります。
7時15分ごろ、東部湯の丸サービスエリアでトイレ休憩。10分ほど休憩して出発、7時40分すぎに更埴ジャンクションを通過、8時すぎに豊田飯山インターで高速を降り、国道117号線で野沢温泉に向かいます。
飯山市内からの景色。天気は良さそうです。
8時半過ぎに最下部の柄沢ゲレンデにある第2駐車場に到着。車の数は、ざっと見た感じ、例年とあまり違いがないようにも見えました。
チケットセンターでリフト券を購入。
リフト券を買ったり靴を履き替えたり準備をして、滑り出したのは9時すぎ。まずは長坂ゴンドラ連絡ペアリフト(431m)に乗ってキツネコース(初級:650m)で長坂ゴンドラリフトに向かいます。
今シーズンから新しくなった長坂ゴンドラリフト(3,129m)。けっこう乗車待ちの行列ができていました。
なお、自分たちもそうですが、ほとんどの人はマスクなどで口や鼻をカバーしていました。マスクしてスキーするなんて、当然ながら初めて。
ゴンドラは10人乗りでしたが、グループ同士の相乗りを避けるなど、感染防止に多少気を配っているようで、乗車まで10分ほど並んだでしょうか。
所要時間およそ8分で、9時半ごろにゴンドラリフトの終点に到着。なお、以前のゴンドラでは中間駅がありましたが、新しいゴンドラは上ノ平ゲレンデまで直行なので、所要時間が短くなっています。
そのままやまびこ第2フォーリフト(732m)で最上部のやまびこゲレンデへ。
一度やまびこDコース(中級:1,250m・最大斜度28°)→やまびこCコース(中級:850m・最大斜度21°)とやまびこゲレンデを滑り下りて、やまびこフォーリフト(1,097m)に乗ります。それなりに乗車待ちの列ができていましたが、例年と比べると、若干ですが距離を取って並んでいる印象でした。
毛無山山頂に上ると、霧がかかって視界はあまりよくありません。
やまびこゲレンデを何回か滑って、10時半すぎになると、山頂の霧もなくなってきました。
10時45分ごろの毛無山山頂。この後さらに天気はよくなりました。
やまびこゲレンデの中腹、CコースとDコースの分岐点のあたり。麓まで良く見渡せて気持ちのいい視界に。
いつもなら昼食の前に1回休憩を挟むのですが、この日はあまり寒くなく暖を取りたいという感じにならなかったので、休憩時のリスクも考慮して、昼食まで休憩なしで滑ることにしました。
やまびこゲレンデを何回か滑った後、11時すぎ、やまびこEコース(中級:1,000m・最大斜度30°)で上ノ平ゲレンデ(初級:2,000m・最大斜度12°)に下りてきました。
上ノ平ゲレンデを下りたところ、上ノ平フォーリフト(1,752m)は結構乗車待ちの列ができています。そのままパラダイスゲレンデ(初級・1,200m・最大斜度12°)に滑り降りて食堂に入ります。
パラダイスゲレンデ下部の上ノ平山荘に入ったのは11時半ごろ。
なぜか、「千と千尋の神隠し」に出てくるカオナシの扮装をしたスキーヤーがいました。その後も何度かお見掛けしましたが、ショートスキーで上手に滑っておられました。
店内は、向かい合わせを避けるためテーブル席の一方の側の椅子を外したり、テーブルの間隔を広めにしていたり、感染防止対策にもある程度気を配っているようでした。スキーで一番(うつす/うつる)リスクが高いのは昼食や休憩時の店内の混雑だろうと心配していたので、だいぶ安心しました。
カツカレー(1,250円)。ここのカレーはこれまでも何度か食べていて結構お気に入りです。
家族が食べたチャーシューメン(1,150円)。昔ながらのラーメンという味わい。
同じく家族が食べたかつ煮定食(1,350円)。
12時近くになって、どんどんお客さんが入ってきたのですが、混み合う前に入店・注文できたので、あまり待たずに食べることができて良かったです。
12時45分ごろ、上ノ平山荘を出て再び滑り始めました。(つづく)