4月に入ってすぐに、大阪府・兵庫県・宮城県に「まん延防止等重点措置」の適用が決定されたのを皮切りに、京都府・沖縄県・東京都、さらに埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県にも適用が拡大し、ついには、東京都、大阪府・兵庫県・京都府の4府県に三度目の緊急事態宣言が発令されて、GWを迎えることになりました。
この4月1か月間の主な経過をまとめてみます。
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4月1日(木):国内の新規感染者数が2,602人、累計感染者数が477,458人に。都道府県別でも、北海道で2.1万人、沖縄県で9,500人、宮城県で6,000人、福島県で2,500人を超える。
各国の感染者数は、ロシアで450万人、イタリアで360万人、オランダで130万人、チリで100万人、フィリピンで75万人、カタールで18万人、ギニアで2万人を超える。
政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が大阪府・兵庫県・宮城県に「まん延防止等重点措置」を5日から5月5日まで適用することを決定。
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4月2日(金):国内の新規感染者数が2,755人、累計感染者数が480,165人に達し、重症者数が再び400人を超える。都道府県別の累計感染者数も、大阪府で5.3万人、埼玉県で3.3万人、新潟県で1,500人を超える。
世界全体の感染者数が1億3,000万人、各国の感染者数は、フランスで480万人、トルコで340万人、イランで190万人、オーストリアで55万人、ブルガリアで35万人、カザフスタンで30万人を超え、イタリアの死亡者数が11万人を超える。
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4月3日(土):国内の新規感染者数が2,768人、累計感染者数が482,867人に。都道府県別でも、大阪府で5.4万人、山形県で1,000人を超える。
各国の感染者数は、スペインで330万人、ポーランドで240万人、カナダで100万人を超え、ブラジルの死亡者数が33万人を超える。
退院・療養解除となった者の数が45万人を超える。アルゼンチンのフェルナンデス大統領の感染が判明。
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4月4日(日):国内の新規感染者数が2,462人、累計感染者数が485,325人に。都道府県別でも、千葉県で3万人を超える。
各国の感染者数は、ベルギーで90万人、マレーシアで35万人、パレスチナで25万人を超え、スロバキアの死亡者数が1万人を超える。
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4月5日(月):国内の新規感染者数が1,560人、累計感染者数が487,545人に。都道府県別でも、大阪府で5.5万人、宮城県で6,500人、奈良県で4,000人を超える。
各国の感染者数は、ブラジルで1,300万人、トルコで350万人、ドイツで290万人、アルゼンチンで240万人、ウクライナで180万人、フィリピンで80万人を超える。
過去最多の約200万回分のワクチンが到着。高齢者向けワクチン接種の予約が始まる。
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4月6日(火):国内の新規感染者数が2,643人、累計感染者数が489,576人に。都道府県別でも、兵庫県で2.1万人、沖縄県で1万人を超える。
各国の感染者数は、フランスで490万人、パキスタンで70万人、バングラデシュで65万人、バーレーンで15万人、ノルウェーで10万人、コンゴ共和国で1万人を超える。
菅首相が2回目のワクチン接種。
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4月7日(水):国内の新規感染者数が3,463人、累計感染者数が492,875人に。都道府県別でも、大阪府で5.6万人、愛知県で2.8万人、長野県で3,000人を超える。
各国の感染者数は、イタリアで370万人、トルコで360万人、ヨルダンで65万人、ガボンで2万人を超え、ブラジルの死亡者数が34万人を超える。
初めて緊急事態宣言の発令から1年を迎える。大阪府が独自の医療非常事態宣言を発出し、府内全域で8日からの不要不急の外出自粛を要請。国内のワクチン累計接種人数が100万人を超える。
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4月8日(木):国内の新規感染者数が3,408人、累計感染者数が496,206人に。都道府県別でも、大阪府で5.7万人、神奈川県で4.9万人、京都府で1万人、富山県と山梨県で1,000人を超える。
各国の感染者数は、アメリカで3,100万人、フランスで500万人、イランで200万人、ペルーで160万人、イラクで90万人、モロッコで50万人、アルメニアで20万人、ボスニア・ヘルツェゴビナで18万人、タイで3万人を超え、死亡者数も、世界全体で290万人、アメリカで56万人、ロシアで10万人を超える。
新型コロナ関連の解雇や雇い止めが7日時点(見込みを含む)が10万425人と10万人を超える。東京都がまん延防止等重点措置の適用を要請。
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4月9日(金):国内の新規感染者数が3,477人、累計感染者数が499,793人に達し、重症者数が再び500人を超える。都道府県別の感染者数も、大阪府で5.8万人、埼玉県で3.4万人、兵庫県で2.2万人、茨城県で7,000人、石川県で2,000人を超える。
各国の感染者数は、インドで1,300万人、トルコで370万人、コロンビアで250万人、スウェーデンで85万人、ハンガリーで70万人、グアテマラで20万人、キプロスで5万人、シリアで2万人を超える。
京都府、沖縄県もまん延防止等重点措置の適用を要請。政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が12日から東京都は5月11日まで、京都府と沖縄県は5月5日までまん延防止等重点措置を適用することを決定。
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4月10日(土):国内の新規感染者数が3,630人、累計感染者数が500,895人と50万人を超える。都道府県別でも、東京都で12.5万人、大阪府で5.9万人、宮城県で7,000人、岐阜県で5,000人、宮崎県で2,000人、和歌山県で1,500人を超える。
世界全体の感染者が1億3,500万人を、各国の感染者数は、ドイツで300万人、アルゼンチンで250万人、ルーマニアで100万人、フィリピンで85万人を超え、ブラジルの死亡者数が35万人を超える。
沖縄県が飲食店への20時までの営業時間短縮要請を県内全域に拡大することを決定。
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4月11日(日):国内の新規感染者数が2,762人、累計感染者数が506,286人に達し、入院治療等を要する者の数が再び3万人を超える。都道府県別の感染者数も、大阪府で6万人、奈良県で4,500人を超える。
各国の感染者数は、フランスで510万人、トルコで380万人、ウクライナで190万人を超える。
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4月12日(月):国内の新規感染者数が2,112人、累計感染者数が508,802人に。都道府県別でも、三重県で3,000人を超える。
トルコの感染者数が390万人を、インドの死亡者数が17万人を超える。
東京都・京都府・沖縄県にまん延防止等重点措置の適用開始。65歳以上の高齢者へのワクチン接種が始まる。全国知事会が感染拡大地域と他地域との都道府県境をまたいだ移動の自粛を国民に強く呼び掛けることなどを国に求める緊急提言をまとめる。
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4月13日(火):国内の新規感染者数が3,456人、累計感染者数が512,169人に達し、重症者数が再び600人を超える。都道府県別の感染者数も、大阪府で6.1万人、愛知県で2.9万人、兵庫県で2.3万人、滋賀県で3,000人、香川県で1,000人を超える。
各国の感染者数は、ロシアで460万人、イランで210万人、サウジアラビアで40万人、ギリシャで30万人、クウェートで25万人、ジブチで1万人を超え、メキシコの死亡者数が21万人を超える。
大阪府の新規感染者数が初めて1,000人を超える1,099人に達する。アメリカの食品医薬品局(FDA)と疾病対策センター(CDC)がジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチンの接種中断を勧告。
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4月14日(水):国内の新規感染者数が4,312人、累計感染者数が516,121人に。都道府県別でも、大阪府で6.3万人、千葉県で3.1万人、沖縄県で1.1万人、静岡県で6,000人、岡山県で3,000人を超える。
各国の感染者数は、インドで1,400万人、フランスで520万人、トルコで400万人、イタリアで380万人、ポーランドとアルゼンチンで260万人、バングラデシュで70万人、セルビアで65万人、レバノンで50万人、エクアドルで35万人、ウルグアイで15万人を超え、ブラジルの死亡者数が36万人を超える。
大阪府が小中高校の部活動の原則休止を求めることを決定。デンマークがヨーロッパで初めてアストラゼネカ社のワクチンの接種を完全に中止する方針を発表。
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4月15日(木):国内の新規感染者数が4,576人、累計感染者数が520,745人に。都道府県別でも、大阪府で6.4万人、神奈川県で5万人、兵庫県で2.4万人、北海道で2.2万人、栃木県で5,000人を超える。
各国の感染者数は、ドイツで310万人、コロンビアで260万人、オランダで140万人、カナダとチリで110万人、イラクで95万人、フィリピンで90万人、クロアチアで30万人、マダガスカルで3万人を超え、死亡者数も、フランスで10万人、ポーランドで6万人、ウクライナで4万人、バングラデシュで1万人を超える。
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4月16日(金):国内の新規感染者数が4,532人、累計感染者数が525,218人に達し、重症者数が700人を超える。都道府県別でも、大阪府で6.5万人、埼玉県で3.5万人、山口県で1,500人を超える。
各国の感染者数は、トルコで410万人、スペインで340万人、スウェーデンで90万人、パキスタンで75万人、ベネズエラで18万人、ケニアで15万人、コソボで10万人を超える。
政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県に20日から5月11日までのまん延防止等重点措置の適用を決定し、計10都府県に拡大。
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4月17日(土):国内の新規感染者数が4,733人、累計感染者数が529,839人に。都道府県別でも、大阪府で6.6万人、兵庫県で2.5万人、福岡県で2万人、宮城県で7,500人を超える。
世界全体の感染者数が1億4,000万人、各国の感染者数は、フランスで530万人、イギリスで440万人、トルコで420万人、メキシコで230万人、イランで220万人、チェコで160万人、ホンジュラスで20万人、モンゴルで2万人を超え、死亡者数も、世界全体で300万人、ブラジルで37万人を超える。
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4月18日(日):国内の新規感染者数が4,036人、累計感染者数が534,052人に達し、入院治療等を要する者の数が再び4万人を超える。都道府県別の感染者数も、東京都で13万人、大阪府で6.7万人、愛知県で3万人、奈良県で5,000人、長野県で3,500人を超える。
各国の感染者数は、インドで1,500万人、インドネシアで160万人、ハンガリーで75万人、アゼルバイジャンで30万人、パラグアイで25万人、オマーンで18万人、カーボベルデで2万人を超え、ドイツの死亡者数が8万人を超える。
河野担当大臣が、ファイザー社とワクチンの追加供給で合意し、9月末までに全接種対象者のワクチンを確保できる見通しになったことを明らかに。
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4月19日(月):国内の新規感染者数が2,908人、累計感染者数が537,317人に。都道府県別でも、大阪府で6.8万人、神奈川県で5.1万人、兵庫県で2.6万人、京都府で1.1万人、福島県で3,000人を超える。
各国の感染者数は、トルコで430万人、アルゼンチンで270万人、ウクライナで200万人、ペルーで170万人、ベルギーで95万人、マルタで3万人を超え、インドの死亡者数が18万人を超える。
重症病床がひっ迫する大阪府に派遣するため政府が70人の看護師を確保していることが明らかに。アメリカが渡航中止勧告の対象を164国に拡大。
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4月20日(火):国内の新規感染者数が4,342人、累計感染者数が541,496人に。都道府県別でも、大阪府で6.9万人、群馬県で5,500人を超える。
各国の感染者数は、ブラジルで1,400万人、フランスで540万人、ポーランドで270万人、フィリピンで95万人、アラブ首長国連邦で50万人を超える。
大阪府が国に緊急事態宣言の発令を要請。
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4月21日(水):国内の新規感染者数が5,291人、累計感染者数が546,425人に達し、重症者数が800人を超える。都道府県別の感染症数も、大阪府で7.1万人、兵庫県で2.7万人、広島県で5,500人、新潟県と愛媛県で2,000人、徳島県で1,000人に達する。
各国の感染者数は、イタリアで390万人、ドイツで320万人、イラクで100万人、オーストリアで60万人を超え、死亡者数も、ブラジルで38万人、アルゼンチンで6万人を超える。
東京都、京都府、兵庫県も緊急事態宣言の発令を要請し、愛媛県はまん延防止等重点措置の適用を要請。厚生労働省の専門部会が関節リウマチなどの薬「バリチニブ」を新型コロナの3例目の治療薬とすることを了承。
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4月22日(木):国内の新規感染者数が5,465人、累計感染者数が551,898人と55万人を超える。都道府県別でも、大阪府で7.2万人、千葉県で3.2万人、愛知県で3.1万人、福岡県で2.1万人を超える。
各国の感染者数は、インドで1,600万人、トルコで450万人、カザフスタンで35万人、ジョージアで30万人、パプアニューギニアで1万人を超え、死亡者数も、アメリカで57万人、コロンビアで7万人、チュニジアとオーストリアで1万人を超える。
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4月23日(金):国内の新規感染者数が5,098人、累計感染者数が556,999人に。都道府県別でも、大阪府で7.3万人、兵庫県で2.8万人、北海道で2.3万人、奈良県で5,500人、鹿児島県で2,000人、大分県で1,500人に達する。
世界全体の感染者数が1億4,500万人を、各国の感染者数は、フランスで550万人、アルゼンチンで280万人、ベラルーシで35万人、カタールで20万人、タイで5万人を超える。
政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が、25日から5月11日までの間、東京都、大阪府、兵庫県、京都府に緊急事態宣言を発令し、愛媛県にまん延防止等重点措置を適用することを決定。岐阜県も独自の非常事態宣言を発出し、国にまん延防止等重点措置の適用を要請することを決定。
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4月24日(土):国内の新規感染者数が5,439人、累計感染者数が562,141人に。都道府県別でも、大阪府で7.4万人、神奈川県で5.2万人、沖縄県で1.2万人、岡山県で3,500人、和歌山県で2,000人、佐賀県で1,500人に達する。
各国の感染者数は、アメリカで3,200万人、ヨルダンで70万人、エチオピアで25万人、ウルグアイで18万人、北マケドニアで15万人、キューバとスリランカで10万人、モンゴルで3万人を超える。
神奈川県、千葉県、埼玉県が28日からまん延防止等重点措置の適用地域を、それぞれ3市から9市へ、5市から12市へ、2市から15市へ拡大し、対象地域内での酒類提供を終日自粛を要請することを決定。プロ野球が緊急事態宣言対象地域での試合を無観客で行うことなどを決定。退院・療養解除となった者の数が50万人を超える。
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4月25日(日):国内の新規感染者数が4,437人、累計感染者数が566,863人に達し、入院治療等を要する者の数が再び5万人を超える。都道府県別でも、東京都で13.5万人、大阪府で7.5万人、兵庫県で2.9万人、岐阜県で5,500人、滋賀県と三重県で3,500人を超える。
各国の感染者数は、ロシアで470万人、トルコで460万人、ドイツで330万人、パキスタンで80万人、チュニジアとネパールで30万人、バハマとスリナムで1万人を超え、死亡者数も、世界全体で310万人、ブラジルで39万人、ギリシャで1万人を超える。
緊急事態宣言を受け、対象地域の大規模な商業施設、映画館などが要請に応じ臨時休業を開始。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは臨時休業するが、東京ディズニーランド・ディズニーシーは営業継続。
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4月26日(月):国内の新規感染者数が3,319人、累計感染者数が571,040人に達し、死亡者数が1万人を、重症者数が900人を超える。都道府県別の感染者数も、大阪府で7.6万人、愛知県で3.2万人、福岡県で2.2万人、京都府で1.2万人に達する。
各国の感染者数は、インドで1,700万人、イランで240万人、フィリピンで100万人、スイスで65万人、カンボジアで1万人を超え、死亡者数も、イランで7万人、ペルーで6万人を超える。
EUがアストラゼネカ社に対しワクチンの大幅供給遅延を契約違反として提訴したことを公表。国内のワクチン累計接種人数が200万人を超える。
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4月27日(火):国内の新規感染者数が4,965人、累計感染者数575,563が人に。都道府県別でも、大阪府で7.7万人、埼玉県で3.7万人、兵庫県で3万人、長崎県で2,000人、青森県で1,500人、高知県で1,000人を超える。
各国の感染者数は、トルコで470万人、アルゼンチンで290万人、コロンビアで280万人、カナダで120万人、スウェーデンで95万人、バングラデシュで75万人、ブルガリアで40万人、ボリビアで30万人を超える。
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4月28日(水):国内の新規感染者数が5,795人、累計感染者数が580,988人に。都道府県別でも、大阪府で7.8万人、神奈川県で5.3万人、茨城県で8,000人、奈良県で6,000人、熊本県で4,000人を超える。大阪府の新規感染者数が過去最高の1,260人に達する。
各国の感染者数は、フランスで560万人、スペインで350万人、ウクライナで210万人、オランダで150万人、マレーシアで40万人、デンマークとモルドバで25万人、トリニダード・トバゴで1万人を超え、死亡者数も、インドで20万人、イタリアで12万人を超える。
首都圏1都3県の知事がテレビ会議を行い、大型連休中のステイホームの徹底などを求める共同メッセージを発出。
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4月29日(木):国内の新規感染者数が5,741人、累計感染者数が586,782人に。都道府県別でも、大阪府で8万人、千葉県と愛知県で3.3万人、兵庫県で3.1万人、福岡県で2.3万人、宮城県で8,000人、山形県で1,500人を超える。東京都の新規感染者数が約3か月ぶりに1,000人を超える。
世界全体の感染者数が1億5,000万人を、各国の感染者数は、インドで1,800万人、イタリアで400万人を超え、ブラジルの死亡者数が40万人を超える。
フランスが5月19日から飲食店の営業規制などの措置を段階的に緩和する方針を発表。
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4月30日(金):国内の新規感染者数が4,664人、累計感染者数が591,602人に達し、重症者数が1,000人を超える。都道府県別の感染者数も、大阪府で8.1万人、北海道で2.4万人、広島県と群馬県で6,000人を超える。
政府が2021年度予算の新型コロナウイルス対策の予備費から事業者支援などのために5,000億円を支出することを決定。モデルナ社のワクチンの第1便が関西空港に到着。茨城県が国にまん延防止等重点措置の適用を要請。
(注)感染者数などのデータは、基本的に翌日発表の厚生労働省資料に基づいています。
第3波が収まって間もないうちに、第4波がやってきた状況。感染力が強いとされる変異形ウイルスに置き換わっていることも報告されています。もうしばらくは我慢の多い暮らしが続きそうです。