鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

映画「恋は光」

休日の朝にTOHOシネマズ柏に行きました。


10時ちょっと前の時間帯、ロビーにはけっこう人がいました。


この日の上映スケジュール。


上映は101+2席のスクリーン5。お客さんは10人ほどでした。


ウルトラジャンプにて連載された秋★光の同名コミックを実写映画化した作品だそうで、監督・脚本は、小林啓一。全国80館と小規模な公開、千葉県の上映館は、この映画館を含めて4館のみです。

 

公式サイトのストーリーによれば、

 

恋の光が視える”その特異体質ゆえに恋を遠ざけていた男が、ついに恋を知るーー!?

“恋する女性が光って視える”特異な体質を持つ大学生・西条。恋愛とは無縁の学生生活を送っていたある日、「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。そんな2人の様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代の心をざわつかせる。さらに、他人の恋人を略奪してばかりの宿木は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。いつの間にか4人で“恋とはなんぞや?”を考えはじめ、やがて不思議な四角関係に…。数千年もの間、人類誰しもが悩んできた「恋」を、果たして彼らは解くことができるのか?そして、それぞれの恋の行方は―?

 

・・・というあらすじ。

 

公式サイトで紹介されているキャストは、

  • 西条【神尾楓珠】:恋の光が見える大学生。

  • 北代【西野七瀬】:想いを打ち明けられない西条の幼なじみ。

  • 東雲【平祐奈】:恋を探求する文学少女

  • 宿木【馬場ふみか】:人のものを欲しがり、西条に猛アタックする。

の4人。

そのほか、伊東蒼(西条と同じく光が見える女子高生・大洲央)、宮下咲(大洲が憧れる先輩・小笠原)、花岡咲・森日菜美・山田愛奈(宿木の友人?)、田中荘太郎(画廊の店員)なども出演しています。

大学生たちが織りなす爽やな純愛物語。恋する人が光って見えるという設定は現実離れしていますが、心地よい空気の中で物語が淡々と進んでいく感じで、それぞれの気持ちの揺れ動きが表情やセリフでうまく表現されていて、好感が持てました。先日観た「20歳のソウル」と全く違う演技を見せる神尾楓珠をはじめ、西野七瀬平祐奈、馬場ふみかの主要キャストの演技も良かった。効果的に使われていた岡山各地の風景も印象に残りました。