鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

アニメ映画「グリッドマン ユニバース」

休日の朝、アリオ柏にあるTOHOシネマズ柏に行きました。


8時半過ぎの時間帯、まだ朝早いですが、ロビーにはけっこう人がいました。


この日の上映スケジュール。この日は、19作品の上映が行われていました。

この日観るのは「グリッドマン ユニバース」(3月24日(金)公開)。全国151館と中規模での公開です。


上映はこの映画館で一番小さい82+2席のスクリーン4。お客さんは40人くらいは入っていました。これだけ入っているならもう少し大きめのスクリーンで良かったのでは?という気もしました。


(チラシの表裏)

1990年代に放送された特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」を原点とするアニメシリーズ「SSSS.GRIDMAN」と「SSSS.DYNAZENON」がクロスオーバーするオリジナル劇場版アニメで、主要スタッフは、監督:雨宮哲、脚本:長谷川圭一、キャラクターデザイン:坂本勝、アニメーション制作:TRIGGERなど。

 

公式サイトで紹介されているストーリーによれば、

 

都立ツツジ台高校。
放課後の教室で、響裕太は記憶の中にあるはずのグリッドマンをノートに何度も描いては消していた。 かつてこの世界はひとりの少女によって作られ、壊された。 その少女の心を救ったのは、異次元からやってきたハイパーエージェント・グリッドマンと、彼女が作った心を持った怪獣、そして裕太たちであった。

2年生に進級し、六花と別のクラスになった裕太は告白を決意する。 そんな平和になった世界で過ごす彼らの日常は、轟音と共に崩れ始めた。

裕太に訪れる危機の最中、突如現れるグリッドマンは語りかける。
「この世界のバランスが崩れようとしている」

やがて真紅の強竜ダイナレックスや、グリッドマンの協力者である新世紀中学生、そして別世界の住人、麻中蓬たちも裕太の前に次々と現れる。

六花への想いを秘めたまま、裕太の非日常が始まった。

 

・・・というあらすじ。

 

主な登場人物・キャストは、

  • グリッドマン【緑川 光】:普段はジャンク内でしか常駐できないが、裕太と一体化することで、一定時間だけ実体を得ることができるエネルギー体。

  • 響 裕太(ひびき ゆうた)【広瀬 裕也】:都立ツツジ台高等学校の2年B組に在籍する少年。グリッドマンの意識が宿っていた2ヶ月の記憶は失っている。

  • 内海 将(うつみ しょう)【斉藤 壮馬】:裕太のクラスメイト。2年生になって六花と同じF組になる。

  • 宝多 六花(たからだ りっか)【宮本 侑芽】:裕太が恋心を抱いているクラスメイト。2年F組の文化祭の出し物の演劇で、グリッドマンをテーマにした脚本を将とともに執筆する。

  • 麻中 蓬(あさなか よもぎ)【榎木 淳弥】:別次元の世界からツツジ台にやってきた少年。

  • 南 夢芽(みなみ ゆめ)【若山 詩音】:蓬とともにツツジ台にやってきた蓬の彼女。

  • 山中 暦(やまなか こよみ)【梅原 裕一郎】:別次元の世界からツツジ台にやってきた就活中の男性。

  • 飛鳥川 ちせ(あすかがわ ちせ)【安済 知佳】:別次元の世界からツツジ台にやってきた暦の従妹の女子中学生。

  • レックス【濱野 大輝】:5000年の時を経て現代に生き返った青年。ガウマという名だったが、レックスとしてグリッドマンを支援する新世紀中学生の一員となっている。

  • キャリバー【高橋 良輔】:新世紀中学生の1人で、グリッドマンキャリバーに変身する男性。

  • マックス【小西 克幸】:新世紀中学生の1人で、バトルトラクトマックスに変身する男性。

  • ボラー【悠木 碧】:新世紀中学生の1人で、バスターボラーに変身するツインテールの少年。

  • ヴィット【松風 雅也】:新世紀中学生の1人で。スカイヴィッターに変身する男性。

  • 六花ママ【新谷 真弓】:六花の母親。

  • なみこ【三森 すずこ】:六花の友人で同じ2年F組。六花が書く脚本をリアリティがないとダメ出しする。

  • はっす【鬼頭 明里】:六花の友人。裕太と同じ2年B組。

  • ナイト【鈴村 健一】:別次元の世界からやってきたグリッドナイトへの変身能力を持つ男性。

  • 2代目【高橋花林】:別次元の世界からやってきたナイトと行動を共にする眼鏡の女性。

  • 新条 アカネ【上田 麗奈】:この世界を作り上げた創造主的存在。

  • 姫【内田 真礼】:ガウマが5000年前に仕えていた王国の王女。北海道物産展のタラバガニの売り子として現れる。

  • 六花の兄【神永 レオ】:大学生でアパートで一人暮らしをしている。六花がよくアパートに出入りし、彼氏ではと噂になる。

という感じ。

 

ほとんど予備知識なく観たので、ガチのメカバトルものだったのは意外。お客さんの数もそうですし、悪くない映画なんだろうと思いましたが、これは、「SSSS.GRIDMAN」と「SSSS.DYNAZENON」を楽しんだ人のための映画でした。

私のように、「SSSS.GRIDMAN」、「SSSS.DYNAZENON」のいずれも未視聴の初見の人にとっては、裕太や六花などはともかく、グリッドマンツツジ台に現れる怪獣がどうして現れるのかよくわからないまま物語が進んでいって、設定がまったくわからないままに、どんどん異次元の世界から人がやってくるので、終盤になって物語が盛り上がっていくにつれ、わからない部分が増えて逆に面白みが薄れていくような感覚がありました。


なお、入場時に入場者特典をいただきました。監督の雨宮哲書き下ろしボイスドラマ付きイラストカードでした。(裏面のエントリーコードはマスキングしました)