(つづき)夏の道東旅行の3日目午後、13時10分ごろに「道の駅 うとろ・シリエトク」を出発し、知床五湖に向かいます。
まっすぐ直行する予定でしたが、天気が良いので、前日は濃霧で何も見えなかった知床峠からの眺望が見られれば、と思い、国道334号(知床横断道路)を上ります。しかし、途中までは天気もいい感じだったのですが、標高が上がってあとちょっとで峠、というあたりで霧がかかってきます。
道の駅から16kmほど、13時半ごろに知床峠に到着。前日ほど濃くない気はしますが、やはり一面霧でほとんど何も見えませんでした。3分ほどで、国道334号(知床横断道路)を引き返すことに。
ちょっと下りると、霧はすっかり晴れて、見晴らしの良い景色が広がってきました。つくづく残念でした。
さて、北海道道93号(知床公園線)を右折して、知床峠から20km弱、13時50分ごろに「知床五湖フィールドハウス」に到着。なお、駐車料金は500円です。
現地でもらった案内。
ここでの散策コースは3種類。高架木道だけであれば自由に散策できますが、地上遊歩道を歩く小ループ(約1.6km・40分程度)と大ループ(約3km・1時間30分程度)は、1人250円を払って事前に10分ほどのヒグマ対策などのレクチャーを受ける必要があります。
注意事項などを説明する8分ほどのビデオの後、スタッフから最近のヒグマ発生状況などの説明を受け、14時15分ごろ、遊歩道を歩き始めます。
遊歩道の入口。
出発してすぐに、大ループと小ループの分岐点があります。右手の大ループに進みます。
この日はかなり気温が高く、歩いていると汗をかいてきます。
10分ちょっと歩いて、最初の五湖に到着。
知床連山もよく見えて、とても美しい景色です。
さらに遊歩道を進みます。
5分ほどで、次の四湖に到着。
四湖からも知床山がきれいに見えました。
さらに少し進むと、今度は三湖が見えてきます。
さらに三湖の周りをぐるっと回るように遊歩道を進みます。
途中には何か所か、三湖がよく見える場所がありました。
二湖から10分ほど歩いて、三湖の展望台に到着。
さらに10分ほど歩くと、三湖が再びよく見える展望台がありました。
さらに進んでいきます。
三湖の展望台からは15分ほどで、二湖の展望台に到着。
四湖や三湖は湖面に藻らしきものが浮いていましたが、二湖の湖面にはありませんでした。
小ループとの合流地点あたり。ここからも二湖がきれいに見えました。
二湖の展望台から10分ほどで、一湖の展望台に到着。
こちらはかなり水草が浮いています。
さらに少し歩くと、高架木道が見えてきました。
高架木道に上がります。
高架木道に上がると、湖畔展望台です。
湖畔展望台から見た一湖。
湖畔展望台から海の方を見た眺め。
高架木道をさらに進んでいきます。
湖畔展望台から5分ほど歩いて、オコツク展望台へ。
さらに高架木道を進みます。
さらに5分ほどで、連山展望台に到着。
遊歩道を歩き始めてからおよそ1時間15分で、高架木道の出口を出て、散策を終えました。
フィールドハウスの隣にある「知床五湖パークサービスセンター」でひと休み。
家族は軽食売り場へ。券売機で食券を購入すると、自動的に厨房にオーダーが流れる方式です。
鹿肉バーガー(650円)。意外と美味しかったそうです。
15時40分すぎ、知床五湖フィールドハウスを出発。この日の宿の川湯温泉に向かいます。北海道道93号(知床公園線)を戻って、国道334号(知床国道)を右に進み、フィールドハウスから21kmほど走って、16時すぎにオシンコシンの滝の駐車場に到着。ここに車を停めて道沿いの滝まで少し歩きます。
かなり劣化していますが、オシンコシンの滝の案内看板。オシンコシンとは、「そこにエゾマツの群生するところ」を意味するアイヌ語に由来しているそうです。
坂をちょっと上ると、立派な滝が見えてきました。
なかなか圧巻です。
16時15分ごろ、オシンコシンの滝を出発して国道334号(知床国道)をさらに進み、北海道道1115号(摩周湖斜里線)→北海道道805号(札弦停車場水上線)→国道391号(小清水国道→摩周国道)→北海道道52号(屈斜路摩周湖畔線)と約77kmの道のり、途中コンビニで買物をしたりして、17時40分ごろ、この日の宿の「川湯観光ホテル」に到着しました。(つづく)