鷺の停車場

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スキー旅行@野沢温泉①雪の初日

昨年に続き、年明け早々、家族で野沢温泉にスキー旅行に行きました。
ここ数年は1泊2日で行くのがほとんどだったのですが、今年は、うまく休みが工面できて、久しぶり2泊3日で行くことができました。

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野沢温泉スキー場のコース全体はこんな感じです(公式HPのゲレンデマップから)。中央に2本見える赤い二重線がゴンドラ、黒い直線がリフト、緑色の線が初級コース、オレンジ色の線が中級コース、黒い線が上級コースです。

例年と同様に、混み合う前に上のエリアに行けるといいなあと、4時15分ごろに出発。まだ真っ暗の朝早い時間帯、高速道路は順調で、5時前に関越道に、5時45分頃に上信越道に入ります。ガソリンは満タンにして出ましたが、あまり飛ばすと燃費がてきめんに悪化して帰り家まで持たなくなってしまうので、燃費も気にしながら走っていきます。
走っていくうちに、雪が降り始め、信州中野ICからは冬季タイヤ規制のため、係員のタイヤチェックによるちょっとした渋滞もあったりして、豊田飯山ICを抜けたのは7時半前。

インターを降りると、降雪も結構あって、路面にも前の晩から雪が積もっています。

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上の写真は、インターから4キロほど走った飯山市内、伍井野交差点付近の車窓の景色。けっこう雪が降っていて、この辺は除雪してありますが、場所によってはそこそこ積もっている場所もあったりしました。

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8時前に野沢温泉スキー場の第2駐車場(柄沢、上のゲレンデマップの右下端)に到着。近くの駐車場がないペンションなどに宿泊する人が泊まりで駐車しているのでしょうか、20cm近く積もっている車もあります。
写真右手が柄沢ゲレンデ(初級・全長3,000m・最大斜度12゚)、正面左手は、はちまんコース(上級・全長250m・最大斜度35゚)です。 

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スキーブーツに履き替えたりして、8時20分過ぎに柄沢スキーセンターでリフト券を買う行列に並びます。10分ちょっと並んで、3日券(おとな13,000円、こども:中学生以下6,000円)を購入。

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まずは長坂ゴンドラ連絡ペアリフト(431m)に乗って、キツネコース(初級・全長650m)でゴンドラのある長坂ゲレンデに滑り下ります。

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(上の2枚は当日午後に撮った写真)

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長坂ゴンドラ(3,515m)は乗車待ちの行列が下まで延びていて、15分ほど並んでようやく乗車しますが、雪と霧であまりコンディションは良くなさそうな感じ。

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終点のやまびこ駅に着いたのは9時20分ごろ。一度上ノ平ゲレンデ(初級・全長2,000m・最大斜度12゚)を滑ってみると、気温や視界はそこまでひどくはないものの、降る雪が多いため視界が悪く、顔に当たってけっこう辛い。

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ちょっと滑った後、10時ごろに日影ゴンドラ終点の上ノ平駅の隣にある「上ノ平ロッヂ」で休憩。

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子どもはかけうどん(600円だったかな?)で軽食。

休憩後、何度かパラダイスゲレンデ(初級・全長1,200m・最大斜度12゚)を滑りますが、やはり雪が顔に当たって辛いので、あまり長く滑ることができません。

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11時半ごろ、パラダイスゲレンデ下部にある「太郎小屋」で昼食。なお、ここは3軒建物が並んでいますが、真ん中の「ヒュッテ ポパイ」は、2年前のシーズンまでは営業していたものの、今は閉店しています。

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大名かつ丼(1,200円)。丼に納まらなかったのか、なぜか1切れだけカツが上に乗っていました。ゲレ食としてはなかなかの味でした。

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ラーメン(800円)。昔懐かしい醤油ラーメンという感じでまずまず。

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昼食後、お店を出たところのパラダイスゲレンデの様子。相変わらず雪が降り続き辛そうなので、林間コース(初級・全長5,000m・最大斜度10゚)を滑って麓まで下りることに。

日影ゲレンデ(初級・全長600m・最大斜度20゚)を一度滑りますが、日影フォーリフト(523m)のスピードが遅く寒さが身にしみるので、日影トリプルリフト(201m)からクマタカコース(初級・全長1,300m)を通って長坂ゲレンデに移動します。 

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長坂フォーリフト(664m)で長坂ゲレンデ(初級・全長700m・最大斜度15゚)を滑ります。

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ゲレンデをちょっと滑ったところから長坂フォーリフトの降り場を見上げたところ。

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同じ場所から麓を見下ろしたところ。麓なので上部エリアほどパウダーではありませんが、新雪なので雪質は上々です。これで雪が止めばいいのですが・・・。

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長坂ゲレンデの麓の様子。

途中休憩をはさみながら、長坂ゲレンデを何度か滑った後、15時ごろに切り上げ、柄沢連絡コース(初級・全長1,050m)を滑って柄沢の第2駐車場に戻ると、車には15cmくらい雪が積もっていました。後片付けやら車の雪かきをして、15時半過ぎにスキー場を出て宿に向かいました。(つづく

カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎@柏

柏駅東口の「カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎」でお昼を食べました。

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お店は、柏駅東口(または南口)を出て、常磐線の線路沿いに南柏方面に5分ほど歩いたところ、ラーメン店の「AKEBI」が昨年2月により駅近くに移転する前にお店を構えていた場所。店頭にも「AKEBI」の看板の文字の跡も確認できます。

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店頭の看板。

世間的には平日の昼、入ってみるとお客さんはいません。店内はテーブル席が2卓、カウンターが7~8席程度のこじんまりした感じです。

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店内のメニュー。辛さは1~6が選べます。スタッフに聞いてみると、2が中辛、3がしっかりとした辛さ、4が大辛という感じとのこと。

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赤のべっぴん薬膳カリー(950円)。辛さは大辛相当の4、ご飯は大盛り(無料サービス)です。写真の左端にちょっと写っているのは、付け合わせの玉ねぎの酢漬けとマッシュポテト。

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国産チキンと季節野菜入りということですが、チキンは骨付き肉(上の写真の右側)、野菜はブロッコリー(写真の左側)と茄子(写真の手前中央)が入っていました。私的には辛さが先に立つ感じで、辛さ3くらいの方がベターだったかもしれませんが、美味しかった。付け合わせのマッシュポテトも口の辛さを和らげるのにちょうど良い感じ。今度は黒のべっぴんカシミールカリーも食べてみたいと思いました。

他にお客さんがいなかったので、スタッフにお話をお聞きすると、もともと柏で先代のボンベイで修行され、今のボンベイの復活にもかかわられた店主が神田で開いたお店の2号店として地元柏に昨年5月オープンしたお店で、神田のお店は手狭なため、今はこのお店で仕込みをして神田のお店まで持っていっているのだそう。

食後にサービスのコーヒー(デミタスコーヒー)をいただいて、お店を出ました。

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お店を出て店頭の看板の裏側を見ると、神田のカレーグランプリでカレーマイスター賞を受賞とありました。レベルは高いお店だと思いますが、近隣のカレー店と比べると、安めのメニューがないだけかもしれないのですが、基本メニューが950円なので、割高感は否めないところ。ビストロと店名にあるので、普通のカレー店よりちょっと高級な?洒落た?お店というコンセプトなのかもしれませんが、駅からちょっと離れた立地も考えると、もう少し安いメニューがあると、普段使いしやすいような気もしました。

映画「風の谷のナウシカ」

日本テレビの「金曜ロードショー」で、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」を観ました。

風の谷のナウシカ [Blu-ray]

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以前のノーカット放映時に録画して何度も観ている作品、もともと観ようと思っていたわけではないのですが、たまたまテレビを見ていたら始まって、ついつい観てしまいました。結果、2019年の初映画鑑賞になりました。

改めて調べてみると、1984年3月11日公開と、ほぼ35年前の作品なのですね。
昨年はスクリーンでアニメ映画をいくつも観たので、それと比べると、描写の緻密さなど違いを感じる部分も確かにありますが、古さは感じません。おそらくこの時代はほぼ全て手描きだったのでしょうし、(アニメの技術的なことはあまり分かりませんが)その後の画像処理技術の進化を考えると、すごいなあという感想。

あらすじを自然との共生の必要性、戦争の非生産性というテーマが根底に流れる中で、主人公ナウシカの自己犠牲の美しさに心を打たれます。自らの身を投げうって訴え、その人間性の素晴らしさが周りの人を動かしていく展開は、予定調和的だよなあと頭の片隅で思いつつ、最後のクライマックスに近づくにつれ、やはり涙するシーンがいくつもあって、じーんとする終わり方。何度も繰り返し放映されるのも納得です。