鷺の停車場

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夏の神戸・姫路旅行⑥洋食屋で昼食、そして帰路へ

つづき)8月下旬の姫路・神戸旅行の2日目、11時半ちょっと前にかもめりあ(中突堤中央ターミナル)を出て、洋食屋さんでお昼を食べようと、メリケンパークから西元町方面に向かいます。


11時45分ごろに目的地の「洋食の朝日」に到着すると、30人ほどの行列。時間的には余裕があったので、並んで待つことにします。


行列の前の人から、メニューが回ってきました。


数年前のガイドブックには紹介されていたオムライスはなくなっていました。残念。


いかにも街の洋食屋というたたずまい。


土日は定休日で、平日のお昼のみの営業です。


店頭にはメニュー見本が並んでいます。メニューにはあるトンカツがないのは、ビフカツがむしろメインという関西のお土地柄なのでしょう。右上には食べログの百名店のステッカーも貼ってあります。


50分近く並んで、テーブル席に案内されました。とはいえ、30人ほどの行列で、50分で入れるということは、けっこう回転がいいのだろうと思います。


ビフカツ(1,650円)が到着。最初に出されるご飯は、男性か女性かで量が違っていましたが、お替わりは自由とのことでした。


ビフカツ。表面には火が通っていますが、お肉な内部はほとんどレアで、柔らかい食感がたまらなく良かった。人気のほどがうかがえます。


子どもが注文したトンカツ(1,100円)。何切れかビフカツと交換して味見しましたが、関西の人たちの好みかどうかは分かりませんが、こちらも十分美味しかったです。

50分近く並んだことも十分報われる美味しい洋食でした。


お店を出て3~4分歩いて、阪急電鉄花隈駅へ。


1駅だけですが、歩き疲れたので、13時7分発の特急大阪梅田行きに乗って三宮へ。


3分ほどで神戸三宮駅に到着。


まだ帰りの新幹線には時間があるので、三ノ宮の中心部のセンター街を歩いてみます。


奥の方、元町方面に進むと、だんだんと人がまばらになってきます。


さらに進んで、「たちばなセンター街店」へ。


だし汁で食べるたこ焼き、明石焼のお店。帰りの新幹線でのつまみ用に、テイクアウトを注文します。


明石焼を買った後、三ノ宮駅に戻り、コインロッカーに預けていた手荷物を回収して、改札に入ります。


14時7分発の新快速近江塩津行きに乗車し、新大阪に向かいます。

新大阪駅には14時35分ごろに到着。帰りの新幹線には40分以上時間があるので、駅の新幹線改札内でのんびりとお土産などを購入します。


帰りの新幹線は、15時18分発のひかり656号東京行き。ほぼ定刻に出発します。


ひかりは東京までのぞみより25分ほど時間がかかります。最初は空いていましたが、京都、米原岐阜羽島と停車するうちに、かなり席は埋まってきました。


センター街で買ったたこ焼き(1人前650円)を開いてみます。


蓋を開けるとこんな感じ。付いていただし汁をかけていただきました。本当は、アツアツの状態で食べると良かったのだろうと思いますが、通常のたこ焼きと玉子焼きの中間というべきか、あっさり和風なたこ焼きというべきか、通常のたこ焼きとはまた違った味わいで、これはこれで良かった。


定刻の18時5分に品川駅に到着。ここで在来線に乗り換え、無事19時半ごろに家に帰り着くことができました。(おわり)

夏の神戸・姫路旅行⑤旧居留地とメリケンパーク

つづき)8月下旬の姫路・神戸旅行の2日目、前日に泊まった有馬温泉の宿「陶泉 御所坊」を9時15分ごろに出て、神戸電鉄有馬温泉駅に向かいます。


歩いて5分ほどで有馬温泉駅に到着。


改札を進みます。


3両編成のちょっとレトロさも感じる電車。


定刻の8時24分に出発し、4分ほどで有馬口駅に到着。ここで新開地方面に乗り換えます。


9時30分発の新開地行きの普通列車に乗り換えます。


ほぼ定刻の9時40分ごろ、谷上駅に到着。隣のホームに停まっていた神戸市営地下鉄南北線に乗り換え、9時41分に出発。


10分ほどで三宮駅に到着します。


JR三ノ宮駅改札近くのコインロッカーに手荷物を預けてから、駅前に出てみます。


阪急電鉄神戸三宮駅のビル。こんな高層ビルは、神戸では初めて見た気がします。

特に予定は決めていなかったので、何となく旧居留地の方に行ってみることにしました。


神戸市立博物館。見学してみようと思ったら、この日は運悪く休館日でした。


神戸居留地十五番館。国の重要文化財に指定されています。


神戸商船三井ビルディング(奥)とシップ神戸海岸ビル(手前)。


神戸メリケンビル。アメリカ領事館の跡地に建てられたのだそうです。


居留地38番館。


大丸神戸店の壁面には、旧居留地マップもありました。


暑い中散歩してだいぶ汗をかいたので、歩き出して30分ちょっと経った10時半ごろ、涼しい大丸神戸店の店内で少し休憩。


20分ほど休憩した後、再びベイエリア方面に向かいます。途中には中華街で有名な南京町の入口が見えました。


大丸神戸店から10分ちょっと歩いた11時ごろ、メリケンパークの入口が見えました。


メリケンパークの案内図。


メリケンパークの一角には、1995年の阪神・淡路大震災で被害を受けた岸壁が一部保存されています。


岸壁の向かい側には帆船が停泊していました。


さらにメリケンパークを進みます。


神戸海洋博物館・カワサキワールド(右)と神戸ポートタワー(左)。神戸海洋博物館も休館日、ポートタワーは見てのとおり改修中のため休館でした。運が悪い・・・


神戸海援隊の碑。神戸で創業したゼネコンの竹中工務店が創立90周年を記念して1991年に作ったものだそうです。


BE KOBE。2017年に作られたモニュメントで、人気スポットの1つのようです。この日も記念写真を撮ろうとする人たちの行列ができていました。


向かい側にはショッピングモールのモザイクが見えます。


突堤中央ターミナル(かもめりあ)で少し休憩した後、11時半ちょっと前に出発し、洋食屋さんでお昼を食べようと、西元町方面に向かいます。


途中で通りかかった建物、後で調べてみると、タワーマンションのザ・パークハウス神戸タワーで、下の歴史を感じさせる部分は、1900(明治33)年に建てられた旧三菱合資会社神戸支店(後のファミリアホール)だった建物の外郭を一部保存したものだそうです。(つづく

芳野屋

先日、柏のうなぎ店「芳野屋」でうなぎを食べました。


お店は、柏駅東口を出て左手にあるサンサン通りに出てすぐのところにあります。駅徒歩2分という感じでしょうか。

以前は、柏駅東口を出て柏神社脇から延びる銀座通りを400mほど進んだところ、駅から徒歩7~8分ほどの場所にありました。その頃には何度か伺ったことがあるお店。もともとはこの場所にあったお店で、駅前の再開発の関係で2005年6月に移転していたようです。それが一段落して、昨年10月にもとの場所に移転・リニューアルオープンしたということのようです。


移転前は、生蒸し鰻のほかに、一般的な江戸前鰻もありましたが、移転後は生蒸し鰻のみになったようです。値段は、税込み表示になりましたが、実質的には変わっていないようです。


店内は、4人掛けテーブルが4卓、2人掛けテーブルが2卓、カウンターが2席。店内に階段があったので、1階だけでなく2階にも席があるのかもしれません。落ち着いたおしゃれな空間で、コロナ対策でしょうか、とてもゆったりした配置になっています。開店間際の時間で、まだ席には余裕があり、すぐにカウンター席に案内されました。


お品書き。最初のページには、生蒸し鰻の紹介があります。江戸前鰻は、割き→白焼き→蒸し→たれ焼きという作り方ですが、白焼きをせずに、割いた鰻を生のまま蒸すことで、身が柔らかくなり旨味を閉じ込めるのだそう。


生蒸し鰻と一品料理。


ドリンクメニュー。


テイクアウトメニュー。


注文して20分弱で、生むし鰻重(3,960円)が到着。


ご飯の量は、同じ値段で大盛り、普通、小盛りが選べるとのことだったので、大盛りにしてもらいました。


生蒸し鰻。お品書きでの紹介のとおり、身はフワフワと柔らかく、ほどよく脂が落ちて美味でした。とても満足しました。

値段が値段なので頻繁に足を運べるお店ではありませんが、また行ってみたいと思いました。

 

◎炭火焼 活け鰻 芳野屋
千葉県柏市柏2-11-16 芳野ビル1F(Tel:04-7164-0160)
営業時間:11:30~15:00(ラストオーダー14:30)/17:00~21:30(ラストオーダー20:30)
定休日:水曜日