鷺の停車場

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「ガールズ&パンツァー劇場版」「ガールズ&パンツァー最終章 第1話」を観る

映画館で「総集編」を観に行って、「ガールズ&パンツァー劇場版」(2015年11月21日(土)公開)と「ガールズ&パンツァー最終章 第1話」(2017年12月9日(土)公開)も観たくなって、DVDで観てみました。

ガールズ&パンツァー劇場版」の方は、以前、キネマ旬報シアターの音感上映で観て、迫力ある重低音に圧倒されたのですが、それ以来。

テレビのスピーカーではなく、一応アンプを通して観賞したのですが、ホームシアターのような本格的な設備があるわけではないので、音響は映画館とは比較になりません。

それでも、このガルパンのようにエンターテイメント色の強い作品だと、出てくる建物などの風景とか、個々のシーンについて、時に少し映像を戻して確認したりして、家族でわいわい話しながら観るのも、映画館で観るのとはまた違う良さがあって、楽しく観ることができました(シリアスな作品だとまた違うのですけどね)。

改めて観て特に印象的だったのは、テレビアニメでは登場しない継続高校から参加したミカの独自の存在感、それから、プラウダ高校のノンナ、クラーラ、ニーナが隊長のカチューシャを退却させようと我が身(自分が搭乗する戦車)を挺して守る場面、全体の中では単なるエピソードなのですが、個人的には何度見ても涙腺が緩んでしまいます。あと、ボコミュージアムのショーのシーンはやはり爆笑ものでした。

一方、「ガールズ&パンツァー最終章」は、劇場版で描かれた大学選抜チームとの試合の後、生徒会広報の河嶋桃の大学進学危機を戦車道によるAO入試で救おうと、20年ぶりに復活した冬季無限軌道杯に桃を隊長として参加する、というもの。全6話の予定だそうですが、第1話は、冬季無限軌道杯参加までの経緯から、初戦のBC自由学園との試合で事前の偵察が仇となって敗戦必至の大ピンチに陥るものの、何とかそのピンチを脱して態勢を立て直す、というところまでが描かれます。

これも、楽しんで観ることができましたが、試合もさあこれから、というところで終わってしまうので、個人的には欲求不満がたまる終わり方。全6話が完結してからまとめて観た方が自分には良さそうです。