しばらく前になりますが、アイランド食品の袋生ラーメン「銘店伝説」シリーズの「勝浦式坦々麺 江ざわ」を買ってみました。
勝浦にはかなり昔に行ったことがあるような気がしますが、その当時は、坦々麺が勝浦の名物なんて聞いたことがなかったように思います。「江ざわ」はかなり昔からあるお店だそうで、坦々麺も昔からあったようですが、広く知られるようになったのはこと5~6年くらいではないでしょうか。
「醤油ベースのスープに唐辛子、ラー油を絶妙なバランスでブレンド。スープの辛みを程よくつれてくる細麺と玉ねぎの甘みが生み出す味わいのコンビネーションにこだわりました。」と紹介されています。
袋を開けると、スープのタレと細めのウェーブ麺が入っています。
いつも家で作るラーメンと同じように、豚肉と野菜を炒めます。この日は2人分。豚ひき肉とキャベツ、もやし、というのがいつものパターンですが、この日は豚ひき肉が切れていたので、豚こま切れで代用。パッケージ裏面の「作り方」に、玉ねぎとにんにく、豚ひき肉を炒めるとあったので、玉ねぎも追加してみました。紹介文を参考に、しょうゆと辣油、一味唐辛子で軽く味付けして炒めます。
野菜の水分がほどほど抜けしんなりしたあたりで、水とスープのタレを加え、煮立たせればスープの方はでき上がり。
お湯を沸かした鍋で麺が茹で上がったら、盛り付けて完成です。
紹介文にあるように、深い色の醤油ベースのスープにラー油が浮いているビジュアルです。辛さはもちろんありますが、辛みはそれほど強くなく、思ったよりさっぱりした味わいでした。
担々麺といえば、しばらく前、同じくアイランド食品の「銘店伝説」シリーズの東京・大久保のお店「護摩龍」のラーメンを作って食べましたが、こちらは胡麻の風味の効いた本格的な担々麺で、パッケージにあった「地獄の担々麺」「激辛地獄へようこそ…」「濃厚激辛担々麺」という売り文句のとおり、(美味しいですが)かなり辛かったです。勝浦式坦々麺とは、見た目も味も全く違いますね。
また別の日、「銘店伝説」の違うラーメンも食べてみました。
東京・西葛西のスパイス・ラー麺「卍力」(マンリキ)。
「独創的かつクセになる一杯の世界観を再現する為に、複数のスパイスをブレンドした特製スパイスパウダーだけでなく、そのスパイスを受け止められる様に鶏・豚・魚介の入ったスープのバランスにもこだわりました。」と紹介されています。西葛西の本店のほか、秋葉原にも支店があるようです。
中太ウェーブ麺とタレのほかに、スパイスパウダーの袋が入っています。
いつものように野菜を炒めた後に水・タレを入れ、スパイスパウダーも加えて煮立たせます。
黒っぽいビジュアルで、カレーを思わせるようなスパイシーな香りがします。
スパイシーですが、辛さはそれほど激しくはなく、あまりこってりしていないのは個人的に◎。最後まで美味しく食べられました。確かに独創的な味。
実際のお店で食べるのとは全く違うのかもしれませんが、各地の特徴的なラーメンの片鱗を味わうことができるのは、個人的にはけっこう気に入っています。