鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

柏 濃麺や 39名(さくな)

先日、「柏 濃麺や 39名」に行ってみました。

SNSで竹岡式のラーメンのお店が増尾にできたと知って、行ってみたいと思っていました。竹岡式ラーメンといえば、だいぶ前ですが、近くを通る機会があった際に、竹岡式ラーメンの代表格として有名な「梅乃家」に何回か行ったことがあります。麺は乾麺で、そのゆで汁でチャーシューの煮汁を割った黒いスープ、具はチャーシューと刻み玉ネギという、素朴でシンプルなラーメンなのですが、それが何ともいい感じなのです。そのほかにも「竹岡式」とされるラーメン店に3~4軒行ったことがありましたが、最近は食べる機会がなかったので、久しぶりに行ってみたくなったのです。

お店は、県道51号(市川柏線)沿い、県道280号(白井流山線)と交わる逆井3丁目交差点をもう少し松戸方面に進んだところ、リフレッシュプラザ柏のすぐ近くにあります。最寄駅は東武野田線(アーバンパークライン)の増尾駅逆井駅からは徒歩20分以上と、電車→徒歩では行きにくい場所ですが、常磐線南柏駅からリフレッシュプラザ柏方面への東武バスがこの県道を通っており、近くに「土南部小学校」バス停があります。

写真を撮り忘れてしまいましたが、小綺麗な一戸建てのお宅という感じの外観。2階は店主のご自宅になっているのかもしれません。2月7日にオープンしたばかりのお店。

着いたのは土曜日の11時40分すぎ、一組並んでいるお客さんがいました。外に置いてある注文票に記入して、呼ばれるのをしばし待ちます。


5分ほど待って、カウンター席に案内されました。店内は、2人掛けテーブルが4卓、4人掛けテーブルが1卓、カウンターが4卓となっています。テーブルには、七味とコショーが置いてあります。


メニューは、ラーメンとチャーシューメン、Wチャーシューメンの3種類。


トッピングの案内。


「竹岡式」の紹介と麺の量の案内。大盛は並盛の2倍の量です。1.5倍くらいだろうと思って注文票で大ラーメンに○を付けてスタッフに渡してしまいましたが、失敗だったかもしれません。

「竹岡式とは」と題された竹岡式ラーメンの案内には、
「千葉県富津市竹岡発祥のラーメンで、チャーシューの煮汁を麺のゆで汁で割った真っ黒なスープのラーメンです。
諸説ありますが、海から上がった漁師が塩分の補給と身体を暖める為に、味が濃いラーメンを食べるようになったのが始まりだと言われています。
沢山のチャーシューと薬味の玉ねぎが特徴で、勝浦タンタンメンアリランラーメンと並んで千葉県三大ラーメンの一つとされています。」
と紹介されています。


お好みの説明と乾麺、チャーハンの案内。裏メニューとして、本場の竹岡式と同じく乾麺のラーメンも提供されているようです。


こちらはお店の紹介。南房総でお店を営業していたご夫婦が柏に引っ越してきて開いたお店だそうです。


席に座って20分ちょっとして、ラーメン大盛(900円)が到着。並盛よりも一回り大きな器でやってきました。


油が表面に浮いて、こってりしたラーメンかと思いましたが、しょうゆが強いタレなので、それほど重たい感じではありません。中太ちぢれ麺との相性もいいと思います。麺を全部食べられるか心配でしたが、意外に最後まで美味しくいただけました。柔らかい厚切りのチャーシューも美味でした。

近くに竹岡式のラーメンが食べられるお店ができたのは、個人的にはとてもうれしいです。今度はぜひ、半チャーハンや梅乃家のラーメンと同じ乾麺のチャーシューメンも食べてみたいと思います。

 

◎柏 濃麺や 39名(さくな)
千葉県柏市増尾2-3-13(Tel:04-7161-6883)
営業時間:10:00~14:30(ラストオーダー14:00)
定休日:金曜日(臨時休業あり)