鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

ラグビー・ワールドカップ2023を見る②

日本時間の9月9日(金)に開幕した、ラグビー・ワールドカップのフランス大会、現地時間の10月8日(日)で予選プールが終わり、決勝トーナメントに進出する8か国が決まりました。

日本は、格下のチリとの初戦、ほぼ互角のサモアとの3戦目は快勝したものの、格上のイングランドとの2戦目は完敗、同じく格上のアルゼンチンとの最終戦も、後半途中まで小差で追いかける展開でしたが、終盤に突き放されて敗れ、2大会連続の決勝トーナメント進出はなりませんでした。とても残念ですが、地力の差がそのまま結果に表れた形となりました。

これは他のプールでもほぼ同様で、過去2度優勝を果たしているランキング(ワールドカップ開幕直前時点の世界ランキング。以下も同様です)9位のオーストラリアが初めて決勝進出を逃したことを除けば、いずれも、ランキングの上位国が順当に決勝に進出した形となりました。ただ、各プール内の進出順位は必ずしもランキングどおりではなく、プールCではウェールズ(ランキング10位)がプール1位、フィジー(ランキング7位)がプール2位、プールDではイングランド(ランキング8位)がプール1位、アルゼンチン(ランキング6位)がプール2位となりました。

その結果、決勝トーナメントの組み合わせは、次のようになりました(試合開始順)

  1. ウェールズ(プールC1位・ランキング10位)ーアルゼンチン(プールD2位・ランキング6位)

  2. アイルランド(プールB1位・ランキング1位)ーニュージーランド(プールA1位・ランキング4位)

  3. イングランド(プールD1位・ランキング8位)ーフィジー(プールC2位・ランキング7位)

  4. フランス(プールA1位・ランキング3位)ー南アフリカ(プールB2位・ランキング2位)

なお、予選プール終了後に発表された最新の世界ランキングでは、予選プールの結果を反映して、ウェールズは7位、アルゼンチンは8位、イングランドは6位、フィジーは10位、フランスは2位、南アフリカは3位となっています(アイルランド1位、ニュージーランド4位は変わらず)。

いずれの試合も、どちらに転ぶのか予想しにくい組み合わせです。試合は、現地時間の10月14日(土)と15日(日)の夕方~夜、日本時間では10月15日(日)と16日(月)の未明に行われるので、ライブで見るのは難しそうな気がしますが、録画して見てみたいと思います。