鷺の停車場

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春の松本・飛騨旅行⑦高山から帰路へ

つづき)GWの松本・飛騨旅行の3日目、9時ごろに高山グリーンホテルを出発します。


5分ほど走って、高山郵便局近くのコインパーキングに駐車します。ここから少し歩いて、飛騨国分寺へ。


三重塔のところから、境内に入ります。前日にホテルに向かう途中に通りかかって、少し気になっていました。ここで朝市に行っていた家族と合流します。


三重塔は、県の指定文化財に指定されているようです。


本堂。


順路とは逆ですが、門から境内を出ます。


門を出た脇には、願掛けなでさるぼぼ なるものがありました。

9時20分過ぎにコインパーキングを出発、この日は夕方までには帰宅したかったので、基本的には帰るだけの日程です。

来た道を戻るように、国道158号線平湯温泉方面にぐんぐんと上り、10時10分ごろに平湯インターから安房峠道路で長野県へ。中ノ湯を経由して今度は下り坂を下りて、10時半前に沢渡バスターミナル入口を通過し、11時ちょっと前、新島々駅近くのセブンイレブンにトイレ休憩兼買い物に入ります。


すぐそばの新島々駅には松本電鉄アルピコ交通)の電車が停まっていました。松本駅から伸びている路線ですが、昨年8月の大雨で橋梁が被災した影響で、今も松本駅から2駅先の渚駅までは運転見合わせ・代行バス輸送が続いています。


その脇にはバスがずらり。公共交通機関上高地に向かう人は、ここからバスに乗ることになります。

11時すぎに再び出発し、途中ちょっと渋滞するスポットもありましたが、11時半すぎに松本インターから長野道へ。この日も中央道は夕方に渋滞の予想が出ていましたが、まだ早い時間なので何とかなるだろうと、中央道方面に南下することにし、11時50分ごろに岡谷ジャンクションから中央道に入ります。


12時近く、諏訪湖サービスエリア付近では諏訪湖が見えました。

さらに進んで、12時半ごろに双葉ジャンクション、13時ごろに大月ジャンクションを通過。ここまでは順調でしたが、その先はもう渋滞情報が出始めています。

13時すぎに談合坂サービスエリアを通過すると、さっそく渋滞にはまります。7kmほどの距離を30分ほどかけてのろのろ進んで、13時40分ごろ、上野原インターを通過。上野原インターで3車線が2車線に減少するため、その合流地点が渋滞起点になっていました。

そこから相模湖インター手前までは少し流れが良くなりましたが、その先は渋滞の名所である小仏トンネルまで5kmほど渋滞が続き、小仏トンネルに入ったのは14時ごろ。その先は少し流れが良くなって、10分ほどで八王子本線料金所を通過します。


14時15分ごろ、石川パーキングエリアにトイレ休憩と遅めのお昼を買いに入ります。

10分ほどでパーキングエリアを出発すると、国立府中インター前後で再び軽い渋滞にはまり、高井戸インターから首都高に入ったのは14時50分すぎ。渋滞で1時間近く余計に時間がかかった計算になります。首都高は比較的順調で、15時ごろには西新宿ジャンクションを通過、16時ごろに帰宅することができました。

1日目・3日目と天候には恵まれませんでしたが、何より上高地を絶好の天気で見ることができ、松本城や高山も印象的で、かなり満足できる旅行になりました。(おわり)

春の松本・飛騨旅行⑥高山グリーンホテル

つづき)GWの松本・飛騨旅行の2日目、17時10分ごろに高山市街の駐車場を出発し、この日の宿の高山グリーンホテルに向かいます。


古い街並みとは駅を挟んで反対側ですが、車で10分もせずに到着しました。


本館が46室、天領閣が82室、新館の桜凜閣が101室、合計で238室と、前日の平田館とは正反対の大きな宿です。


泊まったのは本館の和室。10畳の和室に踏込が続いています。


大浴場でお風呂に入った後、2階の会食場でブッフェ形式の夕食。写真には誰も写っていませんが、すぐに人でいっぱいになりました。


別料金のドリンクメニュー。


右上は鮎の塩焼き。その下は、郷土料理だという鶏ちゃん焼き。このほかにも様々な料理がありました。味もどの料理も基本的に美味しかったです。


ローストビーフ。ライブキッチン形式で、コックさんが切り分けてくれる形でした。


鮎の変わり揚げとお刺身。刺身はびんちょうまぐろの炙りとタイのようでした。

ブッフェとは別に小さめの飛騨牛ステーキが1人1皿ついていたのですが、写真を撮り忘れてしまいました。


夕食の後は、ホテル内の飛騨物産館でお土産などを買って、部屋に戻りました。


翌朝は、夕食と同じ会食場でブッフェ形式の朝食。


朝食開始の7時ちょうどに行ったので、まだテーブルは開いてましたが、どんどんとお客さんが入ってきました。


朝食も料理の品数が豊富です。左上のオムレツと出し巻き玉子は、ライブキッチン形式でお客さんの注文に合わせてコックさんが焼いてくれました。

朝食後、家族は高山で有名な朝市に先発し、私は、荷物片づけなどの後、9時ごろにホテルを出発しました。(つづく

春の松本・飛騨旅行⑤高山

つづき)GWの松本・飛騨旅行の2日目、上高地バスターミナルからバスに乗って、13時ごろに平湯バスターミナルに到着。トイレなどちょっとした用事を済ませて、13時10分すぎ、平田館の駐車場に停めさせていただいていた家の車で高山市街に向かいます。

前日に続き、再び国道158号線で高山方面へ。


50分ほど走って、14時ごろに高山市街に。高山市営の鍛冶橋駐車場に駐車しようと思っていたのですが、満車だったため、たまたま近くに見つけた、たかやま中央駐車場に停めることに。


駐車料金は1時間300円と、市営駐車場とほぼ同水準でした。


後にホテルでもらった高山のタウンマップ。上の方の網掛けになっているエリアが古い街並みです。

まずは、遅めの昼食に、高山ラーメンを食べてみようとお店に向かいます。


ちょっと道に迷ったりして、14時15分ごろ、やよいそば本店に到着。


店頭のメニュー。店内に入ると、時間が遅いためかお客さんは少なく、すんなりテーブル席に座ることができました。


食券機で食券を購入し、店員さんに渡して到着を待ちます。


5分ほどで、デフォルトの並盛(750円)が到着。表面には脂が浮いている感じで、こってりしているのかと思いきや、あっさりした味わいで、細めのちぢれ麺とよく合います。予想以上に美味しかった。


こちらは家族が食べた小盛(580円)。

14時半すぎ、食べ終えてお店を出ようとしたところで、突然店内が真っ暗に。何だろうと思って外に出ると、近くの信号機も消えていました。この一帯が停電になったようです。2分ほどで復旧しましたが、いったい何が起きたのでしょうか、不思議です。


行神橋から宮川を南方面に望んだところ。前方に見えるのは鍛冶橋です。


少し歩くと、宮川朝市の場所です。


さらに進んで、国道158号線(安川通り)を東方向に少し進み、家族が行きたがっていた「ひだっち さるぼぼSHOP安川店」に入ります。


さるぼぼSHOPを出た後、古い街並みエリアを歩いてみます。


この一帯は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。


通り沿いにあった「飛騨高山まちの体験交流館」に入ってみます。


この日の体験メニュー。


敷地を通り抜けて隣の通りから見た体験交流館。


家族が体験交流館で組紐体験をしている間、私は向かいの「飛騨高山まちの博物館」に行ってみました。


総合案内。


入館時にもらった案内。


民家が移築されて、展示施設として整備されているようです。


入ってすぐのところにまち博の紹介がありました。

中には高山の歴史の紹介や、昔の生活道具、美術工芸品など様々なものが展示されています。


江戸時代に取り壊された高山城の復元模型もありました。


16時ごろ、体験交流館を出て、さらに古い街並みを歩いて、中橋に。


中橋から歩いてきた北方向を望んだところ。前方に見えるのは筏橋。


陣屋前のお店でひと休み。


飛騨牛にぎり寿司は、ここだけでなく、通り沿いの各所にお店がありました。


スタンダードの飛騨牛にぎり寿司3貫(1,000円)。まずまずの味でした。


ひと休みの後、16時15分ごろ、高山陣屋に入ってみます。


高校生以下は無料です。


入場時にもらった案内。現存する唯一の代官所なのだそうです。


玄関の間。


御役所。地位の高い役人が執務した場所。


御用場。地元の役人が執務した場所、今でいう役所の大部屋というところでしょうか。


地元の役人の出勤口。


順路の途中にあった案内図。


中ノ口。邸宅への出入口だったそうです。


土間と台所。


台所の脇には勝手土蔵があります。


御居間。


居間から庭園を望んだところ。


広間。かなり広いです。


御白洲。今でいう裁判所。


陣屋本体に続いて、蔵を順に見て回ります。


ひととおり見て回って、16時半すぎ、建物を出ます。


陣屋を出た後は、古い街並みを行きとは違う通りを通って駐車場に戻ります。


途中の「小島屋」には、テレビアニメ「氷菓」のポスターなどが掲示されていました。


風情のある通りですが、人出のあまりの多さには驚きました。

17時10分ごろ、駐車場を出てこの日の宿に向かいました。(つづく