仕事帰りにTOHOシネマズ日比谷に行きました。
ミッドタウン日比谷から映画館に向かいます。
この日の上映スケジュール。25作品ほどが上映されています。この日観るのは「フラ・フラダンス」(12月3日(金)公開)です。
ゆったりとしたロビー。右手奥に進むとドリンク・フード売り場があります。
さらに進んでスクリーンへ。
上映は98+2席のスクリーン3。入ってみると、お客さんはわずか5人ほど。郊外のシネコンならともかく、都心のこの映画館でこの人数は相当少ない人数だろうと思います。この感じでは、公開2週目で上映打ち切りとなってしまいそうです。
チラシの表裏。
折り込みタイプのチラシの表裏。
チラシの中見開き。
福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称〔フラガール〕を仕事に選んだ新入社員と同期の仲間たち、そして彼女たちを取り巻く人々との絆を描いたオリジナルアニメ映画で、主要スタッフは、総監督:水島精二、監督:綿田慎也、脚本:吉田玲子、キャラクターデザイン:やぐちひろこ、音楽:大島ミチル、制作:BN Picturesなど。
おおまかなあらすじは、
卒業後の進路を決めかねていたいわき市の高校生・夏凪日羽は、スパリゾートハワイアンズのポスターを見たのをきかっけに、震災前に姉の真理がソロダンサーを務めていたダンシングチーム=フラガールに応募することを決める。フラダンス未経験ながら、合格して常盤興産株式会社に入社し、常盤音楽舞踊学院に入学した日羽は、環奈、蘭子、オハナ、しおんの同期とともにレッスンを受け、フラガールへの道を歩み始めるが、初ステージで大失敗をしてしまう。落ち込む日羽たちだったが、次第に絆を深めていき、勧められて出場することになったフラダンスの大会に挑む
・・・というもの。
主な登場人物は、
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滝川 蘭子(たきがわ・らんこ)【富田望生】:日羽の同期。ちょっと太めだが、踊りはパワフルで、同期たちのムードメーカー。
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白沢 しおん(しろさわ・しおん)【陶山恵実里】:日羽の同期。ダンスはうまいが上がり症で笑顔は苦手。フラ女将に憧れている。
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平 和人(たいら・かずと)【山田裕貴】:日羽たちを見守るマネージャー。
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鈴懸 涼太(すずかけ・りょうた)【ディーン・フジオカ】:日羽が恋するメンテナンス部門の先輩社員。姉・真理の同期。
このほか、日和の姉・夏凪真理(なつなぎ・まり)役で早見沙織、真理の同期でダンシングチームのキャプテン・プアラあやめ役で相沢梨紗、副キャプテン・カピリナなずな役で上坂すみれ、幼少期の日和役で東山奈央、日和の両親役で三木眞一郎と中村繪里子、高校時代の日和の親友の小松菜子と七草せり役で奥野香耶と本泉莉奈、ファイヤーナイフダンシングチームのキャプテン役で木村昴などが出演しています。
日和たち新人フラガールの成長、ダンシングチームでソロダンサーを務めていたが震災で亡くなった姉・真理からの自立と別れ、というのがメインのテーマで、そのほかにも、日羽の恋、同期の絆、環奈の親との確執などの要素も盛り込まれ、バランスのとれた作品になっていました。ただ、そのために焦点がボケてしまった感じもあって、もう少し物語の中核に絞って描けば、より刺さる映画になったのでは、ともったいない印象が残ったのは残念でした。
なお、本作はスパリゾートハワイアンズの全面協力を得て制作されたそうで、実物に忠実に描かれた画は、昔行ったときの記憶と全く違いを感じませんでした。舞台裏の楽屋など一般の人が見ることができない部分も、そっくりに描かれているのだと思います。スパリゾートハワイアンズにはたぶん10年近く行っていませんが、久しぶりに行ってみたくなりました。
なお、入場時には、入場者特典のマジッククリアファイルをいただきました。集客によっては、最初の2〜3日、週末のうちに配布終了となってしまうことも多いので、平日にまだもらえたということは、あまり客入りが良くないのだろうと改めて思いました。